第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2024年-

作品No. 3651
近畿ブロック まちづくり部門
作品名
ハーモニースターシゼンチョウセツジリツトシ
ハーモニースター 自然調節自立都市
チーム名
ののらぼ
ののLABO
メイン画像
チームの特徴

個性豊かな中学1〜3年のメンバーで参加しています。

チームメンバー

17

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品中で特に注目して欲しいところは、街の中心にある星形の施設「Harmony Star」です。ワールドのテーマの一つである、「人と自然の調和」のシンボルになっています。駅の正面にある市民広場兼商業施設で、人々が自由に利用し交流できる場です。1階には、本屋や服屋、飲食店などがあります。2階にはカフェやテラスがあり、ゆったりできるようになっています。また、広場には噴水があります。近くにはスポーツ用のコートもあります。正確な星形に仕上げるのが難しかったポイントです。上から見た時に綺麗な星に見えるような構造を作るにかなり苦労しました。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

ワールドのテーマのアイデアやそれにあった建物、コマンドのコードなどを、インターネットを使って調べました。特に、Google Earthを活用しました。シンボルの元となった北海道の五稜郭や近代的な駅など現実の建物を立体的に詳しく見ることもできるので、デザインを考える際には大いに役立ちました。また、市役所にお邪魔して取材も行いました。海の環境問題、防災、ジェンダーについて市が実際に行なっている施策や、それぞれの問題の実態などワールド作りに活かせるさまざまな情報を得ることができました。他に、コマンドについてです。特に、知らないコマンドの構文やfillコマンドなどで使うブロックのIDを調べました。
これらに加え図書館に行ったりなど、色々な手段を使って情報を集めました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

コマンドやメイクコードは、大規模な作業で何度も使用してきました。コマンドを特に使ったのは、シンボルの星形作りです。手動で作るのは難しそうだったので、コマンドで工夫して作成しました。具体的な方法は、防具立ての回転を使い36度ずつの目印を置き、その後目印を星形になるよう結ぶというものです。外側の星も比率を変えて、同じようにして作りました。他には、川づくりや、海面の高さを変える時にも利用しました。メイクコードは、山などの地形作りや、道路などの規則的な模様を作るときに使いました。エージェントの機能では不可能なことや大規模なことはコマンドを使い、ちょっとした整地などは簡単に組めるメイクコードを使う、というふうに使い分けました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

まず、作ってみたい建物やイメージを固めるためにメンバーそれぞれネットで好きに調べ、それを元に時代背景や雰囲気などを含めたワールドの大まかなテーマについて話し合いました。次に、テーマにあった建物やその形、場所などについて話し合い、地図にまとめていきました。例えば、シンボルや役所や旅館、ビルなどの重要なものです。その後、移動の面で考えて、駅を作ることにしました。駅はその後、近所の駅などを参考に作ることにしました。ある程度の建築物の構造や場所が決まった後は、誰がどこを作るか担当を決め。細かい装飾などについては、製作しながら決めていきました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。

作品テーマ、「well beingを実現しよう」を表現するにあたって、多くの人に共通する「幸せ」を0からイメージすることが難しかったので、さまざまなものを参考に作成していきました。フィンランドなどの幸福度の高い国を調べた結果、街中にも自然が多いことがその要因の一つであることがわかったので、建物を緑化したり、道路の傍に木を生やしたりしました。これは、市役所への取材も参考にしていて、SDGsの目標15である森の豊かさも守ろうに着目した表現となっています。また、海に関する施設では、環境について知ることができる水の科学館など作りました。そして、多くの人が利用できる施設になるよう、建物にはユニバーサルデザインを取り入れました。そして心身ともに健康的な暮らしのために、誰もが気軽にスポーツに取り組める施設などもつくり、街に住む多くの人に共通するであろう幸せを提供できるようにしました。