works 応募作品-2025年-

作品No. 5610
中国ブロック まちづくり部門
作品名
てんくうにあるへいわのまちひかり
~天空にある平和の街~ Hikari
チーム名
コーダードージョーヒカリ
CoderDojo 光
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チームの特徴

CoderDojo 光 の中からやりたい人が集まりました。頑張ります!

チームメンバー

6

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

「浮島」です。大会の作品テーマの中にある、未曾有とは「今まで一度も起きたことのないこと」と言う意味と考えました。この想像もつかない災害から人類守るために私たちは陸地をうかせました。これにより、土砂災害や地震、津波などの影響をほぼ防ぐことができるになっています。一番苦労したのは今回のもう一つのテーマである「レジリエンス」についてです。「レジリエンス」とは日本語で「どんな困難があっても諦めず立ち上がる力」と言う意味があります。これをマイクラで再現することがとても難しかったです。そこで、復興用の資材を製造する施設、保管する倉庫を作り、すぐに復興作業に取り掛かれる体制を取り、迅速な復旧・復興を実現しています。さらに、災害発生時には防災庁舎からの指示で「空飛ぶ移動手段」を使用した救助を行います。これにより、万が一建物が崩れていても迅速な救助が可能となっています。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

現在のわたしたちが住んでいる街の取り組みをベースに考えたいと思っていたため、今回は山口県光市にある防災庁舎に行き話を聞きました。また、防災士とリスクマネージャーの資格を持つ方からも話を聞きました。防災庁舎では災害時に河川の水位や降水量、避難所の混雑状況がわかり、そして非常時の食料や水、毛布などを備蓄できる倉庫がそなわっていました。これをマイクラで再現することにより、未曾有の災害に耐えれるように工夫しました。また、何らかの要因によって地上の河川から水がなくなってしまっても、海水から水を吸い上げ、それを新時代のろ過・煮沸技術を活用することで、水道から出てくる水と変わりない水を作る事ができる未来を想像し、この島に取り入れてみました。また、空に浮かぶ島にしたのも、地震や津波、土砂災害などの影響を受けにくくしたため、安心して暮らせる街となりました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

空に浮かぶ街を作るときにMakeCodeで自分の座標からxz共に-10から+10の範囲、高さを-60から自分の座標までを+240以降にコピーするプログラム、そしてコピーしたあとに出現する水を空気ブロックに置き換えるプログラムを使用し、効率よく作業を進めました。次に、警報システムをさらに強化し、災害の重度に応じてレベル別に警報を発表するシステムは、この島にいる全住民に目と耳で災害の発生がわかるようにし、迅速な避難に役立てています。島の中心にある環状交差点には、進入時に注意するよう呼びかけるシステムを作りました。そして、地上から島に行くとき用のコマンドエレベーターを作りました。まるで島に吸い込まれていくような、神秘的な演出をしたかったため、テレポートコマンドではなく、エフェクトコマンドの浮遊と落下速度低下を活用し、単調に見えないように工夫しました。

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

今回のテーマにどのような意味があるのか調べました。次にワールドのおおまかな構成について一人ずつ意見を出し合い、まとめました。その中から最も支持の多かった案を今回のワールドの大きなベースとなるテーマとして決め、そこから具体的なテーマや施設を決めていきました。話し合いを進める中で実際に防災庁舎を見学し、職員の方に質問などを行い、参考にできることと改善するべきことを考えて、良いと感じたところはそのまま活かし、改善するべきと感じたところは今はない未来技術を想像して創り出した改善案をワールドに盛り込み実現しました。またワールド制作時にもオンラインで行いましたが、何か足りないことがあればそのつど確認し、すぐに調べて新たな意見を出し、すぐにワールドに反映させるようにしました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

空に浮かぶの平和の街。空中にあることで水害や地震とは縁遠い街をつくりました。それでも工場や人間の活動などによって増えた空気中の二酸化炭素により災害が増えてきています。防災士やリスクマネージャーの未曾有に対する考え方をヒントに、可能性を一つでも減らすまちづくりを考え、システムに組み込みました。その一つが、海水浄化システムです。現在地球温暖化による海面上昇や、ダムの水が不足するという現象が発生しています。これを対策するために、海水を未来の技術によって浄化し農業用水や飲料水にも使えるようにした為、水不足だけでなく、海面上昇も対策でき一石二鳥です。そして、レジリエンス」を実現するまちづくりとして、復旧・復興の資材を自ら作り出せる工場の整備や、物資を半永久的に保存することのできる倉庫、警報システムそして空中に浮いた街ことによって既知・未知の災害のリスクを極限まで防ぎ、災害を減らす工夫を行っています。