第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1192
東京ブロック ヤング
作品名 お日さまのまち
チーム名 お日さま
チームの特徴

兄・妹・妹、兄妹3人のチームです!

チームメンバー

3

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

この街はお日さまの塔を中心とし、街全体がアートに包まれ、創造性を育むことができる街です。個を重んじるとともに、人と人との豊かなつながりを表現するため、4つの広場をつくりました。芸術の広場、憩いの広場、ふれあい広場、そしてこども広場です。ここでは、朝ヨガやピザ窯ランチ会など多彩なイベントが住民主体で広がっています。ここで住民は交流し、ときに意見をぶつけあいながらも互いを思いやる、そんな人と人の心をつなぐ場所になってほしいという思いでつくりました。この街はお日さまに見守られています。お日さまの光にみんなが等しく照らされ、誰でも輝くことができる街です。このコンセプトを大切にし、自己表現する場やだれでも等しく学ぶ環境を作り出すために多彩な建築物を生み出しました。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

私たちはまず17世帯の登場人物づくりからはじめました。介護経験豊富な街の頼れるリーダー、キャンセルカルチャーに直面するバスケスター選手、建築家を目指すホームシックの留学生など、多種多様なバックグラウンドを持つ住人たちの物語でもあります。私たちは彼らの抱えている問題を自分ごととして捉え、個々のニーズに寄り添いながらサポートを提供しました。例えば車椅子利用者の移動手段として水路整備したり、難民や生活に困っている人には住まいの提供や仕事の紹介を行いました。また、それぞれの家族構成、趣味、仕事、価値観などを踏まえ、実際に生活している様子を思い浮かべながら、ひとつひとつ住宅を築きあげました。「誰一人取り残さない」をキーワードに、住民の幸せを第一に考えた街づくりを行いました。また、街づくりをする上で残念ながら伐採してしまった92の植物の5倍の460本の木を植林しました。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

オンライン記事で、草原や山地を切り開きソーラーパネルを設置した場所が景観を乱し、さらには山崩れの要因にもなっていることを知りました。私たちの街では、最新型太陽光パネルをお日さまの塔の球体部分にデザインし、アート作品としての価値も見出しました。
また、公園や学校、保育園などの近隣で、子どもの声が騒音だと苦情がきたり、それにより公園が廃止された事例があることを知りました。私たち子どもがのびのびと自由に遊ぶスペースを確保すると同時に、子どもの元気な声をエネルギー変換できないかと考え、音力発電を導入しました。子どもたちの生み出したエネルギーで夜間はお日さまの塔に続く道がライトアップされます。また、私たちの街は、教育費、給食費、美術館、水族館など全ての施設の利用を子どもに無料で提供しました。いつでもだれもが等しく学び、興味を追求できる環境を整えました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

私たちは3人中2人がマイクラ初心者だったので、基本的なメイクコードとコマンドの活用法を学ぶために、経験者から教わることからスタートしました。その結果、床や壁を効率的に建築物に生かすことができ、手作業では困難な球体も円滑につくりあげることができました。レッドストーン回路を用いて、美しいライトアップに挑戦したり、コマンドブロックでお日さまの塔の上部から花火を打ち上げることも可能にしました。この花火は、街に新しい命が誕生したことを祝福するためのものであり、こどもの未来を輝くものに、という願いが込められています。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

私たちは毎週日曜日の10時にミーティングを開き、アイディアを出し合いました。また、世界観を共有するために、Slackというツールを使って、イメージに近い建造物をシェアしました。兄妹のチームなので、口論になることも多く、話し合いをまとめることが最も大変でした。何度も挫折しそうになりながらも、話し合いを重ねてきたことは大きな経験になったと思います。完璧さではなく、意見の相違を互いが寛容に受け止めることを大切にしました。その結果、それぞれが自分の作り出した住人に責任を持って、その人のためにできることを考え、街に反映させることができました。緩やかなスケジュール管理の中、それぞれ自分の想いを伝え合い、マイクラ上で表現し、ひとつの作品にすることができました。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE