応募作品-2022年-
チームの特徴
ユーアップ高等学院のメンバーとマイクラ好きの中学生で構成されたチームです。
チームメンバー
3名
作品の中で注目して
みてほしいところ
メンバーそれぞれが作った島です。
テーマを自分で決め、それぞれの島の中に建造物を頑張って創りました。
例えば湖島では、天候を雨にすると、ダムの水位が上がって水が放出されます。その後ちゃんと水位は下がります。これを雨の間自動的に繰り返し行います。このプログラムに力を入れたので、うまく動いている所を実際に見てもらいたいです。
また、一部の島には書見台に置いてあり、解説が載っているのでぜひそれも見てください。
それぞれの島ごとに建物の外観や、文章や動画では伝えきれなかった細かい点にも力を入れているので、隅々まで見ていってもらいたいです!
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
保全に関する島を8つ作りました。環境島:グロウストーンによって海水を温め、珊瑚礁や熱帯魚にとって住みやすい海にしています。また、海上を巡回するトロッコで海のゴミを回収し、綺麗な海を保っています。ウミガメ島:プラスチックごみをボタンやガラスブロックで表現し、ウミガメが生息しやすい環境としにくい環境の対比を表現しました。湖島:下層のダムの水を上層階の生活用水に再利用しています。花壇に来る生き物や池の生き物など、自然に触れ合える庭になっています。養殖島:徹底された管理によって種の存続と捕獲を持続可能な状態にしています。ビオトープ島:様々な生物が住める森林を再現しました。道に置いてある本には絶滅危惧種の生態が記されています。
海島:多くの珊瑚と熱帯魚が生息している海です。内側から眺められる構造になっています。ログハウス島:森林伐採と植林を合わせて行うことで更地になるのを防いでいます。
どのようなことを調べたか
SDGsの目標の詳細を見て何が問題なのかを調べました。
また、海の生き物を正しく理解して配置するために、その生き物の生息域や生態がどういうものなのかも調べました。
具体的には、珊瑚が暖かく海の浅いところに生息していることやタラがイカを食べるなどのこと、過度な森林伐採や海の汚染、プラスチックごみ問題の現状などを知りました。
ほかにも、どの花を置いたらどんな生き物がよってくるかや絶滅危惧種の生態なども調べました。
この作品を作ることを通して、様々なことを知って環境問題に対する知識が増えました。この知識を活かして現実でも、人にとっても生物にとってもよりよい世界を作りたいです。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
石ブロックを一定の高さまで積み上げてくれるツール、照準の先のブロックで5つ上に積み上げてくれるツール、島の球を生成するツールなど建築の際に手作業では大変な作業を補助するツールをコマンドで作って作業効率を良くしました。
ダムの水位の変化、放水のシステムにはレッドストーンとコマンドを使いました。ダムの下層部にある空間のエージェントによるゴミ自動分別プログラムと、それぞれの島への移動を簡単にするツールにはMakeCodeを使いました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
開始当初は皆の意見をまとめたマインドマップを作り、順調に制作出来ていたのですが、ホストのPCが壊れてしまい、それまでのデータが水の泡となりました。
さらに、参加者は始め8人集まったのですが、実際に活動出来たのは4人だけでした。
しかしその後、諦めず「8つの球の中に自分の思い描く環境に優しい島を作る」という計画をたて、一人2つずつ島を作りました。
そうしてようやくギリギリですが締め切りまでに完成させることが出来ました!
マインクラフトカップは初出場で、色々セットアップなど分からないことが多く大変でしたが、最後までやり通せたことに凄く達成感を得られました。
次回参加するときは、熱意のあるメンバーを集め、計画も綿密に立て大会に臨みたいです。