応募作品-2024年-
チームの特徴
山形県の探究教室ESTEMの米沢校に通う生徒3人でチームを組んで挑戦しています。 米沢市に住む小学6年生2人と小学5年生1人。
チームメンバー
3名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。
まち全体を通るジェットコースターです。このジェットコースターに乗ると、まち全体を見渡すことができます。一度レッドストーン回路を作っていたところがデータが壊れてしまい、作り直しになってしまったので大変でした。レッドストーン回路のところにある感圧版を踏むと自動で進むようになっています。感圧版を踏むときだけ作動するようになっているので、省エネルギーで観光を楽しむことができます。
まち全体でいろんな人が安心して暮らせるというところも注目してほしいです。多様性をイメージして、七色のガラスが出入り口のところにあったり、和風建築や洋風建築などをまぜてつくっています。また、点字ブロックもあり、点字ブロックの下には光源ブロックが入っており、通る人が安心できるようになっています。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。
まず、Well-beingの世界幸福度ランキングを、インターネットで調べました。幸福度上位の国と下位の国について、なぜランキングが高いのか低いのかを調べてみました。最下位だったアフガニスタンについて調べてみると、ひどくなったテロ問題や貧しさなどの問題があるそうです。一方で、ランキング上位のフィンランドでは教育や子どもに力を入れたり、安全と感じられる社会や自然が身近にあるそうです。
そこで、自然を多く取り入れてみたり、無償で学校に行けたり、娯楽施設があったり、畑で安定して食べ物が作られていたりするようにしました。
日本についても調べてみましたが、日本は生活の豊かさが感じられないそうです。そこで、このまちでは住んでいる人が遊んだり温泉に入ったりDIYをしたり、自由に遊べるようにしました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?
最初にコマンドで土地を広げるところから始めていきました。街ができていってからは自動開閉式の扉や、エレベーター、テレポートコマンドを利用した駅などにレッドストーンやコマンドブロックを使っていきました。遊園地にレッドストーン回路をスライムブロックと組み合わせてトランポリンを作ったりもしました。エージェントは、土地を広げる際に使ったり、遊園地のウォータースライダーにのる際のテレポートにも使いました。
駅のメロディや、改札を通るときの効果音を出すときに音ブロックもつかいました。
コマンドを使うことで、まちに暮らしている人が楽に不自由なく暮らせるというところと、建築時間の短縮を実現しました。例えば駅のピーン・ポーンという音は、目の悪い人も安心して駅を使うための誘導です。
また、畑では歩くと発電されるセンサーの仕組みを作っており、再生可能エネルギーで作物に光を当てて育てられるようにしています。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?
まず5月の3週間目ごろから、試作を始めました。6月4週目までに完成させていこうとしましたが、完成させることはできませんでした。そこで、7月中から8月の2週間目までに完成させようと改めて考えていきました。しかし、また1週間ほど遅れてしまい、8月の3週間目で完成しました。
最初に、作っていく施設(公園と浄化施設、川、住宅地、学校、工場、商店街、駅)や地形を話し合って決めました。3人でまずとりくむ施設を決め、終わった人は次の施設を選んで進めていくという流れで進めていきました。また、施設を作って街を作り上げていく中で足りないものも見えてきたので、その都度話し合い、追加していきました。追加した施設は、畑や運動場、丘の上に登る登山道です。
それぞれ作るときにも、アイデアを出す人、マイクラの豆知識を活かす人、コマンドを使う人でそれぞれアドバイスをしながら助け合い進めていきました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。
住宅街エリアのビジネスホテルTNTでは、一つ一つが違う部屋になっていて、マインクラフトの様々なバイオームをイメージして作られています。バイオームがそれぞれ違うように、一人一人が様々な個性を持っていることを、バイオームをイメージした部屋で表現しました。また、畑では、人や物の音で発電しており、さらに日照センサーでライトが起動するようになっていて、できるだけ再生可能エネルギーでさらにエネルギーの無駄遣いをなくすように心がけているのと、新しい技術の開発を行っています。SDGsの目標では、先ほどのライトや部屋などは、7の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」や、10の「人や国の不平等をなくそう」、11の「住み続けられるまちづくりを」などを取り入れました。