応募作品-2025年-

チームの特徴
野々池中学校科学部の中から9人で参加します! プログラミングや建築力など様々な分野を得意とする人が集まっています! 特に去年参加した時の改善策として前もって地図などを作成して計画性も向上させました
チームメンバー
6名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

僕たちのワールドで最も注目して欲しいところは、災害予測塔です。この建物は災害が発生したとき、即座に感知し、街全体に避難指示を出すことができます。また、この建物はとても目立ちやすく、さらに一階には避難所が併設されているため、避難場所がわからない人でも災害に巻き込まれにくくなります。また、一階の避難所は普段教会としても活用されています。これにより復興時、教会が希望の光となり、街全体の士気が下がりにくくなっています。さらに、このワールドで最も強固に作られているため、復興時や戦争時に司令部としても活用できます。他にも、展望台からは街が一望できるため、全体の復興の進捗を即座に確認することができます。このワールドを作る際に最も苦労したことは巨大な建築物を作ることです。なぜなら巨大な建築物は普通の建築物を拡大しただけでは歪になってしまったり拡大率を合わせないと全体のバランスが悪くなるからです。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

企業で街づくりに携わっている吉田さんから、災害に強く災害関連死を減らす街づくりを教わりました。例えば、よく避難所に指定されることがある学校を、少し標高が高い場所に作ることで津波に飲み込まれにくくすることができることを学びました。他にも、道が壊れていると解体作業用や建設用の重機が通れず、著しく復興作業が遅くなることがわかったので、道幅を多く設けたり、しなりやすく頑丈な道路にしました。また、災害で家族が死んで精神的ショックに陥り死んでしまったり、一人になり孤独死してしまうケースがとても多いことを知ったので、普段からたくさんコミュニケーションを取れ、災害時にも既存のコミュニティを保てるように工夫しました。他にも、人と防災未来センターの池端さんや南さんから洪水が発生する要因となる水が川に流れ込むことで、天然の排水路となることや、公共交通機関の中では地下鉄が強いことを知り、ワールドに取り入れました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

最初に、整地をしやすくするためのコマンドを作りました。例えば、石の斧を持ったとき半径3ブロックを空気に変換するコマンドや土に変換するコマンドです。このようなコマンドを使うことにより、とても素早く、自然に近い地形を生成することができました。また、fillコマンドを使うことで巨大建築の壁や床作成、道路作成がとても簡単に行うことができました。しかし、fillコマンドだと向きが限定されてしまったり、規模が大きいせいで制御しにくく、稀に建築物を壊してしまうということがありました。他にも、ストラクチャーブロックを使ってたくさん配置しなければならない場合や同じ建設物を複製する場合に活用しました。また、エージェントを使うことで、人力ではほぼ不可能な球の作成を自動で行うことができました。このように、僕たちは去年はできなかったことにも挑戦し、プログラミングを活用することができました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

ワールドの地図を作るとき、お互いに何を作りたいか話し合いトレードオフを行いました。僕たちはまずワールド中央に市役所を作りました。その後、主要な道をメンバー全員で作りました。また、北東区域、北西区域、南東区域、南西区域の4区域に分け制作を進めていきました。他にも、持つだけで整地できる装置を作ったり、簡単に水が張れる装置などを作り、効率よく作業を進められるようにしました。前回の制作ではエージェントやコマンドを悪用し、荒らしを行う人がいたため、今回はエージェントやコマンドなどのルールを定めました。他にも、互いに進捗状況をよく確認して助けて合うことで、一つの区域が遅れてしまうという事態を防ぎました。さらに、前回は全体的にぐちゃぐちゃになってしまったため今回は区域別に役割を決めて制作を行いました。これにより、ワールド内でのテーマが伝わりやすくなりました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

大きめの建物(老人ホームや工場など)では、とても強力で大きな免震構造を作りました。また、建物を面が台形の建築にすることで潰れにくくなっています。他にも、津波を対策するために、半円型の堤防を建築しました。これにより、迫る波が半円に添うことで波が陸地に行かずに海へ戻っていく仕組みになっています。他にも、老人ホームの上にヘリポートを作ることで、災害時に自衛隊の救助ヘリが着陸しやすく、救助が捗ると考え作りました。他にも街灯を置くことで暗い場所を減らし犯罪を減らしています。また、バイオマス発電にすることで災害により発生した廃材を電力に変化させることができます。さらに、水力発電を行うことで津波を電力に変化させることができます。他にも防災グッズの販売店を作ることで日頃から防災について考えられやすくなります。