応募作品-2025年-

チームの特徴
プログラミングスクール(DOHSCHOOL)からの挑戦です!
チームメンバー
6名
作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

注目してほしいのは、「住める場所を地球だけでなく宇宙にまで広げた」という点です。探査機を使って新しい惑星を調べ、もし生活できそうであればスペースシャトルで移住できるようにしました。スペースシャトルの中には長い移動時間でも快適に過ごせる生活空間があり、宇宙での暮らしを想像しやすくしています。
空気のない惑星でも植物を利用して酸素を生み出す装置を設け、移住先でも安心して生活できる仕組みを考えました。これにより、人類の暮らせる世界を地球から宇宙へと広げる未来像を表現しています。
一方で地球に残る人々のためには、免震構造を取り入れた地震に強い建物や、環境にやさしい木造建築を多く取り入れ、より安全で快適な街づくりも行いました。つまり、「地球に住み続ける選択」と「宇宙に住む新しい挑戦」の両方を可能にした点が、この作品の大きな工夫です。
どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

私たちは災害や安全な生活について調べる中で、地震や津波の被害、そしてそれに強い建物の工夫として「耐震構造」や「免震構造」があることを学びました。耐震構造は建物自体を丈夫にする方法で、免震構造は建物の下にゴムを入れた柱を設けて揺れを吸収する仕組みだと分かりました。
また、レジリエンスについても調べ、災害にあったときに回復して立ち直る力のことだと理解しました。
さらに、宇宙に住む計画を考える中で金星についても調べましたが、二酸化炭素の厚い大気や硫酸の雨、約460度の高温など過酷な環境で、現在の技術では住むのが難しいことも分かりました。
プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

惑星を作る際には、球体を手で作るのは難しかったため、MakeCodeの「space」を使って形を作りました。また、ストラクチャーブロックを活用し、金星の探査機をさまざまな場所に配置しました。
壁や床を瞬時に作るプログラムを使用することで、大きな建築も効率的に進められるようにしました。
エンドを宇宙として表現するため、スペースシャトルに乗るとエンドにテレポートするコマンドも作成しました。このように、プログラムやブロックの仕組みを活用することで、複雑な構造や広大な建築を効率よく作ることができました。
どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

制作を進めるにあたり、まず探査機を4~5個設置したかったため、早い段階で作ることにしました。また、このワールドで重要なスペースシャトルも、初期のうちに完成させるよう計画しました。
チームメンバーが週に一度しか集まれなかったため、それぞれ自宅にワールドを持ち帰って建築作業を進め、集まった際には進捗を報告し合い、次に何を作るかを確認しながら作業を進めました。こうして計画的に進めることで、効率よく制作を進めることができました。
「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?

地球には避難場所としての建物があり、複数の人が安全に生活できるようになっています。さらに、住める場所を宇宙にも広げるため、宇宙船の中で暮らしながら、住めそうな惑星があれば探査機で調査を行い、地球から持ってきた資源で拠点を作る仕組みにしました。住める環境を増やすことで、万が一一つの家が壊れても被害やショックを減らし、立ち直る力=レジリエンスにつながるようにしています。
宇宙と地球の行き来はスペースシャトルで行い、モデルはNASAのアトランティスを参考にしました。安全に着地できる設計で、移動の安心感を表現しています。地球の建築物には免震構造や耐震構造を取り入れ、柱を増やすことで揺れに強くするなど、災害に備えた工夫も行いました。