応募作品-2022年-
チームの特徴
マイクラと絵を描くこと、レゴ、読書が好きな小学6年生イシカワタダスミです。立体的にものを考えるのが得意です。
チームメンバー
1名
作品の中で注目して
みてほしいところ

建物のコンセプトを「防災×観光×暮らし」にしたことです。なぜそのようにしたかというと、テラッセオレンジトイという2024年7月に静岡県伊豆市土肥に完成した全国初の津波防災と観光を両立した施設を参考にして作ったからです。僕はそれに暮らしを追加したいと思ったので、公民館(4 -30 143)や児童館(9 -30 207)を作りました。公民館ではDIG(9 -29 137)などが行われていて、地域の人の集う場として機能しています。屋上にある帆船の模型は観光施設としてほかの地域の人も集まる場所です。2階の温泉(47 -31 137)は避難時のお風呂にもなります。3階にあるのが非常食レストランです。普段から使っている公民館と観光施設が避難時にも使えます。また、1階にはマルシェ(49 -42 181)やキッチンカー、バスケットコートなどの簡易的なものを置くことで津波の時には、何もない状態にできます。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

自然エネルギーだけで機能する天然トイレを普及させる取り組みをしているナンバーグループ株式会社という会社の人に実際にお話を伺いに行きました。また、実際にハザードマップを作るためのDIGを見学させてもらい、防災に詳しい人にお話を伺いました。DIGとは災害(disaster)創造(imagination)ゲーム(game)の頭文字をとったもので、災害時の避難の方法や道のり、危険な場所などが記されている地図を地域の人で協力して作るゲームのことです。テラッセオレンジトイにも、実際に行って説明書きなどを読みました。7月30日に実際に起きたカムチャツカ半島付近での地震の津波が来た時にテラッセオレンジトイが避難所として稼働したというニュースを見ました。地域の防災訓練にも参加して講義を聞きました。
どのようなことを調べたか

地域の人と観光客が一緒に避難をする施設のため、安全を守るために避難所の見回りをする必要があります。また、物資の配送やごみの回収などが重労働で人員不足になるため、見回りと配送、ごみの回収をエージェントに行わせることにしました(20 -30 129)。エージェントは足元のカーペットの色で動きを変えて施設の中を巡回しています。海側には津波が来た時に土嚢のようなものが上に上がり一時的に波を止めることができるようにするために、オブザーバーとピストンを使った仕掛けがあります(96 -42 217)。津波時には使えませんが水流エレベーター(-2 -42 177)などもあります。建築をするときにはストラクチャーブロックなどを使ってコピーしたり、メイクコードでブロックを指定した範囲に置くことができるようにすることで、大きな建物を効率よく作ることができました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか

Canvaというソフトを使って、初めにアイデアだしをしました。そこから、見学に行きたいところを決め、テラッセオレンジトイとナンバーグループ株式会社とDIGをやろうとしていた公民館に行きました。そこで分かったことをまとめて、自分の創造などで考えを広げて、建物の形をまず紙に描いてからマインクラフトで作っていきました。アイデアの中でプログラミングで表すことができるのは、災害時に避難所の見回りと配送をするエージェントと水を感知して上に上がる土嚢のようなものだと思ったので、メイクコードとレッドストーン回路で作りました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか

避難所での避難生活で困ることはトイレと冷暖房と言われています。そこで取り入れたのが天然トイレと床下パイプ(公民館等の床の下)です。天然トイレ(67 -36 141)は①太陽光パネルで発電②井戸から給水③浄化槽で排水④鉛蓄電池から給電⑤貯水槽で水量をコントロール⑥LPガスでの発電というように、災害時でも機能することができます。公民館や児童館の床の下に水が流れるパイプを設置することにより、暑いときは井戸水、寒いときには温泉の水を流すことで、避難時でも冷暖房に困ることなくすごすことができます。人工芝(37 -30 167)の部分は、災害時にはペットの避難所になります。1階部分の柱は、テラッセオレンジトイを参考にし、津波が来ても、水があたるときの衝撃を逃がすようになっています。ドローンの離発着所(71 -25 211)は、災害時に、ほかの避難所との物資の受け渡しなどをします。
THUMBNAIL

MAP
