第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1173
中国ブロック ヤング
作品名 みんなでつくったTOMOのまち
チーム名 CoderDojo福山大門
チームの特徴

広島県福山市で開催しているCoderDojo福山大門から参加の小3から中3まで12人のチームです。

チームメンバー

12

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

観光地として有名な鞆の浦をみんなで協力して作ったところです。小2から中2まで11人のチームで製作しました。わたしたちは地域のデジタルクラブで、学年も学校もばらばらです。でもみんなマイクラが好きなので、4月から月1回対面で、またリモートで集まり、いっしょに学習したり作業したりしました。チームで取り組んだので、大きくて面白い町が作れたのが大変うれしいです。大きな町なので、見てほしいところにテレポートできるように工夫しています。古い町並みと新しい海上建造物がいっしょになったTOMOにぜひ遊びに来てください!
苦労した点は、自分の作業をするだけでなく、いっしょに作業しているメンバーにその日の目標を伝えたり、やり方を教えたりしたところです。またモデルの町が本当にあるので、似てないとがっかりすると思って、がんばりました。みんなマイクラが上手だったので、いろんな建物を協力して作ることができました。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

目標7で再生可能エネルギー(太陽光、水力、風力、バイオマス発電)を表現しました。例は屋根の上の太陽光発電パネルや風力発電所です。昼間発電した電気を蓄電することで、夜の町も明るく安全に過ごすことができます。また水素燃料電池で走るバスも作りました。断熱性に優れたガラスは透明太陽光発電パネルも使っています。
目標11で日本遺産である鞆の古い街並みを保存しつつ都市開発するために新しく海上建造物を作りました。また防潮堤や高潮や津波などの災害時に避難所となる交流館や学校、狭い道も走れるグリーンスローモビリティ、高齢者や観光客が過ごしやすい施設(休憩所・病院・外国語の案内ロボなど)も設置しました。掃除ロボットもきれいな町を保っています。
目標5でひいおばあちゃんの代から50年続くお好み焼き店を再現しました。地元でお店と子育てをしてきて、すごいです。CoderDojoは無償でSTEM教育をしています。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

クリーンエネルギーについて、中国電力総合研究所へ見学に行き、発電のしくみやさまざまな再生可能エネルギー、エネルギーミックスについて体験しながら学びました。キッズ向け教材「みんなのエネルギー学習帳」でみんなに共有しました。特に太陽光発電は会場の実際の発電量をいっしょに確認しました。また水素燃料電池のしくみをトヨタやイワタニのサイトで調べました。
住み続けられるまちについて、鞆町に出かけ、海との近さや土地の高低差を実際に歩いて学びました。ハザードマップや災害時の対応は福山市のサイトで調べ、主事さんに直接話を聞きました。生活を便利にするロボットは、福山市民病院の医療ロボット体験会に参加したり、「サイバニクスが拓く未来―テクノピアサポートの時代を生きる君たちへ」(山海 嘉之著)や「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる」(川口 伸明 著)を読んだりしました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

昨年と同じように実際の地形のデータを読み込んでまちの地形を再現しました。
その後、海上建造物の形をみんなで話し合い、ユニークな形なのでバウムクーヘンを切ったようなガラスのたてものにすることになりました。その作り方も話し合い、床から作るやり方を思いつきました。さらに数学の三平方の定理を使い、もっと効率的に柱を立てていく方式も考え出しました。
また観光名所があちこちにある大きな町なので、すき間を埋める家を建てるプログラムも作りました。屋根の向きが南北か東西、壁のデザイン、縦横の大きさを指定できるので、ストラクチャーブロックを使うよりいろんな家を建てることができました。
風車やタービンはレッドストーン回路を使ってアニメのように羽根を動かしました。
また歩いたところに道路を作ったりバラを植えたりするMakeCodeも使い効率化しました。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

わたしたちは地域のデジタルクラブで、月1回の対面と、リモートで活動しています。昨年の大会も参加したので、計画は初めての時よりは簡単にイメージできました。対面の時に作品テーマについて考えたり、調べたことを共有したりしました。学年も違うし、初参加のメンバーもいましたが、みんなリモートにもたくさん参加してくれて助かりました。
4月にワールドの地形を作り、連休を利用していろんな観光名所をいっしょに作り、チームワークを高めました。6月からそれぞれのたてもの(バウムクーヘン型)を作り始め、夏休みに週3回リモートをしました。朝や夜に作業ができるので集まりやすかったです。花火大会もしました!
マイクラがうまい人が多かったのですが、やり方が分からないときは教えました。うまくいったときは見せ合いました。やらかしたときはみんなで直しました。
鞆の町は広く、これからいろいろ拡張工事をするので、楽しみです。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE