第6回 Minecraftカップ

【マイクラ化学実験シリーズ④】Minecraftで氷爆弾をつくる方法

参加者からの質問や相談が多かった技術的な内容について、本記事で紹介していきます。

以下の注意事項を読んでから取り組んでみてください。

※本記事で紹介するサイトやサービスは公式アプリではございません。

※以下の手順は、執筆時点の情報としてご参考ください。

※紹介しているアプリケーションによって生じた一切の問題や損害に対して責任を負うことができません。

※紹介している手順におけるやり方で不具合等が出た場合、個別のご相談をお受けすることができません。

元素ブロックについて

こちらの記事でも紹介しましたが、教育版マインクラフトには、普通のマインクラフトとは違い、化学要素が追加されています。

本記事では氷爆弾のつくり方を紹介します。

今回使用する元素ブロックは1番のH(水素)ブロックと6番のC(炭素)ブロック、8番のO(酸素)ブロック、11番のNa(ナトリウム)ブロックです。

この4つの元素ブロックを使って氷爆弾をつくっていきましょう!

必要な素材

氷爆弾をつくるのに必要な素材は以下の通りです。

H(水素)ブロック:3個

C(炭素)ブロック:2個

O(酸素)ブロック:2個

Na(ナトリウム)ブロック:1個

氷爆弾のつくり方

まずは氷爆弾をつくるのに必要な酢酸ナトリウムをつくります。

酢酸ナトリウムをつくるのに必要な素材は、H(水素)ブロックが3個、C(炭素)ブロックが2個、O(酸素)ブロックが1個、Na(ナトリウム)ブロックが1個です。

画像のように、これらの素材を化合物作成器にセットすると、酢酸ナトリウムをつくることができます。

酢酸ナトリウムをつくり終えたら、実験テーブルを用意してください。

そして、実験テーブル内で以下の画像のように酢酸ナトリウムをセットすると、氷爆弾ができました!

氷爆弾を使うと水を凍らせることができます。

実際につくって、試してみましょう!

酢酸ナトリウムについて

なぜ酢酸ナトリウムを使うと氷爆弾ができるのでしょうか?

酢酸ナトリウムは、液体の状態から固体の状態へ変化する特殊な物質です。通常は液体ですが、刺激を与えると固まり、氷のような結晶になります。

教育版マインクラフトで氷爆弾を使うと、酢酸ナトリウムが空気中に放出されます。この物質が空気に触れると、急速に結晶化して水を氷に変えるのです。

実はこの現象は、自然界でも観察されます。例えば、「凍雨」と呼ばれる現象があります。これは、雨粒が地面に触れた瞬間に凍結する現象です。

マインクラフトのなかでは安全ですが、実際に酢酸ナトリウムを扱う際は必ず先生や保護者の方と一緒に実験を行ってください!

もっと詳しく知りたい人は、図書館で本を借りたりインターネットで調べてみてください!

いごに

今回紹介したアイテム以外にも、教育版マインクラフトでは元素ブロックを活用することで化学の知識を学ぶことができます。

今後も作品づくりサポート記事でほかのアイテムのつくり方も紹介していきます。

教育版マインクラフトをきっかけに、みなさんの興味関心を広げていきましょう!

マイクラ化学実験シリーズ

<執筆:三國 陸真>

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