応募作品-2023年-
チームの特徴
通信制高校であるルネサンス高等学校の部活動です。部員は全員オンライン上でやり取りを行い活動しています。
チームメンバー
9名
作品の中で最も注目てみてほしいところは街並みです。
複数の班に分かれて制作を行ったのですが、共通のテーマやコンセプトの元に統一感を出すべく班員同士で話し合いを行ったり、班の枠組みを超えた調整なども行いながら何をつくるかの計画立案や、建物のデザイン、区画の整備、細部の装飾まで、制作チーム個々人の得意不得意を考慮した制作進行を行いました。このまちの街並みは、もれなく全ての部員の努力の集大成と言えるでしょう。
制作の中で、特に苦労・工夫を行った点として挙げられるのは、サーバーの負荷問題への対処です。ショッピングモールの内装デザインにおいて、デザインの追求の結果額縁や防具立ての多用によりワールド負荷が大きくなり、制作に支障が出るメンバーも表れました。そのためこれ以上負荷のかからないデザインの採用や、支障が出るメンバーをショッピングモールから遠い場所への制作に充てるなどの工夫を行い対処しました。
作品テーマをワールド上で表現するにあたり、「持続可能」と「誰もが暮らしやすい」の二点に大別して方針を決定しました。
「持続可能」を実現するにあたり、SDGs7にあるようなエネルギー生産と消費の工夫をまちに反映させる工夫をしました。まちを山がちな、水力発電と風力発電に適した立地に作ることで、再生可能エネルギーを用いる仕組みにしています。また、バイオマス発電にも注目しました。木々などの自然が多くある地域の街なので、建材や家具などの材料に木材を積極的に用いて、その生物ごみを発電に回し、カーボンニュートラルを目指す仕組みを作っています。
「誰もが暮らしやすい」を実現するにあたり、SDGs5とSDGs11の目標に機会均等の観点からアプローチしました。職場近くの託児施設や混浴浴場など、性別に関係なく子育てや労働ができる点や、まちの各所にユニバーサルデザインを用いている点にそれが表れています。
SDG'sの各目標を文献で調べるのみならず、実際に足を運び調査しました。
5について、公衆トイレの男性用にはベビースペースが無い事がわかりました。これは男女の育児参加機会に格差を生むものであるため、男性用トイレにも必要であると感じ、ベビースペースを男性用トイレにも作りました。
また、7については環境負荷が小さい持続可能な発電手段の活用や、カーボンニュートラルを実現するバイオマス発電に着目し、これらを行える環境への考察や、これらをより有効に活用する手段を見つけ、積極的に取り入れる工夫をしました。
11を達成するうえで、誰もが安全で快適に暮らし続けられるようどのような工夫が施され、問題を解決しているのかを調べ、それらを参考に作品のテーマや制作計画を立て、病院や銭湯やダム、ショッピングモールといった問題解決案を反映できるような施設を考え出して各班に分かれて建設しました。
信号機を再現するために、コマンドブロックで(/setblock X Y Z ブロックの名前)を使用しました。
土ブロックを草ブロックに変えるためにfillコマンドで(/fill X Y Z X Y Z 草ブロック replace 土ブロック)を活用しました。
ショッピングモールではエレベーターを再現するために(/tp @a[r=範囲] X Y Z)を活用しました
ストラクチャーコマンドを活用して、他の場所に住宅を建ててよい建物を厳選して移設したり
道路を整備するためにストラクチャーブロックを使用しました。
作品を作る上で15人前後の部員を3つの班に分かれてSDG'sについてインターネットで調べて話し合い、各チームがそれぞれ意見を出して、部長を中心に意見をまとめて製作期間内に終わるようそれぞれの班で協力して製作しました。
制作にあたっては建築範囲をあらかじめ決めて、その範囲内で建築しました。
また、人手が足りない時には、チーム編成を見直したりして臨機応変に対応しました。
その結果、部員一人一人の負担が軽減しました。