応募作品-2024年-
チームの特徴
さいたま市周辺の中学校でチームをつくり制作しました! 中2メンバーはプログラミング部(マイクラ部)の創部を目指して、さいたま市立 岸中学校の理科部で活動しています 応援よろしくお願いします!!
チームメンバー
6名
作品の中で注目して
みてほしいところ
私たちは、未来のさいたま市・浦和の街を作りました。
全校生徒にアンケートを取ったり、さいたま市の職員の方に都市計画のことを聞いて、現実の浦和の未来でSDGsとウェルビーイングが実現された街づくりをしていることを見て欲しいです。
街は、車や建物ではなく、人と人の文化活動を中心とした街になっていて、駅は木の温かみを感じれるように間伐材で作っていて、天井には区の花であるニチニチソウをモチーフにしたデザインをしています。
駅前に大きな広場を設けてスポーツや音楽を楽しめるようにしています。
苦労した点や、工夫したところは、マイクラの中世風のブロックで近代的な建物を作るのに苦労しました。
どうしても表現できない部分も多く、新しくオリジナルのアイテムやブロック、エンティティを200種類ぐらい作ってAddonにすることで表現できるように工夫しました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
私たちが住んでいるさいたま市のSDGsのことをインターネットで調べると、日本経済新聞社の「全国市区SDGs先進度調査」で全国一位になった素晴らしい街であることが分かりました。また、住民の幸福度やまちへの満足度が高い一方で、観光や防災の満足度は低いことも分かりました。観光や防災をより良くするにはどうしたら良いのか?私たちが通う岸中学校の校長先生に相談して約600人の全校生徒にアンケートを取りました。アンケートの結果、地震や水害が心配で、テーマパークや水族館、音楽が楽しめる場所があるとより良くなると生徒たちが思っていることが分かりました。大人が思っていることを調べるため、さいたま市の出張出前講座に申し込みました。都市局都心整備課の方に講演してもらって、さいたま市が取り組んでいる駅を核として市民のウェルビーイングな暮らしを実現するスマート・ターミナル・シティのこと教えてもらいました。
どのようなことを調べたか
Blockbenchという3Dモデリングソフトウェアでオリジナルのアイテムやブロック、エンティティを制作してAddonを作りました。
初めは多く作らないつもりでしたが、こだわっているうちに気が付けば200種類ぐらいになっていました。「サイタマイクラ」というマスコットキャラクターは、クリスタというペイントソフトでキャラクタをデザインして、Blockbenchで3D化してAddonに追加して制作しています。また、幸せポイントという仕組みをを体験できるミッションをMakeCodeとコマンドで制作しました。幸せポイントは現実の世界でも幸せ効果があるかを確認するために、WordPressでWebアプリを制作してお家のお手伝いやごみ拾いをするとポイントが貯まるシステムを制作しました。AfterEffectsでアニメーションをコマ割り画像に変換して、アニメーションのAddonも制作しました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
私たちは、昨年はTrelloを使用しましたが、期限や優先順位が分かりにくかったので、今年はNotionというアプリも使って期限と優先順位が分かるようにしました。まずは勉強と調査をしてからどんな街を作るかを決めて制作する計画にしました。ウェルビーイングのことは、動画やインターネットを見てみんなで勉強し、日本科学未来館の「ナナイロクエスト」や「老いパーク」を見学に行って、未来のロボットやあまり馴染みのない老いのことを学びました。それからどんな街にするかをみんなで話し合い、中学校でアンケートを取ったり、さいたま市の職員の方に講演してもらって必要な情報を集めました。みんな得意なことが違うので、調査や課題の検証結果の資料を作る人や、建物を作る人、デザインを考える人、プログラムを作る人で役割を分担して制作を進めました。困った時は、市の施設に集まったり、Slackで話し合ったりしました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
私たちは、車や建物ではなく、人と人の文化活動を中心とした未来の浦和の街を制作しました。駅前の広場では、スポーツや音楽、水族館などを楽しんで豊かな文化生活を送ることができます。また、街では幸せポイントという、人や地域と繋がりを持てるような活動や健康的な活動などウェルビーイングな活動をすると貯まって、様々な体験で使用できるポイントがあります。例えばラジオ体操は、老いてもできる健康的な活動で、地域の繋がりも活発になるのでやるとポイントがもらえます。もらったポイントで広場で行われる音楽フェスに参加することもできます。街ではわずかな土地のすき間でも緑を植えて、自然に緑をおすそ分けすることで陸の豊かさを守っていく活動もしています。取り入れたSDGsの目標は、「3番:全ての人に健康と福祉を」「11番:住み続けられるまちづくりを」「15番:陸の豊かさを守ろう」です。