応募作品-2023年-
チームの特徴
作品制作中も歌ってしまうほど歌うことが大好きな中2女子2人のゆるいチームです。
チームメンバー
2名
作品の中で注目して
みてほしいところ
街の中心にある巨大なドーム型の公共施設『パビリックドーム』です。学校や公民館、病院などと商業施設とが、この建物の中に入っています。ドームを覆うように水が流れていて年中涼しく無駄な冷房もいりません。この街はハチがテーマなので、ドアや窓は六角形です。お店には服からはちみつまであらゆるものが売っていて、学校の食堂ではロボット達がおいしいご飯を作ってくれます。『BLUE』や『PINK』『YELLOW』などの見守りロボットが子どもたちの安全を守ってくれています。たくさんの色の名前のロボットがいるわけは、すべての人が性別にかかわらず平等に暮らせるワールドを表現したかったからです。
苦労したのは、ドームの建築で水を流すときにうまく流れなくて何度もやり直したことです。きれいな水は街全体で大切にされています。ミツバチは花の蜜と一緒に水を集めているので水が汚いとハチは死んでしまうからです。重要な要素です。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
SDGsの5番、7番、11番を取り入れました。
5番:水道と電気をすべての家庭に供給できるようにし、学校は年齢ではなく学力のレベルにあわせて自分のペースで授業が受けられるようにして不登校等の問題も解消しています。ロボットを置いて先生の負担を減らし、学校や保育園を充実させることで、誰もが安心して働けるようにしました。
7番:太陽光、水力発電と蜂発電で表現しました。
雲の上にある太陽光パネルで天候に左右されず安定して電気を供給でき、電気は蓄電タンクに送られます。蜂発電では、蜂の黄色と黒の部分で電気を作ります。蜂蜜で作ったアルコールで車を動かすことで、化石燃料の枯渇問題と燃焼させた際に生じるCO₂問題を解決しました。蜂蜜は、蝋燭や食料としても使っています。
11番は、マンションを六角構造にして、材料費を抑え丈夫な建物にしています。CO₂を多く吸収する竹を使い地球温暖化を抑制しています。
どのようなことを調べたか
まずは、インターネットと本を使って発電の方法や種類、ジェンダー平等について調べました。そこで気になったのがハチ発電でした。そこからハチをテーマにしようと決めました。
そして那覇市首里にある「新垣養蜂園」にインタビューをしに行って、ハチの種類や植物・水等の環境との関係、ハチが地球を守っていることを教えていただきました。いろんな種類のはちみつも舐めました。実際に養蜂箱とハチを見せてもらいました。オスバチや女王バチを間近で見ることができて、とても貴重な体験をすることができました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
二階建て以上の建物にはテレポートのコマンドを使ったエレベーターをつけるなどのバリアフリーで、高齢者や障がいのある方も不自由を感じることなく、いろんな人が気持ちよく利用できています。テレポートのコマンドでエレベーターを動かしています。弟にやり方を聞いたり本で調べたりしてつくりました。作物の自動回収装置をレッドストーンでつくりました。水が届かなかったりして大変でした。パビリックドームや街の建物などはコードビルダーで作りました。無人販売機では、レッドストーンを使いました。NPCのコマンドで学校の食堂を作りました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
対面でワールドの制作をしたり、Zoomやmeetでつなぎながらマルチプレイをして作業を進めました。メール、LINEで次の予定を立てて、計画しながら進めました。あまり会うことができなかったので、スプレッドシートに役割分担やワールドに何を作って何を調べるか、誰にいつインタビューをするかなどの計画を書き込んだり、共有をしたりして家でやることも多かったです。できる日はなるべく制作をやっていい作品ができるように頑張りました。
まず最初に街の大まかなイメージ図を書いて、細かいところは後から決めました。発電やジェンダー平等をどうやって表現するかなどは2人で図書館に行って調べました。また、養蜂園にインタビューに行きました。その後に建物を増やして、暮らしやすい街を作りました。