第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1179
南関東ブロック ヤング
作品名 源流創成都市~源創京~
チーム名 UtoPIA(ユートピア)広報部
チームの特徴

高校の友人4人で結成されたチームです!

チームメンバー

4

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

このワールドで注目してほしいのは「メインビル~創青の柱心~」です。これの建設には多くの苦労、工夫がありました。苦労した点は、メンバー間のコミュニケーションです。これはこの建物が最も巨大な構造物であることによるもので、綿密なコミュニケーションと役割分担が不可欠でした。そこでDISCORDを活用し、話し合いの場をふやし、何をどこにどのように作るかを決めて役割分担をして建設しました。
工夫した点は、ストラクチャーブロックやコマンドによるコピーペーストや、MAKECODEによるブロックの配置、コマンドによるエレベーター、電車のシステムといった技術的なものを多く採用したことです。特にNPCを用いてエレベーターロボットをつくることで、プレイヤーが直感的に操作しやすいシステムを作成することができました。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

ワールドのテーマは「技術の安全運用による環境の復興、保全と持続可能な社会の実現」です。ワールドで表現したSDGsはテーマである5、7、11と4、13、14、15です。特に注力したのは7についてです。まず、この都市の発電方法は風力・地熱・プラズマで、どれも環境にやさしいものです。特にプラズマ発電はそれだけではなく、発電効率がとても高いことなど、多くのメリットがあります。また、目玉施設として私たちは、水素ステーションを建設しました。山梨大学の講座を参考に、燃料電池の技術を表現し、発電でのロスをなくしました。
その他の項目については以下の通りです。
4:託児所、学校、自然学校
5:誰でも利用できるトイレ、時間で区切られた温泉
11:3Dプリンター住宅、白玉楼、記念公園
13:地下貯水場、重力蓄電、燃料電池
14:海水浄化施設、生物研究所
15:生物研究所、空中庭園

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

このワールドを作成するにあたって情報収集に多くのサイトを用いました。
具体的な本、サイトは補足資料の PDF に記載しています。
その他の方法として私たちは、山梨大学の公開講座を受けて、最新の研究等を学びました。
具体的には 8 月 2 日に行われた SDGs7 ・13 に関連する、特にエネルギー問題について持続可能な社会をつくるための、ナノ科学の技術についての講座でした。
この講座から
1 電気はそのままの形で保存することが難しく、夜間に作られた電気の多くが現在捨てられてしまっていること。
2 電気を別の形で保存するために燃料電池の技術で電力を水素や酸素がすガスに変換することが研究されていること。
を学びました。
ここで学んだことを水素ステーションとしてワールド内にも反映しました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

私たちは主にMAKECODEとビヘイビアパックを併用してプログラムを作成しました。画像はプログラムの例で以下に画像の番号に対応した内容を記載します。
1 構造物を指定した範囲でコピーするコード。様々な機能が実装されていて、コピーに失敗したら元の状態に戻すことができるundo機能、コピー予定地に緑色の線を出すプレビュー機能などを実装。住宅等のコピーペーストに使用。
2 視線上に砂ブロックの塊を出現させるコード。先述のビヘイビアパックのfunctionで書き直したコードの元となったもの。動作自体は両者間でそこまでなく、唯一処理速度に大きな違いがある。山等の地形の作成に使用。
3 あらかじめ手作業で作っておいた木を様々な組み合わせ、配置で自動で設置するコード。木1本1本の向き、密度、種類を指定することができ、配置もランダムだったり指定することができる。山、街路樹等の作成に使用。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

大会に取り組むにあたって、私たちは次のように計画をたて、実行しました。
①締め切りから逆算して月単位の大きな枠組みで、計画をたてる。具体的には、4 月にワールドの構想、設定の作成。5 月~7 月にワールド作成。7 月、8 月に資料、動画等の作成と最終調整。
②リアルタイムの進捗報告にあわせてそれぞれの月について細かい計画をたてる。(画像は5 月の計画)
また、動画作成のときにはメンバーで話し合って絵コンテを作成し、それに基づいて動画素材の撮影、編集を行いました。(絵コンテは画像の通り)

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE