第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2024年-

作品No. 2311
四国ブロック まちづくり部門
作品名
コネクトワールドシアワセガツナガルセカイ
コネクトワールド 幸せがつながる世界
チーム名
ワンオブザユニバース
One of the ユニバース
メイン画像
チームの特徴

徳島の小学生から高校生まで、ワイワイ、ガヤガヤ、楽しいみんなで協力して作り上げました!

チームメンバー

40

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?
苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

作品の中で最も注目してみてほしいところはどこですか?苦労した点や、工夫したところなども教えてください。

 無造作に空に浮かんだ色とりどりのキューブに、チームひとりひとりの幸せ(ウェルビーング)を思いっきり詰め込みました。無機質だった世界がいつのまにか多様性豊かな世界に変わり、血管が有機的に伸びるようにみんなの幸せを繋いでいく、そんな世界を見てほしいです。
 個々の幸せをどのように繋いでいくか考えました。キューブを線路や道路、階段でつなぐことで、他社とのつながりを表現し、世界全体が幸せになればいいなと、思いを込めて制作しました。
 キューブの外側を取り巻く巨大なリングも見てほしいです。みんなの幸せを増幅させるおおくの施設を建設しました。
 積極的にプログラミングやレッドストーン回路を使っていろいろ表現したところも見ていただきたいです。これが私たちの考える幸せ(ウェルビーング)がつながる世界『コネクトワールド』です。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。
場所や物、事柄を具体的にお書きください。

どのようなことを調べましたか?本やネット等、何を使って調べたか。場所や物、事柄を具体的にお書きください。

 徳島県庁を訪問し、ダイバーシティ推進課の方からユニバーサルデザイン、脱炭素推進課の方から水素グリッド構想について教えていただきました。ユニバーサルデザインや水素グリッド構想について詳しく調べ、県内の水素ステーションやユニバーサルカフェに実際に足を運び、それらを作品の中に表現しました。
 ユニバーサルデザインとしては、金の感圧板の上を歩くとコトコト音がすることに着目し、視覚障がい者が安心して歩ける誘導ブロックを随所に設置しました。
 水素グリッド構想については、風力発電で作った電気を使って水を分解し水素を精製し、タンクに一時的に貯め、それらをドローンで必要な場所へ運ぶ姿を表現しました。水素ステーションも作りました。
 ウェルビーングについてもネットや動画などで調べました。他者とのつながりや共有が大事なことも学びました。

プログラミングやレッドストーンなどに対して、
どのように挑戦しましたか?

プログラミングやレッドストーンなどに対して、どのように挑戦しましたか?

 プログラミング教室の仲間と一緒にワールドを作ったことから、得意なプログラミングを生かしてプログラミングによる自動建築にチャレンジしました。今回はPythonを使ってテキストでのコーディングに挑戦しました。いつものことながら、座標の方向や変数、引数等の設定ミスなど、数々のバグを乗り越えて完成させました。思い通りの建築物が建った時はとてもうれしかったです。最初に設定したキューブやキューブを取り囲む巨大なリングもプログラミングで建設しました。
 また、レッドストーン回路も多くの場所で利用しました。自動ドアやクロック回路を利用した動くオブジェクト等、随所に散りばめました。
特に見てほしいところは、ストラクチャーブロックとレッドストーン回路で作ったドローンと風力発電所です。風力発電の羽根は回り、ドローンは水素を運んで実際飛ぶんです!すごいでしょ!

どのような計画を立てて
制作をすすめていきましたか?

どのような計画を立てて制作をすすめていきましたか?

 構想、具体化、計画、実行の順で計画的に制作を進めていきました。構想段階では、いろいろな意見や絵などまとめていき、今回のワールドの表現方法を決めました。キューブの中身をどうするかをより具体化するために、紙に書いたり、実際に作ってみんなに見てもらったりして具体化しました。そして、具体化したものをカレンダーに期限を決めて貼っていきました。
 多くのチームメンバーが個別で制作したため(クラスが違うため)、コミュニケーションをとるのが非常に難しく苦労しました。ワールド内に立てた看板や本などを利用してコミュニケーションをとる努力をしました。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?
SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現していますか?SDGsの目標も取り入れて制作した場合は、それも含めてお答えください。

 まず、一人一個の15x15x15のキューブを割り当て、その中にひとりひとりの幸せ(ウェルビーング)を詰め込みました。自分の幸せを詰め込んだ後は、他のキューブとつながることで他者とのつながりの中で、個々の幸せ(ウェルビーング)が増幅し、みんなが幸せになれる『コネクトワールド』を表現しました。
 制作段階で、毎日定点にてスクリーンショットを撮りました。写真をパラパラマンガのように見ることで、個々の無機質なキューブが多様性豊かなキューブに変わり、そこから血管のように有機的に伸びる道や線路があたかも生きている生物のように見えます。(動画にして見せたかったのですが、今回は写真のみで残念。みんなに見てもらいたかった)
 多様性豊かで雑然としているようで機能的に動く、他者と幸せを共有できる有機的な社会がビヨンドSDGsの世界ではないかと思います。幸せがつながる世界。コネクトワールド。