works 応募作品-2025年-

作品No. 5562
近畿ブロック まちづくり部門
作品名
スリーエレメントシティげんそでうごくかんきょうぼうさいこうりゅうのしゃかい
3Element City 〜元素で動く環境・防災・交流の社会〜
チーム名
ちーずかずしうむ
チーズカズシウム
メイン画像
チームの特徴

牛乳を振るとチーズになるように、私たちは振っても振ってもばらけない団結力が強いチームです。チームのリーダーの名前とチーズに含まれているカルシウムの名前をかけカズシウムとしました。 コマンドやレッドストーン、建築など幅広い分野で活躍できるチームです。

チームメンバー

7

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

最も注目して欲しく、苦労したところはワールドの中心に位置する六角形の建物です。この建物は、まず手作業で作った後ストラクチャーブロックでコピーを行ったので、元の建物を作るのに時間がかかりました。元の建物ができた後も3つを並べて、地下、地上、空中に設置したい場所に設置するのは難しかったです。一度設置する場所を間違えてしまい削除するのに苦労したので、その後の作業ではとても緊張しました。空中の階の天井を床としたガラスドームは、コマンドを使用して作れる形ではなかったのでメンバー同士で話し合いを重ねて、試行錯誤しながら完成させました。
内部には、オフィスや避難所、発電施設、水族館などエンタメと仕事、災害対策の設備が整っています。避難所は、普段広場として使用し、災害が起こった時は近くの防災倉庫の中にあるものを使って避難することができます。かまどベンチも設置してあるため、災害時でも調理ができます。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

私たちは、6月20日に人と防災未来センターに訪問し、そこで、阪神淡路大震災のときの様子や、災害対策について学びました。私たちの中学校の立地や校区のハザードマップを見て、どのような災害に気をつければいいのかを調べることができました。
さらに、企業で街づくりに携わっている吉田さんに、コミュニティについてや、高齢者・障害者が置かれている環境のお話を伺い、老人ホームや、障害者が暮らす場所は集められる場合が多く、近所の方などと離れた不安などが募って、亡くなってしまうケースがあることを教わりました。
そのことを防ぐためにスウェーデンでは、老人ホームや、障害がある人のための施設がコミュニティの一部になっている場所ということを教えていただき、私たちのワールドでも取り入れることにしました。ワールドの中心にある六角形の建物の中には、オフィスやカフェなど色々な人が集まることのできる環境をつくりました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

プログラミングは、理想的な地形を作成する際に使いました。まず、ベースとなる建物の一階を協力して作成し中央の六角形の地下の階を作るために、ストラクチャーブロックを使い建物を複製したり、地形を削除したりして地面を削りました。削ったことによって、1人で建物を建築することができるので、作業時間が大幅に短縮され他の部分に時間を割くことができたので、良かったです。
レッドストーン回路は、エレベーターや、避難壕、レールを動かす時に使いました。避難壕は、クロック回路を使って石製造機で作った石をピストンで押し上げることで、石の壁を生成することが可能になりました。これで、どこかの壁が欠けてしまっても、自動で修復することができるので、安全性が増します。スムーズに動くと便利なのですが、回路をうまく繋げ、動くようにすることは難しかったです。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

ワールドの建築を始める前に、全員でどのような街を作りたいかについて一週間ほど意見を出し合い、話し合いました。お互いしっかりとした意見があったため、たくさんの斬新且つ良い意見が出ました。六角形の建物にすると決まるまでに、今回の三つの小さなテーマである環境、災害、争いで優先することや、どの形が地震の揺れに強いのか、その中で作りやすい形はどれなのかを調べるため、時間をかけて取り組みました。もともとは、その六角形の建物の中で一つの街を作り、完結させる予定でしたが、レジリエンスという言葉を生かすにはたくさんの違う分野の施設を建てることによって、災害時に柔軟に対応できるのではないかと感じました。ですが、土地が圧倒的に足りず、もう一つ六角形を増やしました。それでも土地があまり足りなかったため、建物の外でも建築を始めましたが初めの段階で現実味を持って、計画を立てていれば良かったと思いました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

中央のシンボルとなる巨大な建物にハニカム構造を採用しました。ハニカム構造とは、ハチの巣の構造の様に六角形を隙間なく並べた形で、一方向からの揺れに非常に強いです。災害から身を守るためには、強い建物を作ることが大切だと考え、六角柱の建物にしました。さらに、エネルギーを自分たちで作って生活していけるように、雨水で発電できる仕組みと、水素を利用して発電できる仕組みを作りました。雨が降ると雨水が、発電する所まで送られて発電ができます。自然の力を使っているため、環境に優しく、災害時にも安定してエネルギーを供給することができます。水素発電の仕組みもあるため、環境も守ることができます。レジリエンスの点では、水のタンクを地下の深いところにつくり、地震などで崩れても、人々の住んでいるところには影響が出ないような作りにしました。争いのない街を表現するために地域の人との繋がりが増える共有スペースも複数作りました。