応募作品-2024年-
チームの特徴
信州大学教育学部三和研究室が開催している信大マイクラのメンバーで参加しています。 お互いに顔も名前も知らない,学年や学校もバラバラなメンバーが,週に2日マイクラ上で集まって一緒に遊んでいます。 マイクラカップの予選を突破できれば,地区大会で初めてメンバーが出会えるかも!?
チームメンバー
4名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。
最も注目してみてほしいところは,自分で好きな世界を選べるところです。テーマのWell-beingに合わせてみんなが幸せになれるように,一人ひとりの個性に合わせて場所を選べるようにしました。世界に入るとNPCが好みを聞いてくれます。そして,好みに合わせた場所に連れて行ってくれます。それぞれの場所で幸せになれるように街並みにもこだわりました。ただし,夏休み中に九州の方で地震があったように,日本は地震がよく発生します。災害のニュースを通して,どのようにすれば災害が起こっても幸せにいられるかを考えました。愛ランドの世界でも定期的に地震が発生します。そこで,震災のニュースを通して考えたアイデアを踏まえて,災害時でも幸せに暮らせるような街をつくりました。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。
Well-beingについて,それぞれがインターネットや本で調べてまとめました。また,生成AIを使ってテーマについて聞いてみたりしました。その後に,「幸せ」を表現する建築をそれぞれで作ったうえで,哲学対話という身近なギモンについて対話を通して考える取り組みで「幸せとは何か?」という問いについて,他の信大マイクラのメンバーや大学生と一緒にマインクラフト上で考えました。さらに,筑波大学や江戸川大学,沖縄国際大学で心理学を教えている先生方に通話アプリを使ってオンラインでWell-beingについて教えてもらいました。また,Microsoft Formsでオンラインで実施することができるアンケートを作り,小学生や大学生に「幸せ」に思う時などについて回答をしてもらいました。そして,そのアンケートをもとにみんなが幸せだと思える世界をつくりました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?
地震を発生させる装置として,ピストンを使って確率を計算したものを作りました。確率を操作して,大きな地震が起こる確率と小さな地震が起こる確率を実際の世界に近づけました。さらに,地震が起こると警告音が流れます。その警告音は,音ブロックだと近くにしか聞こえないので,みんなが安全に避難できるようにコマンドブロックでどこにいても警告が聞こえるようにしました。加えて,地震はOnとOFFを切り替えられるようにして,安心して過ごせる時間も作りました。また,世界に来てくれた人にNPCロボットが好みを聞きます。そして,そこでの回答をもとに世界に来た人の好みに合わせた場所に移動させます。このような仕組みをコマンドにより実現しました。また,MakeCodeであるくとブロックが変わるように設定し,効率よく作業を進めました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?
お互いに顔も知らない,学校も学年もバラバラなメンバーで集まっているので,スケジュールの管理に苦労をしました。集まれる時間も限られていたので,みんなで話し合って役割りを分担して進めました。みんなで話し合っているときは,その人なりのできることを考えて,得意なことをいかしてやれることを増やしていきました。また,お盆の期間は一緒にやることが難しかったので,MicrosoftのOne Noteを使ってメモを残したり,ワールドの共有をしたりして工夫しました。また,情報共有のためにマイクラのブラックボードや看板などを活用し,伝言を残したりしました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。
このワールドをつくるのにあたって考えたことは,Well-beingを達成するために,人の個性を大事にすることです。コマンドを活用して自分の好みに合わせた場所に移動できるようにしています。また,この世界では自分で自由に思った通りに過ごすことができます。これはSDGsで言われている「すべての人に健康と福祉を」を実現できる工夫です。この世界ではコマンドブロックを使ったプログラムによって定期的に地震が発生します。そんな世界でもみんなが安全・安心にまた幸せに暮らすことができるように地震安全本部を作り,建物も地震に強いものにしたり,すぐに速報が出るようにしました。これはSDGsで言われている「住み続けられるまちづくりを」を実現できる施設だと思います。