応募作品-2025年-

チームの特徴
葵高校コンピュータ部の1,2年生13人と共に、部活動の取り組みで参加しています‼ 13人という大人数でそれぞれ足りないところを補って建築しています。
チームメンバー
13名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で特に注目してほしいのは、建物の外観や各区画の景色です。私たちは13人という大人数で活動に取り組んでおり、細部まで丁寧に作り込まれた建築もあれば、大胆で迫力のある建物もあり、区画ごとに個性豊かな建築を楽しむことができます。また、復興を意識した建物づくりにも力を入れており、地震などの揺れに強く、入手しやすい木材を主に使用することで、現実的かつ再現性の高い構造を目指しました。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

まず、災害の被害規模を把握するために過去の災害の被害者数を調べたところ、直接的な死者よりも災害関連死の方が多いことが分かりました。そこで、被害の軽減だけでなく、災害関連死を減らすことも意識しました。また、「災害に強いまち」とは何かを調べる中で、2つの意味があることを知りました。1つは、同じ災害が起きても被害を出さないまち。もう1つは、被害が出ても地域の人々が助け合い、乗り越えていけるまちです。この2つの視点を踏まえ、災害に備えつつ、人と人のつながりを大切にしたまちづくりを目指しました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

被災者の仮設住居をすぐに立てられるコマンドを作ろうとした際にはcloneコマンドを利用して少しずつ家が建っていくようアニメーションを作りました。また山や道路などの地形づくりのような単調で繰り返しの多い作業には、MakeCodeを活用して自動化し、作業時間を大幅に短縮しました。また、レットストーンを用いて秘密のシェルターの扉を作ったり、同じ建物を複数配置する場面では、ストラクチャーブロックを使って建物を保存・複製し、統一感のある街並みをスムーズに作り上げました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

活動のはじめには、メンバーそれぞれの得意なことや苦手なことを話し合い、役割分担を決めました。次に、町の構造とテーマをどう表現するかを検討するため、インターネットや図書室を活用して情報を集め、取り組み方を整理しました。そのうえで、マップを4つのエリアに分け、各エリアにふさわしい建物や建築様式を話し合いながら決定しました。最後に、各自の予定や学校行事を確認し、無理なく進められるようスケジュールを作成しました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

防災の面では、既存のテトラポットや擁壁、植栽などを再現し、実際の対策を意識した構造を作りました。さらに、マイクラならではの発想を活かし、地面をスライムにして衝撃を吸収する装置や、波を押し出して津波の勢いを弱める装置など、独自の防災設備も考案しました。復興の面では、仮設住宅やテントを一瞬で設置できる装置を作成し、迅速な対応を再現しました。また、人々が安心して集まれるよう、交流施設や広場なども多数設置し、復興後の地域のつながりを意識した街づくりを行いました。