応募作品-2025年-

チームの特徴
SOLURプログラミング教室からの参加となります! 年齢層はバラバラです。
チームメンバー
8名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

この作品で最も見てほしいのは、マインクラフトで表現した「災害から人類を守る防災都市」というコンセプトです。
街のインフラとして、住民を守り、文化的な生活を維持するための施設にこだわりました。例えば、緊急時に必要な物資を備蓄する防災倉庫、浸水を防ぐ排水口、巨大な津波から街を守る堤防、そして災害時でも安定した電力を供給する地熱発電所などがあります。
特に工夫したのは、緊急避難施設「カメ」と「クジラ」です。一見するとただの建物ですが、この施設は住民を収容し、互いに合体して海を移動できます。陸地では防げない災害から人々を守るため、影響の少ない海へ避難させます。万が一都市が壊滅しても、住民を安全な場所へ運ぶための最終手段として設計しました。
これらの施設を通じて、災害に備えるという強い意志を込めた都市が完成しました。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

「未曾有の災害から人類を守る街」の堤防について
この街の堤防は、地震による津波や、台風による高潮を防ぐために設計されています。
特徴
・分厚く、頑丈: 巨大な津波や高潮にも耐えられるよう、非常に厚く頑丈に作られています。根本が崩れないよう、階段状にすることで強度を増しました。
・高い: 建物全体を守れるほどの高さがあり、大きな波が堤防を越えにくいようにしています。
・透明: 一番の特徴は、素材が透明であることです。コンクリートなどの不透明な素材だと、津波や高潮の接近に気づきにくいため、あえて透明にしました。
・島全体を囲っている: 島全体を囲むことで、あらゆる方向からの災害に対応できます。
・海の底まで守られている: 堤防の基礎が海の底深くまで届いているため、根本からの崩壊を防ぎます。
これらの特徴により、街は津波や高潮から徹底的に守られています。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

■レッドストーンの仕様: 灯台の光
灯台の光は、次の手順で表現します。
1.まず、オブザーバーで電気の信号を発生させ、それを回転させます。
2.次に、別のオブザーバーでその回転する信号を受け取ります。
3.最後に、受け取った信号をレッドストーンランプに送ると、光が点灯します。
この仕組みにより、光が回っているように見え、本物の灯台に近い、立派な外観を作り出せます。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

制作計画について
この作品は、5月から計画を練り始め、8月いっぱいまで制作を進めました。
まず、5月から6月にかけて、作品のコンセプトと全体像を固める作業を行いました。「災害から人類を守る防災都市」というテーマを深く掘り下げ、どのような施設が必要か、どのような技術を表現するかを話し合いました。この段階で、緊急避難施設「カメ」と「クジラ」といった独自の発想も生まれました。
7月から8月にかけては、実際のワールド制作に注力しました。計画を基に、都市の主要な施設(堤防、地熱発電所など)をブロックで形にしていきました。特に、マインクラフトならではの工夫として、レッドストーン回路を用いて複雑なギミックを組み込むことに時間をかけました。
このように、初期の入念な計画段階と、その後の集中的な制作期間を明確に分けることで、効率的に作品を完成させることができました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

1.防災・減災技術
・津波・高潮対策: 都市を囲む巨大な堤防を設置しました。この堤防は、分厚く頑丈なだけでなく、透明にすることで、津波の接近を早期に視覚的に把握できます。
・浸水対策: 都市の地下に排水口を設けることで、大雨による浸水被害を最小限に抑えます。
・電力の安定供給: 災害時でも半永久的に電力を供給できるよう、地熱発電所を建設しました。
2.レジリエンス
・備蓄と供給: 緊急時に備え、食料などを保管する防災倉庫を街の各所に配置しました。
・緊急避難: 最大のレジリエンスとして、緊急避難施設「カメ」と「クジラ」を開発しました。これらは、陸地が壊滅的な被害を受けた場合でも、海へ移動して住民の命を守るための最終手段です。
このように、私たちの作品は、災害を未然に防ぐ技術と、万が一被災した場合でも住民が生き残るための適応力、この両面を兼ね備えた都市として設計しました。