応募作品-2022年-
チームの特徴
名護市立大宮中学校の有志メンバーで参加しています。
チームメンバー
5名
作品の中で注目してほしいところは3つあります。1つ目は建物のリアリティを目指すために凹凸感を工夫したところです。凹凸をつけたことで光の当たり具合や影ができてより建物らしくなるようになったと思います。2つ目は水族館の照明です。美ら海水族館では,生き物たちが自然に暮らしているような雰囲気をお客さんに見てもらうためできるだけ太陽の陽の光を取り入れ、深海のコーナーでは暗くても生き物の様子がわかるよう工夫していることを学びました。それを再現しようとしたところです。3つ目は夜の景色です。昼だけでなく夜も楽しめるように照明にも工夫しました。
私たちの地元、沖縄県名護市は海に囲まれ、北東には自然豊かで昨年世界自然遺産に登録されたヤンバルの山々があります。そこで、まずはこの自然豊かな名護市を再現し、ここに住む人や観光などで訪れた人が自然と触れ合うためにどんな場所をつくったらいいかを考えました。そして、考えた施設を市街地の周りに総合公園として作成することで,一人ひとりが自然と関わることを楽しんだり、よりよい関わり方を考えたりする機会をつくることのできる、生き物や自然と人がつながる街を目指しました。
夏休みにメンバー数名で隣町の本部町にある海洋博公園を訪れ、都市緑化の取り組みや植物園・水族館などを見学して、総合公園の元となるイメージをつくりました。また、実際に建物を作成する時には、自然と関わり会える施設を検索して参考にしました。ネイチャーホテルではコペンハーゲンにあるマノン・レ・スイーツというホテルのプールサイドの植物の展示の仕方を、水族館ではドバイにあるアブダビ国立水族館の水槽の形や生き物の展示の仕方を取り入れています。
建物をつくることに力を入れたため、コードやレッドストーン回路をつかって動きをつくることはほとんどできませんでした。建物をつくる前には、名護市に近いシード値を探しましたが中々見つけられなかったので、コードビルダーを使ってfillコマンドを簡単なコマンドにしたり、歩きながら整地できるようにしたりして、オーバーワールドで範囲内のフラットワールド化や高さの統一をしました。また、道路や似た建物はできるだけストラクチャブロックで複製できるように作成しました。
夏休み前に全員で名護市にある建物や自然と触れ合うことのできる場所を考えてイメージを膨らませ、夏休みに代表数名で海洋博公園を見学してイメージをまとめました。その後メンバーを、見た人が名護市だとわかるように名護市にしかない施設をつくる班と、テーマに沿った新しい施設をつくる班に分けて活動しようとしていました。しかし、実際に作成に取り掛かろうとしたときにネットの不具合でマルチプレイができなくなってしまったため、名護市全体を作ることを諦め、少人数のメンバーでポイントとなる範囲の建物や街並みだけを作成することにしました。