第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1889
近畿ブロック
作品名
ELECTRIC CITY
チーム名
もっちー
もっちー
メイン画像
チームの特徴

チームメンバー

1

最も注目してほしいところは隕石を使った磁力発電です。
巨大なコイルの中心を、磁力を持った隕石が通ることによって発電ができる仕組みです。隕石落下の衝撃を和らげるための工夫として、ソウルサンドの上に水を張って上昇水流を作りました。
隕石を落とすプログラムを作るときの座標の位置を合わせることに苦労しました。プログラムの作成中に座標を間違えてしまい隕石がビルの中を突っ切ってビルが崩壊してしまい修正するのが大変でした。なのでバックアップを取って間違えてもすぐにやり直せるようにして少しずつ座標を合わせて完成させました。
隕石が落下したら空気を巻き込みながら水の中に入って水面が元にもどるような動きをすると想像してプログラミングでそれを表現するように工夫しました。前のバージョン、1.19ではエージェントの読み込み範囲制限が半径130ブロックだったので、読み込まれるよう高さを調整していました。

原子力や化石燃料に頼らないクリーンエネルギーを利用した発電と、災害に備えた設備をもとに、「誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会」を表現しました。
SDGsの目標は【7】と【11】を取り入れています。
クリーン発電施設として磁力発電、雷発電、風力発電、太陽光発電、水力発電を作りました。特に雷を利用した発電「雷電池」は雷の膨大なエネルギーを利用して、町中の消費電力の1.4年分の電力を蓄えることができます。また、磁力発電では宇宙ゴミの解消も視野に入れています。
自然災害が起こっても住み続けられるまちにするために、学校の体育館の下にシェルターを作ったり、移動式のクリニックやスーパーを作ったりして災害時に備えています。
移動式の施設は、自分で動くことが困難な人々のために商品やサービスを届けることができ、「誰もが」暮らしやすい社会のために貢献しています。

最近、地球温暖化のせいでゲリラ豪雨が多くなり、雷が増えています。僕はこの自然現象である「雷」を電力に出来たらいいのにと思いました。
そこで、雷はどのくらいの電力を持っているのかをインターネットで調べると、仮に電圧を1億V、電流を20万Aとして計算すると、たった一回の雷で200億kw、東京電力が供給できる電気を1日に3850万kwだとすると、単純計算で1.4年分にも相当する大きな電力だとわかりました。
僕は、たった一瞬の自然現象がこんなにも膨大なエネルギーを持っていることに驚きました。そしてそのエネルギーを、みんなの生活を安全で豊かにするために利用できるよう、今も日々研究されていることにわくわくしました。
ワールドでは、研究開発が進み雷を蓄電池にため込んで必要な分を変電して供給出来る様子を表現しました。
他にもマイクラカップで配布されていた資料も参考にしました。

一人での参加なのですべて自分で作らなくてはいけませんでした。
なのでまずは整地や建築にかかる時間を出来る限り短縮したいと思い、fillコマンドを使おうとしました。しかしブロックIDを調べるのに手間がかかったり、コマンドを打ち間違いしたりするので、自動でコマンドを実行してくれるツールをMAKECODEで作りました。 MAKECODEでは円や線もあっという間に作れるので、作業をかなり短縮できました。
また演出にもプログラムを使いました。磁力発電の隕石を落とすプログラムでは、コピーをするコードを使って繰り返しを行うことで、空から隕石が落ちてくるような表現に成功しました。この部分は筒状になっている空間に座標をしっかり合わせないといけなかったため、何度もズレてしまい苦労しました。
他にも、チャットを受け取ってプログラムを開始することが出来るので、消防署の地震体験にも使っています。

公式で配布されていた「みんなのワークブック」を使って、作品づくりの流れを確認し、どのような作品を作るのかを考えました。
ワーク形式で進められたので自分のアイデアや意見をまとめることができました。
作業時間は、普段マイクラをして遊んでいた時間をワールドづくりに使いました。
エリア1,エリア2などに分けて、完成させる日を決めて進めました。
途中飽きてしまったり、だらけてしまった時は、家族に声をかけてもらって完成させる日に間に合うよう協力してもらいました。

MAKE CODE
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