応募作品-2022年-
チームの特徴
浦和マイクラ部@CoderDojoUrawaに集まった小学校2年生〜6年生のマインクラフトクリエーター達です。
チームメンバー
9名
作品の中で注目して
みてほしいところ

私たちの作品で一番注目して見てほしいのは、山や海、川、平地などいろいろな自然の地形があるところです。
そして、人が住む場所にも市街地や郊外だけでなく、歴史的な建物があるエリアやリゾート地など、いろいろな種類を取り入れています。
それぞれの場所でどんな災害が起こるかに合わせて、みんなで考えた災害に強い仕組みを作っているのがポイントです。
たとえば、ダムで水害を防いだり、山沿いには土砂崩れをふせぐ壁を作ったりしています。
また、大きなもの(ダムや道路)はみんなで協力して作りました。建物やエリアごとは担当の人が違うので、デザインも工夫もさまざまで、カッコよさやかわいさがうまく混じっているのが自慢です。
さらに、災害の仕組みにはプログラミングやレッドストーンを使っています。たとえば画面がゆれ動く地震体験装置や、落雷や津波の発生など、ワクワクするようなギミックを作っています。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

私たちが住んでいるさいたま市には、市の職員の方が防災について教えてくれる「出前講座」という制度があります。
今年は、Minecraftカップのテーマにぴったりな「考えてみよう!地域の防災まちづくり」という講座があったので、メンターに申し込んでもらいました。
講座では、災害の怖さや、特に地震がどれほど危ないか、またその危険をどうやって減らすかについて教わりました。
さらに「防災まちづくり情報マップ」を使って、自分たちの住む地域の危ない場所などを実際に調べました。
また、埼玉県鴻巣市にある「埼玉県防災学習センター」にも行き、起震車を使った地震体験や、煙体験、消火器の使い方など、実際に体験しながら防災について学びました。
特に地震体験で体験した地震のはげしさは、ワールド内の地震体験装置や免震装置の動作や仕組みづくりに活かしています。
どのようなことを調べたか

私たちは、プログラミングやレッドストーンを使い、災害を体験できる仕組み作りに挑戦しました。
コマンドブロック、レッドストーンリピーター、アーマースタンド、MakeCodeを使い、津波や地震、免震構造、落雷、土砂災害などをワールド内で再現しました。
たとえば津波は、プレイヤーが離れると止まってしまう問題を、tickingareaコマンドで範囲を広げることで解決し、どこからでも津波が進むようにできました。
落雷は、コマンドブロックだけではランダムな場所に発生させられなかったため、MakeCodeを使って実現しました。
免震構造は、fillコマンドによる表現では動作が遅かったので、cloneコマンドで位置をずらした建物を連続して配置し、スムーズに揺れているように見せました。
こうした工夫を通じて、プログラミングの楽しさや難しさ、工夫することの大切さを学びました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか

まず、私たちは、どのようなスケジュールでテーマについて調べたり、ワールドを作ったりするかを、みんなで話し合って決めました。
次に、ワールドを作る前に、それぞれのメンバーが得意なことややりたいことを活かせるように、「どんな建物や場所を作るのか」「誰がどれを担当するのか」「作る場所はどこにするか」などをしっかり話し合いました。
ダムや道路のように、みんなで力を合わせて一つのものを作ったこともありました。また、建物やエリアごとに担当を決めて、それぞれが分担して作ることもしました。
作業は、オンラインで集まって進めたり、さいたま市の浦和コミュニティセンターに実際に集まって進めたりしました。個別のワールドで作った建物などは、ストラクチャーブロックでデータを保存し、みんなのワールドに取り込むことで、全員で一つのワールドを完成させました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか

私たちは「未曾有の災害から人類を守れ!レジリエンスを備えたまちづくり」というテーマに合わせて、ワールドのさまざまな場所に防災の工夫を取り入れました。津波対策として海岸に大きな堤防を作り、ダムは洪水防止だけでなく、水力と風力発電ができるので停電にも備えています。また、出前講座で教わった「道幅4m以上」のアドバイスを活かし、一般道路は9m、高速道路は21mと広くして救援活動がしやすい設計です。学校には、地震に強い免震ゴムを使い、さらに円形にすることで津波にも流されにくい避難場所となっています。
高層ビルには、屋上に災害時に使えるトイレなど大事な設備を用意しました。ビーチは、災害に負けない明るく可愛らしいデザインに仕上げました。
Minecraftならではの「浮いている家」も作りました。家の形が卵型なので壊れにくく、空中に浮いるので地震や津波などほとんどの災害に強い家になっています。
THUMBNAIL

MAP
