応募作品-2025年-

チームの特徴
私たちは大阪府島本町を拠点とする子ども向けプログラミング教室「半熟ラボ」のメンバーで結成されたチームです。ScratchやMinecraftを活用して、子どもたちが“自分のアイデアをカタチにする力”を育むことを目指しています。 今回のマイクラカップでは、主に小学3年生から6年生のメンバーが中心となり、話し合いから設計・建築まで主体的に取り組んでいます。設計図づくりや役割分担も子どもたち自身で行い、互いの意見を尊重しながら協力する姿勢を大切にしています。 また、チームには日頃からマイクラの建築を楽しんでいるメンバーや、Scratchでオリジナル作品を作ることが得意なメンバー、発表資料をまとめるのが得意なメンバーなど、多様な個性が集まっています。 最高のチームです!!
チームメンバー
6名
作った建物の中で工夫したところはどこですか?

ぼくたちは、地上にある「スカイテレポートビル」から、空にある「ひなんじょ」へにげられるしくみを作りました。
とくに、テレポートする場所は、1人しか入れないくらいの小さなへやにして、ちょっと「近未来(みらい)」っぽいデザインにしてみました。
それから、地上ではじしんがあったあとみたいな町を作って、3Dプリンターでたてものを作っているようすを表現しました。
そのちかくにはちかのシェルターも作って、レッドストーン回ろ(レッドストーン回路)でドアがしまるようにしました。ひなんできる場所として、安心してすごせるように工夫しました。
そして、空のひなんじょの中にはきんきゅうたいさく本部も作りました。じっさいの町にあるような場所をイメージして、なるべく本物っぽく見えるようにがんばって作りました。
災害や防災、レジリエンスについてどのように調べましたか?

ぼくたちは、インターネットで「災害」「防災」「レジリエンス」について調べました。まずは言葉の意味をしらべたり、実際の地震や台風のニュースを見たりしました。そのあと、「どうすれば安全ににげられるか」「レジリエンスのあるまちってどんなまち?」と、自分たちでクイズを作って出し合ったり、マインクラフトカップのワークシートにそって意見をまとめたりしました。こたえを調べるだけでなく、自分たちで問いを作って話しあったことで、くふうする力もつきました。
レッドストーン回路やMakeCodeなど、
動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

ぼくたちは、レッドストーン回路を使って、スカイテレポートビルやちかシェルターのドアがあけしめできるようにしました。「ひなんのときにすぐ入れて、しっかりしまるドアにしたいね」と話し合いながら、レバーやボタンの場所も自分たちで考えました。
メイクコードでは、じしんなどのさいがいがあったときに、すぐにたてものを作れるようなプログラムにちょうせんしました。何回もためして、ブロックの高さやひろさをかえたり、みためがきれいになるように工夫しました。
どちらもとてもむずかしくて、何回も失敗しましたが、あきらめずにチームで話し合って作り上げました。「本当にこんなしくみがあったら、たすかる人がいるかもね!」と話しながら、さいごまで力を合わせてがんばりました。
スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

ぼくたちは、はじめにどんなまちにするか、マイクラカップのワークシートをつかってアイデアを出し合いました。6月には3回、話し合いや調べ学習をして、そこからどんなけいかくで作っていくか、チームでしっかり話しました。どうやって試していくかもみんなで決めて、けんちくに入る前に「まずはこれを作ってみよう」とテストをしてから進めました。それと、スケジュールのかんりには少しだけAIもつかってみました!どの回で何をするか、ちゃんとメモをとって、なるべく計画どおりに進められるようにがんばりました。むずかしかったけど、さいごまでチームで協力して完成させることができました。
ワールドで表現した防災技術・レジリエンスは何ですか?

ぼくたちは、じしんなどの大きなさいがいがあったあとでも、町をできるだけはやく元にもどせるように、建築用の3Dプリンターをワールドの中に作りました。このプリンターは、ブロックをどんどん出して、じどうではやくたてものを作ることができるマシンです。町の中にあることで、人の手だけではむずかしい大きな建物も、すばやくたてられるようになります。こうしたしくみがあれば、たくさんの人が住む場所をうしなったときでも、すぐに生活がもどってこられると思いました。これがぼくたちの考えた技術をつかったレジリエンスです。