第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2024年-

作品No. 4323
沖縄ブロック たてもの部門
作品名
みらいによりそうえこごみしょりじょう
未来に寄り添うECOごみ処理場
チーム名
わたる
wataru
メイン画像
チームの特徴

小学6年生の男子1名のチームです。ゆいまーるクラフターのメンバーです。

チームメンバー

1

作った建物の中で工夫したところはどこですか?

作った建物の中で工夫したところはどこですか?

 工夫したところは2つです。
 工夫1は機構の仕組みです。この建物にはボタンが一つとレバーが二つあり、その三つで全ての作業ができます。一つ目のオレンジ色のボタンで、準備として防具立てを召喚します。次に紫色のレバーで、半径100m圏内のごみ(アイテム)を全て回収しながら、木、石、その他のアイテムに分別し、チェストへ保管します。次に金色のレバーで、その他のごみ(アイテム)を焼却エリアへ送り、溶岩で焼却します。焼却のときに出た煙をバイオ菌が食べ、それで出たガスによってタービンを回し、発電します。チェストに集まった木と石は、リサイクル回収する人が運びやすいように外へ運び出されます。
 工夫2は、分かりやすさです。会場のお客さんがごみ処理場を見学しやすいように、ガラス張りを多くして、手順がわかるように施設内に看板を立てました。皆さんぜひごみをばらまいて、装置を動かしてみてください。

未来の技術や万博についてどのように調べましたか?

未来の技術や万博についてどのように調べましたか?

 沖縄県西原町にある「西原浄化センター」でメタンガスから発電する方法を学ぶ講座に参加しました。
 下水や汚泥を処理するときに発生するメタンガスを使い、発電する新しい技術を学びました。
 この技術は未来で必要な技術だと思うし、汚水やごみにも、将来の世界を良くする役割があるのだと感じました。
 それで、ごみ処理施設に、海を守ったり、陸を守ったり、発電したりする機能を付けようと考えました。
 そして、ごみ処理の方法を自動化して、リサイクルしたり、処理から新しいエネルギーを生み出したりする技術を作りました。
 万博のことはテレビで少し見たくらいしか知らなかったので、マイクラカップのホームページからリンクされている大阪万博のページで勉強しました。
 未来の技術を使って地球の課題を解決すると、SDGsを達成することができるので、新しい技術をみんなで考えることが大阪万博の目標だと思いました。

レッドストーン回路やMakeCodeなど、
動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

レッドストーン回路やMakeCodeなど、動きや仕組みや仕掛けに挑戦しましたか?

 コマンドブロックとレッドストーンを使って、仕掛けを作りました。コマンドブロックを使ったところは、3つあります。
 1つ目は、防具立てを召喚するところです、ここでは、防具立てを召喚するための"summon"コマンドと、アイテムがテレポート先の防具立てを判別するための"tag"コマンドを使っています。
 2つ目は、落ちているアイテムを所定の防具立てにテレポートさせるための"テレポートコマンド"です。
 3つ目は、アイテムを上に上げるために、ドロッパーに連続でレッドストーン信号を与える仕掛けを作るために、レッドストーンブロックを出したり消したりする"fill"コマンドを使っています。

スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

スケジュールや作っていく計画を立てましたか?

 自分はまちづくり部門にも参加しています。2つの部門作業を同時に進めるため、最初に部門の優先順位を決めました。そうすることで、どちらもあいまいな完成度にならないと思ったからです。
 優先順位は、①まちづくり部門、②たてもの部門です。理由は、まちづくり部門はみんながいないとできないことが多いからです。たてもの部門の作業は、みんながそろっていない時、あるいは、いいアイディアが出て来そうになった時に、集中してたてもの部門の作業をしました。
 作業の優先順位も決めました。
 今回自分が作ったパビリオンは、まちづくり部門で作った施設を移し、改造して、さらに機能を増やしたものです。まちづくり部門では海中にある施設ですが、これを①芝生の上に移し、その後②機能を決める(設計)、次に③装置が正常に動くか検証する(建築・修正)、最後に、④見学しやすいパビリオンにする(仕上げ)の順序で作業しました。

パビリオンの中に表現した未来の技術は何ですか?

パビリオンの中に表現した未来の技術は何ですか?

 自分の建物の未来の技術は「ごみを自動的に分別、焼却し、新しい力をうむ技術」です。この技術のテーマは「自然との共生のための技術」です。
 SDGsの目標の中で、7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに、9:産業と技術革新の基盤をつくろう、12:つくる責任つかう責任、を解決するための技術です。
 ごみ処理の新しい技術で、処理をしながら、クリーンなエネルギーを効率的に生み出すことができる施設を作りました。ボタンをレバーを押すだけで、ごみを回収、分別、リサイクル、クリーンエネルギーを生み出す、という技術です。
 自然を守って、人に必要なエネルギーも生み出したらいいと考えました。