応募作品-2024年-
チームの特徴
福岡市の小学6年生。「幸」の字を持つふたりで、がんばりました。
チームメンバー
2名
作品の中で注目して
みてほしいところ
私たちが注目してほしい所は人が安心して暮らせる街です。街は地震に強いピラミッド型の土台と、豪雨に強いドームで覆われていて、災害に強い形になっています。ドームは二重ガラスになっていて一年中快適です。
雨水は貯水池にたまり、生活用水や土台を利用した棚田にも使っています。棚田や農場で作られた農作物は加工場で加工され、食糧庫に保存しているので災害時も安心です。主に水力発電を行い、余った電気は蓄電池にためて非常時に備えています。
工夫した所はたくさんの施設や設備の作り込みです。街の人達の幸せを感知し、幸せポイントがたまると海のタワーから花火があがる仕組みを作ったのですが、幸せを増やす物を色々考えて作っていたので、いつも時間がたりませんでした。
ビルやピラミッドの中、海辺の公園などを散歩すると「これは何だ?」というものがたくさんあると思います。NPC達が説明をしてますのでぜひ話してみてください。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
テーマのWell-beingについて、まず家族や学校の友達・先生にアンケートをして色んな幸せを調べました。
次に、地元福岡の施設も参考にしました。山王雨水調整池は公園地下の巨大空間です。バーチャル見学もして、大雨が降ったとき雨水をためて洪水を防いでいる事がわかりました。まみずピアの見学もしました。海水を真水にかえるときの浸透圧を使って発電できる事を知り、驚きました。作った水は水道水に使われます。
また、揚水発電を貯水池や棚田と組み合わせようと思い、仕組みを調べました。必要な時にあわせて電気を作れる便利な水力発電です。
他にも本やインターネット、テレビで色々な事を調べました。
・SDGs達成度が高い国が取り組んでる事
・地震に強い建物の構造
・スウェーデンのリサイクル品だけを扱うショッピングモール
・かわった発電方法(波力発電や植物発電)
・海藻を使い二酸化炭素を減らす方法
どのようなことを調べたか
プログラムは両親に教えて貰ったりインターネットで調べました。覚えたプログラムはメンバーにも教え効率的に作業できました。
◆プログラムを使った事
・草ブロックを並べて地面を作成
・山の形を自動的に作成
・等間隔で苗木を植えて森を作成
・水ブロックを並べて海を作成
・大きな円の外周を少しずつ小さくして積み重ね半球のドーム屋根を作成
・区画をコピーして広い棚田や農場を作成
・砂利で埋めた場所を水に変換し貯水池を作成
・箱型の建物の壁と天井を作成。それをコピーして高層ビルを作成
・道路をコピーして延ばし、また違う階層にもコピーした
・公園の円形土台を作成
◆レッドストーンを使った事
・動く歩道と自動ドア
・花火が上がる装置
・船のごみ処理装置
・リサイクル場の機械
・コマンドブロックを使ったエレベーター
・ストラクチャーブロックを使ったステージを切り替える仕掛け
プログラミングなどを、
どのように使ったか
5月ごろ、まずはチームメンバーでどのような街が作りたいか、ブレインストーミングを行ってたくさんの意見やアイデアを出し合い、街づくりの全体像を決めました。
その後、8月31日の締切日からさかのぼって制作スケジュールを考えました。街づくりの作業を、街そのものの部分、街の周辺の部分、それ以外の施設などに大きく分け、資料集めと実際の制作をあわせてどのくらいの期間で作れそうかを考え、カレンダーに計画日数を書き込みチームで共有しました。
平日は主にグループLINEで相談しながら、週1回週末にチームで集まり直接打合せをしました。その時は、作る施設・設備の配置図や設計図を実際に紙に書きながら行って、メンバーで役割を分担しながら作業を進めていきました。
途中で作業が遅れ、間に合わなくなりそうになりましたが、残りの日数と作業の進み具合を話し合って計画を修正し、なんとか作り上げることができました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
私たちはテーマを、幸せが循環する街で表現しました。人々の幸せを感知すると「幸せポイント」になります。ポイントがたまると幸せタワーから花火が上がり、さらに幸せが循環します。この仕組みを実現するために、多くのSDGsの目標を取り入れました。
目標2:広い農場で働くロボット、食品加工場兼レストラン、食料庫
目標3:医療ロボット
目標4:職業体験施設
目標6:みんなが使える個室トイレ
目標7:揚水発電、波力発電、バイオマス発電、植物発電、浸透圧発電、蓄電池
目標8:分身ロボットを操作することで障害者も働ける会社、社内託児所
目標9:SDGs研究所
目標12:分解分別ロボット、リサイクルモール、ゴミシューター
目標14:海洋ゴミ回収船、CO2を吸収する海藻
目標15:森を管理するドローン
さらに楽しい公園や焼却熱を利用したプール、癒しの抱っこロボットなどで幸せを増やします。