works 応募作品-2025年-

作品No. 5168
中国ブロック まちづくり部門
作品名
ぼくらのたけのこたわー
ぼくらのタケノコタワー
チーム名
しものせきえんとれ
下関エントレ
メイン画像
チームの特徴

ロボットプログラミング教室「Endo IT トレーニング」に通う小学生のチーム 第6回大会に参加したメンバーに新たに2名加わってパワーアップして参加

チームメンバー

6

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

僕たちのグループは、「タケノコタワー」の形にこだわって作りました。この形を選んだ理由は、熊本県にあるドーム型建築物に泊まったチームメイトが、熊本地震のときも被害をほとんど受けなかったことから災害に強い形だと教えてくれたからです。詳しく調べると、アーチ型にすると力が分散して壊れにくいということもわかったのでこの形を取り入れました。それだけでなく、タケノコタワーは、強い風が吹いてもコアンダ効果という仕組みで、風がうまく流れていくので、台風にも強いです。 タケノコタワーを作るときに、ブロックを一つ間違えると、全部がずれてしまってうまくいかなくなるので、何回もやり直して苦労しました。 他にも災害時の復旧に備えて、幅の広い道路をつくったり、道路の橋脚を頑丈にするなどの工夫をしました。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

ぼくたちは「Plotz Modeller」という円や楕円の設計図をつくれるウェブサイトを使って、タケノコの形をした「タケノコタワー」を作りました。設計するときには、みんなが持ってきたマインクラフトの建築ガイドブックなどを見ながら、コマンドやアイデアを参考にし、チーム全員で工夫して協力しました。 夏休みには、地盤工学会が開いた小学生向けの防災イベントに参加しました。そこでは、土砂災害が起こるしくみや、被害を減らす「減災」の大切さについて学ぶことができました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

MakeCodeを使うと、家のコピーや整地がとても効率よくできて、作業がスムーズに進みました。タケノコタワーは、側面の一部を作ってコピーすることで、短時間で完成させることができました。

川が増水したときに自動で動く防水壁もレッドストーンで作りました。自然の変化に対応できる仕組みを自分たちで考えて形にできたのは、とても達成感がありました。

コマンドブロックでは、連続してパーティクルを表示させることで、見た目にも楽しい演出を工夫しました。知らない機能が多くて不安もありましたが、みんなと協力して乗りこえることができました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

始めのころは、計画をきちんと立てることができず、ゲームのように楽しんでしまい、それぞれが「かっこいいもの」を自由につくることに時間を使っていました。 しかし、先生から「レジリエンスな街づくり」について考えるように言われたことで、自分たちの計画があいまいで、ただ作りたいものを作っているだけだと気づきました。 そこで、平日は夜8時から1時間オンラインで集まり、土日は予定が合うメンバー同士で公共施設に集まって話し合いながら作業を進めるようにしました。 それでも、友だちの作品を勝手に壊してしまったり、話し合いがうまくできずにトラブルになることもありました。でも、「ここはこうした方がいいと思う」といった意見を交わすことで、だんだんと計画性をもって進める力がついてきました。役割を分けたり、期限を決めたりして、誰かが困ったときにはお互いに手伝いながら、少しずつ協力し合えるようになりました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

僕たちの街では、地震や大雨など、突然の災害に備えてさまざまな設備や仕組みを整えています。一つ目は、川が氾濫しそうなときに使える「防水壁」です。普段は低くなっていますが、スイッチを押すと壁がせり上がり、住民が安全に避難する時間を確保できます。二つ目は、町の中心にある「タケノコタワー」を含め、公園のような広い敷地を何カ所か用意していることです。また、土砂災害について学んだので、桜の木を植えているところは、全面的に地すべりを防止するためコンクリートで固めています。