応募作品-2022年-
チームの特徴
CoderDojo久留米の小学生3人のチームです。 小学4年生のリーダーはレッドストーン回路とプログラムが得意!だけど建築センスゼロ。 小学3年生の2人は素敵な建築ができる!でもレッドストーン回路はまだまだ。 レッドストーン回路 x 建築センス という得意をかけ合わせたチームになりました。 8月の終わりにチームを結成し、製作期間1週間しかない中、チームワークを発揮して作品を作り上げました。
チームメンバー
3名
大きな亀さんの島を特に見てほしいです。亀さんの背中に生える「賑やかな大きな木」は陸の生き物たちと触れ合える木です。製作中に、自然にスポーンした牛さんが駅の方からトロッコに乗って大きな亀さんの島までやってきたこともあります。大きな木の下(亀さんの裏)の水中にある球体は休憩しながらお魚さんやサンゴが観察でき、海の生き物と触れ合えます。大きな木は枝が一つ一つの木でできていて、木の生やし方を調べて作りました。水中にも根が出ています。亀さんや水中の球体はMakeCodeを使って時短で作りました。デザイン担当と技術担当がチームワークを発揮して作りました。自然をいっぱいにする木と科学技術がコラボレーションしてできた、未来への可能性を秘めている島です。
海の生き物との共生を目指して、海に浮かんだかめさんの島を作りました。かめさんの島はガラスの球体を含めて海底には接しておらず、海の生き物やサンゴ礁に優しい作りにしました。シンボルの「賑やかな大きな木」は海の生き物だけでなく、鳥さんやハチさん、ウサギさんなどの小動物にとっても憩いの場なっています。駅の周りには公園や休憩施設もあり、自然の動物だけではなく、生き物との共生をめざす人間にとっても、楽しい島になっています。また、生き物との共生の未来のためには科学技術の研究も大切なので、島にはレッドストーンやMakeCodeの研究者たちが住んでいて、色んな装置を研究したり作ったりしていて、木の下のガラスの球体の休憩所で「今日も魚やサンゴは元気かな」と言いながら楽しんでいる設定にしました。
テーマについては、「海の生き物と共生できるようなワールドは何か」と考えたときに、水中都市や水上都市が良いのではないか?となり、インターネットで調べた画像を参考に、かめさんの島の上に水上都市を作ることにしました。シンボルの「賑やかな大きな木」については、普通に木の上に木を生やそうとしても枯れてしまうので、マインクラフトで大きな木を生やすにはどうしたらよいか?をインターネットで調べたり、実際の木を観察して枝の生え方を研究したりしました。公園の遊具はレッドストーン回路を使った作品に挑戦すべく、動画を参考に作りました。かめさんの島をMakeCodeで拡大する方法については、絶対座標や相対座標をMakeCodeで計算するプログラムと、数学の座標の計算方法を紙に書いて説明したものを組み合わせて、完成させました。
まず、亀の島をMakeCodeで作りました。最初はドット絵の亀を128x128の地図上に描こうとしていましたが、プログラムすることは難しかったため、最初に32x32の亀の小さな島を作り、それを4倍に拡大するプログラムを作りました。元になった小さな亀の島はストラクチャーブロックで保存しておき、レッドストーン回路研究島としてペーストして使いました。シンボルの大きな木の下にあるガラスの球体もMakeCodeで作りました。ポーションの自動販売機は、ポーションのレシピを実現するだけでなく、材料も含め色々なアイテムをチェストに入れると必要なものだけ必要な材料のチェストに仕分け、不要なものは別のチェストに分別する機能もつけました。4段ピストンエクステンダーは、2年生の頃に作ったものより効率よく作ることが出来るようになったので自分の成長がわかるように今回も作品内に設置しました。
製作期間は1週間しかなかったこともあり、最大の目標は「ワールドを完成させて提出すること」でした。放課後、宿題や1日の用事が終わってからサーバーに集まり1日2時間ずつ取り組みました。作業後は、作ったワールドをダウンロードして各自のパソコンで試作しました。全体的なデザインや、大きな木、水中のガラス張りの球体の休憩所等を担当したのは小学3年生のほのみちゃん。大きな木については作り方を調べて挑戦しました。島の玄関口の電車や駅、公園などの楽しい設備を担当したのは同じく小学3年生のとくまくん。公園の遊具は自分が楽しいと思うものを集めて作りました。中でも、シーソーやブランコではレッドストーン回路に挑戦しました。小学4年生のリーダーりゅうきくんは時短のため、大きな亀の島を、MakeCodeで拡大して作りました。また、木の下の球体を作ったり、レッドストーン回路を作ったりと、プログラミングを担当しました。