審査方法・アワード
審査基準
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1.構想力
大会のテーマについて考え、他のひとの作品には無い自分の作品だけにある要素やポイントを考えだし、設計図にすることができたか。
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2.調査力
大会のテーマについて本やネット、動画などいろいろな場所やものでしらべて、さらに発表動画やプレゼンのときに何をしらべたかしっかりと伝えられるか。
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3.技術力
ワールドの建物などを手作業だけでなくMakeCodeで組んだプログラムでも作れたかどうか、さらにレッドストーン回路やコマンドブロックをつかって新しいしかけを作ることができたか。
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4.計画力
制作のはじめのときにスケジュールカレンダーやチーム計画表を作ることができるかどうか。さらに最後はスケジュールどおりに完成させることができたか。
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5.テーマ性
ことしの大会のテーマをワールドの中でたくさん表現できているか。プレゼンのときにテーマについてなにを作ったかをしっかりと伝えられるか。
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6.作品完成度
ワールドが設計図どおりに完成したか、しかけがきちんと動いているか、さらに何も作れていない空き地や空白部分が無くスクリーンショットや動画が綺麗に撮れているか。
審査方法
全国13の地区ブロックに分けて行う一次〜二次審査(地区ブロック大会)と、
各ブロック代表の作品で競う最終審査が行われます。
一次審査・二次審査(地区ブロック大会)
ブロックについて
本年度は13地区ブロックに分かれて、一次審査・二次審査(地区ブロック大会)をおこないます。また、各地区を担当する地区ブロック審査員も審査委員として参加いたします。
参加者は、応募の際に13地区ブロックの中から該当する地区を選択して作品応募をおこなってください。地区をまたいでチームが結成された場合、チームの中で誰の地区から応募するのか事前に話し合って決めてください。

各地区ブロック代表審査員の紹介
北海道海外ブロック

北海道星置養護学校
ほしみ高等学園
小林 義安 先生
北海道海外ブロック

北海道北見市立三輪小学校
野尻 育代 先生
東北ブロック

つがる市立森田小学校
前多 昌顕 先生
東北ブロック

登米市立佐沼小学校
金 洋太 先生
北関東信州ブロック

那須町教育委員会
星野 尚 先生
北関東信州ブロック

長野県教育委員会
両川 晃子 先生
南関東ブロック

横浜英和学院
情報システム室ICT支援員
柳川 和歌子 先生
南関東ブロック

川越市立月越小学校
田中 萌 先生
東京ブロック

八王子市立第八小学校
川上 尚司 先生
東京ブロック

東京都公立小学校
毛利 泉 先生
東海ブロック

静岡県立掛川西高校
吉川 牧人 先生
近畿ブロック

兵庫県立視覚特別支援学校
圓井 健史 先生
近畿ブロック

京都市立藤城小学校
大松 有香 先生
中国ブロック

岡山県赤磐市立山陽北小学校
津下 哲也 先生
四国ブロック

三豊市教育委員会
小玉 祥平 先生
北九州ブロック

多久市立東原庠舎西渓校
福島 学 先生
南九州ブロック

鹿児島市立学校
ICT推進センター
木田 博 先生
沖縄ブロック

名護市立名護中学校
知花 智子 先生
沖縄ブロック

琉球大学教育学部附属小学校
上原 祥子 先生
一次審査について
- 審査日程
- 2022年10月1日(土)~2022年10月16日(日)
- 審査方法
- ピアボーティング(相互投票)
- 場所
- 本サイト内の、応募作品一覧ページ(後日掲載されます)
- 審査担当
- エントリーが済んでいる参加者、地区ブロック代表審査員
- 審査対象
- 応募作品一覧ページに掲載されている情報
一次審査は、参加者・地区ブロック代表審査員によるピアボーティング(相互投票)がおこなわれます。参加者はマイページより、自分の住んでいるまちの地区ブロックの中から、部門ごとに1つ投票をおこなってください。※応募締め切り時点での所在地となります。チームとして別地区に作品応募をした場合でも、投票はご自身の所在地に属する地区ブロックに投票となります。
二次審査(地区ブロック大会)について
- 審査日程
- 2022年11月の土・日・祝日、後日YouTubeプレミア配信
- 審査方法
- 各地区開催、リアル/オンラインの複合型審査会
- 場所
- 全国の各地区にて実施
- 審査担当
- 各地区の地区ブロック審査員
- 審査対象
- 応募時の1分間動画+口頭でのプレゼンテーション
二次審査(地区ブロック大会)では、13地区ブロックそれぞれで審査会がおこなわれます。各地区の開催日や開催地は後日公開となりますが、遠方で現地参加が難しい場合はオンラインでの参加も可能な複合型の審査会とします。また、本年度よりオーディエンス投票も実施します。審査会の様子は後日YouTubeチャンネルにてプレミア配信され、その配信後に投票となります。投票の数も、審査に加味されます。二次審査(地区ブロック大会)では、地区ブロックを勝ち抜いてきた証しとして、以下の賞が受賞されます。地域パートナー特別賞では、地区ごとに特別な賞をご用意しております。
- 地区ブロック最優秀賞
- 地区ブロック優秀賞
- 地区ブロック奨励賞
- 地域パートナー特別賞
東京ブロック
東京ベイeSG賞
最先端テクノロジーに支えられ、豊かな緑や水に囲まれ、生物多様性にも富んだ、人にやさしい快適な空間が創出された未来の持続可能な都市が表現された作品に贈られる賞
最終審査について
- 審査日程
- 2023年2月5日(日)
- 審査方法
- リアル/オンラインの複合型審査会
- 場所
- 開催地は後日公開
- 審査担当
- 下部の審査員の項目に記載
- 審査対象
- 新規作成動画+ワールドを操作しながらのプレゼンテーション
最終審査では、YouTubeチャンネルにてLive配信を実施します。また、二次審査(地区ブロック大会)同様にオーディエンス投票もおこないます。表彰の際にはオーディエンス賞が設けられます。その他の賞については、以下のアワードの項目をご覧ください。
アワードについて
総合賞
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最優秀賞(各部門)
総合的に判断し、最もすぐれたものに与えられる最高の賞。ジュニア部門、ミドル部門、ヤング部門からそれぞれ1チームを選定します。
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優秀賞(各部門)
個人、チーム問わず、すぐれたものに与えられる賞。ジュニア部門、ミドル部門、ヤング部門からそれぞれ1チームを選定します。
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学校賞
学校内での活動の一環で参加したチームの中からすぐれたものに与えられる賞。
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新人賞
初めて参加したチームの中からすぐれたものに与えられる賞。
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オーディエンス賞
オーディエンスの投票数が最も多いものに与えられる賞。オーディエンスは審査基準を元に、最もすぐれたものだと判断する1チームへ投票する権利が与えられます。
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奨励賞
今後の活躍が期待されるものに与えられる賞。
審査員特別賞
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クラフター賞
十分な調査に基づいた建築物や造形物であること。レッドストーン回路・コマンドブロック等を使用した動的な装置が随所に組み込まれていること。オリジナルのテクスチャ、アドオン等の外部リソースが組み込まれていること。(選定者:タツナミ シュウイチ)
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SDGs賞
世界・国・地域の持続可能なあり方についての問題を自分事として考え、テーマ化されていること。その問題の解決に向けて、多くの人が前向きに取り組めるようなアイデアが盛り込まれていること。(選定者:浅利 美鈴)
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映像クリエイティブ賞
ワールドの出来栄えはもちろんですが、視聴者目線に立って映像を見た時に思わず訪れたくなるような気持ちを与えてくれる映像を選びたく思っています。 また動画構成のストーリー性の深さなども評価の点になります。
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フューチャーイノベーション賞
テクノロジーを駆使し、今は存在しないが近い将来現れそうな物が組み込まれていること。これからの世界、社会を彷彿とさせるような物が組み込まれていること。他者があったら良いなと思えるような物が組み込まれていること。(選定者:小宮山 利恵子)
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エデュテイメント賞
「他者を楽しませる」という視点で制作されていること。「楽しい(エンターテインメント)」だけでなく、「学習(エデュケーション)」の要素が含まれていること。これまでにない新しい発想であること。(選定者:正頭 英和)
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建築賞
環境や社会の課題に取り組み、工夫を凝らした建造物であること。その人にしかできない創造的で独創的なオリジナリティ溢れた未来思考のある建造物であること。(選定者:髙﨑 正治)
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プログラミング賞
コンピュータと人間が共生するイメージが持てるようなプログラムが使われていること。持続可能性を意識し、ワールドや作品テーマにあった仕組みや動きを実現するためのプログラムであること。シンプルでも汎用性のあるプログラムで随所に応用できるなど効率の良さがうかがえるプログラムであること。(選定者:畑 紗羅)
パートナー特別賞
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積水ハウス賞
「人と自然がつながる住めば住むほど幸せ住まい」が表現された作品に与えられる賞
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BIPROGY賞
みんなが楽しくワクワク暮らせる社会を一緒に創っていけそうなチームに贈られる賞
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三菱地所賞(大丸有SDGsACT5)
都市の主役は人。出会い・交流が生まれ、にぎわい活気があるまちが表現された作品に贈られる賞
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農林中央金庫賞(大丸有SDGsACT5)
未来の農業、創造性あふれる農林水産業が表現された作品に贈られる賞
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ポプラ社賞
マインクラフトを思いっきり楽しんで、「まじめにふまじめ」なチャレンジを表現した作品に贈られる賞
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インプレス こどもとIT賞
遊んでみたくなる工夫にあふれ、マーケットプレイスに出品できるくらい完成度も高いワールドに贈られる賞
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Microsoft賞
教育版マインクラフトを通じて、自分たちの可能性を大きく伸ばすことができたチームに贈られる賞
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日本財団賞
“One World One Family(世界は一つの家族)”といった、ダイバーシティー&インクルージョンの観点が織り込まれた作品に贈られる賞
審査員のご紹介
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タツナミ シュウイチTatsunami Shyuichi
- Minecraftカップ全国大会 審査委員長
- プロマインクラフター
- Microsoft Innovative Educator FELLOW
2018年、マインクラフトマーケットプレイスにてアジア初、日本初の作品をリリースしプロのマインクラフターとなる。2021年9月、Microsoft Innovative Educator FELLOWの称号を米マイクロソフト社から授与。「情熱大陸(毎日放送)」「マツコの知らない世界(TBS)」「有吉ぃぃeeeee!(テレビ東京)」「TOKYO EYE(NHK)」など数々の地上波番組にプロマインクラフターとして出演、マインクラフトの教育的効果や面白さなどについて広く世間に発信を行い、現在もマインクラフトをプラットフォームとして活用した教育教材の制作や特別支援教育での活用を研究中。
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浅利 美鈴Asari Misuzu
- 京都大学地球環境学堂 准教授
2000年、京都大学工学部地球工学科卒業。2004年、工学博士。現在は京都大学地球環境学堂准教授。研究テーマは「ごみ」や「環境・SDGs教育」。世界中の「ごみ」や暮らしぶりを観察して歩く日々を送る。社会の縮図として、京都大学のサステイナブルキャンパス化にも取り組む。学生時代に「京大ゴミ部」を立ち上げ、環境啓発・教育活動に取り組み始め、2005年からは、京都議定書達成に向けた「びっくり!エコ100選」、エネルギー問題にアクションを起こす「びっくりエコ発電所」、京都におけるSDGs実装を目指す「エコ~るど京大」や「京都超SDGsコンソーシアム」「京都里山SDGsラボ(ことす)」などを展開。2022年11月に第15回を開催する「3R・低炭素社会検定」の事務局長も務める。
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カズKazu
- 動画クリエイター
福井生まれ、福井育ちの超行動派動画クリエイター。ガジェットのレビューを始め、DIYや古民家改築、旅や料理動画、生活の全てを動画にしており、福井弁訛りの癒やしな話し方と、分かりやすいレビューには定評があり、優しい笑顔と明るいキャラクターで人々を魅了している。ゲーム実況者としての顔も持ち、Minecraft実況シリーズ「カズクラ」は累計7億回以上再生されている。
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小宮山 利恵子Komiyama Rieko
- スタディサプリ教育AI研究所所長
- 東京学芸大学大学院准教授
1977年東京都生まれ。早稲田大学大学院修了後、衆議院、ベネッセ等を経て2015年リクルート入社、現職。東京工業大学リーダーシップ教育院、「教育におけるICT利活用促進をめざす議員連盟」、ANA、熊本県八代市などのアドバイザーを兼務。その他経団連EdTech戦略検討会座長等。近著に『レア力で生きる』(KADOKAWA、2019年)、『新時代の学び戦略』(産経新聞出版、2019年)等。
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正頭 英和Shoto Hidekazu
- 立命館小学校教諭
- 株式会社Edutainment Education 代表
大阪府生まれ。2019年にMinecraftを活用した授業が認められ、「教育界のノーベル賞」と言われるGlobal Teacher Prize 2019において、世界150ヵ国以上、3万人のエントリーの中から、日本人小学校教員初となるTop10に選ばれ、「世界の優秀な教員10人」となる。主な著書に「世界トップティーチャーが教える 子どもの未来が変わる英語の教科書(講談社)」などがある。
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髙﨑 正治Takasaki Masaharu
- 王立英国建築家協会名誉フェロー建築家
1953年鹿児島生まれ。シュトウッガルト大学(ドイツ)、グラーツ工科大学(オーストリア)の教授と協働を経て、(株)髙﨑正治都市建築設計事務所、TAKASAKI物人研究所を設立。現在、京都芸術大学大学院客員教授、鹿児島大学講師。設計活動、教育活動、個展活動を三位一体として、世界と地域をつなぐビジョンを創造している。
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畑 紗羅Hata Sara
- Micro:bit Educational Foundation Japan Community Lead
2018年に新卒で現特定非営利活動法人みんなのコードに入社。プログラミング教育必修化に向け、全国の教育委員会・先生方の授業づくりを支援する他、企業連携による新しい教育のあり方を模索。2020年に民間企業へ転職。2021年よりMicro:bit Educational Foundation で日本の micro:bit ユーザーのコミュニティ運営を担当。日本の子どもたちがデジタルテクノロジーを使いこなし、未来を切り拓いていけるよう、NPOや学校と連携している。
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堀内 容介Hata Sara
- 積水ハウス株式会社 代表取締役 副会長執行役員
- 財務・ESG 部門、TKC 事業担当、ESG経営推進本部長
1956年生まれ。東京都出身。1980年積水ハウス入社。入社以来、戸建住宅・賃貸住宅の営業担当として数多くの「幸せ住まい」を実現してきた住宅コンサルティングのプロフェッショナル。2021年4月代表取締役副会長執行役員(現任)就任。自身もこれまでに、引越は自社物件で十数回経験。住宅建築への思い入れも強く、自宅を実は4回も新築し、住宅ローンに追われた半生だったと振り返る。これらの経験をしてもなお「いまだ”終の棲家”に辿りついていない」と奥の深さを語る。担当しているESG経営推進本部では、2001年から「5本の樹」計画として都市の住宅地に緑のネットワークを作り、生物多様性保全を推進し、20年間で1709万本を植樹。琉球大学との共同検証により、昨年、世界で初めて都市の生物多様性の定量評価の仕組みを構築した。