第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2022年-

作品No. 630
北関東信州ブロック ミドル
作品名 復興する都市
チーム名 24時間労働
チームの特徴

仲良しすぎて楽しいくてみんな優しい軍団

チームメンバー

2

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

水没都市の真ん中にいる2匹の鯨が、この作品のシンボルです。海と陸の豊かさを守ろうというSDGs目標の色をテーマにした鯨です。
鯨は街の守護神のような存在で、普段は重力制御で浮いて遠くからも見つけやすいシンボルになっていて、嵐や大波の時には街を守ります。
もう1つ注目して欲しい所は、はるか昔に水没した都市の遺跡を囲むように建てられた新しい街です。街は階段状になっていて、どこからでも遺跡を眺められる観光都市になっています。
水没した遺跡はこれ以上崩壊しないように保全されていて、昔の人の過ちを今に伝えています。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

「海の豊かさを守ろう」というのは、水没した都市で表現しました。今の現状をほおっておいたら、海の中に沈んだ廃墟の都市になってしまったという世界を表現しました。その都市が水没するにつれて、絶滅危惧種に指定されている海の生き物も増えていったイメージです。
陸の豊かさを守ろうというのは、海沿いに作り出来るだけ自然を壊さないで作りました。逆に砂浜の所に作ってしまうと沿岸に住んでいる海に生物が死んでしまうので、できるだけ砂浜などの自然を壊さずに建てられた街を表現しました。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

主に地球温暖化について調べました。2100年までに82cm海面が上がると言われますが、もしかすると何メートルも上がり、海岸の都市を全て水没させてしまうかもしれないと言われています。
そして海面はその後も上がり続けて、止まるまでに何百年もかかるそうです。
気温や雨の降り方も変わってきていて、その影響で動物や植物が減ってしまい、お米や小麦などの食料も足りなくなるかもしれないと言われています。住む土地や食べ物を求めて、戦争が起こるかもしれない危険性もあります。
今のままだと遠い未来はこんなことになってしまうのかな、と考えながら作りました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

java版にあるワールドエディットというプラグインと同じものを作りました。範囲を指定して、物体をまとめてコピー&ペーストしたり、回転したり、削除したりできます。
これを利用して建物を丸ごとコピーして、計画的に建設された都市を表現しました。
もう1つは、水没した都市のビルを作るためにビルを作る専用のプログラムを作りました。これで斜めになったビルを生成したり、色を変えたりできます。
またエージェントで実行すると時間がかかるので、エージェントを使わずに実現しました。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

最初は「滅んだ都市」をテーマに制作を始めました。気候変動で水没し、残った土地を巡って戦争が起こったために破壊された都市、というコンセプトです。破壊された建物だけでなく、さびた戦車や墜落した戦闘機など、戦争の跡も作っていました。
しかし作るうちに、単に廃墟を作るのでなく、復興していく都市にして、希望を感じる作品にしたいと考えました。水没や破壊の跡も残っているけれど、自然界や人々の生活がまた復活していく、そんな雰囲気を目指しました。
オンライン会議も使いながら、一緒に作りました。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
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