イベントレポート
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東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホールにてマイクラワークショップ 能登「門前の記憶と未来」体験会を開催しました
3月12日に、東京大学本郷キャンパス 情報学環・福武ホールにて「災害デジタルアーカイブの最前線 2026 ── ロングタイムとリアルタイム|コミュニケーションとコンバージェンス ──」が開催されました。
その中で、Minecraftカップ運営事務局では、石川県能登町で実施したワークショップ「門前の記憶と未来」の体験会を実施。
能登・門前地域で子どもたちとともに取り組んだワークショップをもとに制作された、“未来のまち”を表現したMinecraft作品を自由に体験いただきました。
当日は、データアーカイブに関心のある研究者、学生、一般来場者など約70名にご参加いただき、災害の記憶や地域の物語を次世代にどのようにつないでいくか、を考える機会となりました。

デジタルアーカイブを「伝わる形」にするために
シンポジウムの中では、アーカイブされたデータを子どもたちへどのように伝えていくかという視点にも注目が集まりました。
また、Minecraftのようなツールを活用しながら、楽しく、主体的に地域の記憶に触れられる形にしていくことの重要性についてもお話がありました。

来場者からは、
・子どもたちに地域の記憶や災害のことを、どう伝えたら良いか課題感を持っている
・マイクラの活用方法に大きな可能性を感じた
といった声があり、デジタルアーカイブと子どもの創造的な表現をつなぐ取り組みへの関心の高さが伺えました。
記憶を残すだけでなく、未来を対話するためのアーカイブへ
今回の体験会を通じて、デジタルアーカイブは単に過去の記録を保存するためだけのものではなく、地域の記憶を起点に、子どもたちと一緒に未来のまちを考えるための「対話の基盤」にもなり得ることを感じました。
被災地域の復興を考えるとき、必要なのは大人だけの議論ではなく、これからの地域を担う子どもたちの視点を丁寧に受け止めることではないでしょうか。
Minecraftを活用した「門前の記憶と未来」は、地域の物語を次世代へつなぎながら、未来のまちづくりを考える新しい実践として、今後も広がっていく可能性を感じさせる体験会となりました。
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主催・共催:東京大学情報学環 メディア・コンテンツ総合研究機構、株式会社QUICK
協力:デジタルものづくり協議会、石川県、NHK、日テレ共創ラボ、読売新聞社、岩手日報社、大分合同新聞社