応募作品-2023年-
チームの特徴
個人参加です。 マイクラ大好きで、特にプログラミングなどコマンドが得意です。
チームメンバー
1名
僕が得意なプログラミングで作った街全体です。
工夫したところは街の中の建物や道路、ダムなどを建設する作業は効率化するためMakeCodeを使っています。
また、去年作ったワールドの中からお気に入りの建物をストラクチャーブロックで移したことです。
タービンの制御はコマンドで、動きがあるところはレッドストーン回路を、トマトやメダカはアドオンで追加しました。
苦労した点は、水力発電をするためのアーチ式ダムに適した地形を探すところで、シード値から徹底的に探しました。
地形にこだわったのは、京都、奈良にある8か所のダムに行き、フィールドワークをしたこと、ダムについての本や黒部ダムについてのテレビ番組を見て実際のダムづくりにも長い時間とたくさんの人が命がけで築き上げてきたということを知ったからです。
また実際に見たアーチ式ダムは美しく他の人に見てもらえるようにワールドの中に作りました。
今年のテーマ、「誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会」を表現するため、僕は3つの目標全部を達成することでみんなを助けたい、誰も取り残したくないと思いました。
7,エネルギーをみんなにそしてクリーンにするために、できるだけCO2を出さない水力発電、太陽光発電を使い分けることで電気を無駄づかいしないようにしました。
11,住み続けられるまちづくりはまず人が集まって楽しく暮らせることを一番に考え、「7」で作った水力発電のダムで治水をして、災害に強い街ということにしました。
最後に5,ジェンダー平等を実現するために、議会を作りました。この議会には赤ちゃんからすべての年代の人が参加しています。赤ちゃん議員は赤ちゃんらしく泣いたり遊んだりするのが仕事です。またAI議員を参加させることで性別に関係なく、みんなの意見を集められると考えました。
本やネットで調べ、現地まで連れて行ってもらい、家族や専門家の人に話を聞きました。
例えば、ダムカードをもらいに行ったときに管理をされている人が奈良県の川上村のダムを紹介してくださり、家族で出かけました。
川上村の森と水の源流館で水源地や自然遺産、元からそこにあるものを守っていく大切さを知りました。
滋賀県でアクアポニックスという養殖と水耕栽培を一緒にされている農場ではMLGsについても教えてもらいました。
マイクラカップのワークショップで行った積水ハウスさんの展示場ではZEHについてお話を聞きました。
遠くに住んでいる曾祖母は近くにお店がなく、車の運転もできないので家まで来てくれる移動販売車を利用しています。買い物をしている様子をおじさんがビデオで送ってくれました。自分で選んで買い物をするのはとても楽しそうだったので、僕の作った街には移動販売車が来ています。
今回の街の中で特に大きな建造物になった、ダムや円形の議場、集合住宅、東西南北に走る道路、整地などはMakeCodeを使っています。
アーチ式ダムは図書館で借りてきた本と実物の写真を見比べて、きれいなアーチに見えるように工夫しました。
ダムから桜バイオームまでの道は緩やかなカーブになるように、道路は京都の碁盤の目のような道にしています。
整地して、石ブロックが表面に出てきたときは指定範囲の中で、石ブロックだけを土ブロックに置き換えて緑の多い街になっています。
別ワールドからの建物の移すのはストラクチャーブロックを、発電所でタービンが回る様子はコマンドを、動きのあるものはレッドストーン回路を使っています。
メダカやトマト、水素自動車、赤ちゃん議員はBlockbenchで作ったアドオンで追加しました。
今年の大会のテーマが発表になる前から、もしSDGsがテーマで何個かの目標があったら、すべてのテーマが達成できるようにしたいと思っていました。
テーマ発表後、まずクリーンなエネルギーについて考えることから始めました。
風力発電も候補に入りましたが、僕の家からでも見に行きやすいダムについて調べることにしました。
ダムについて調べていくうちに、日本の地形とダムの相性が良いことやエネルギー交換効率が高いこと、CO2の排出量が少ないこと、純国産エネルギーであることがわかり、ダムを中心にクリーンエネルギーを表現することにしました。
夏休みに入ったら、時間をかけてワールドを作る予定でしたが、ダムについて調べ出すとどんどん新しいことが出てきて実際の作業に入れたのは8月に入ってからです。
効率よく作業するためにプログラミングには助けられました。