応募作品-2024年-
チームの特徴
マイクラと絵を描くこと、レゴ、読書が好きな小学5年生イシカワタダスミです。立体的にものを考えるのが得意です。
チームメンバー
1名
作品の中で注目して
みてほしいところ
反射炉のような形にしたところです。なぜかというと自分が住んでいる静岡県伊豆の国市の韮山には世界遺産に登録されている韮山反射炉があるからです。韮山反射炉とは江戸時代末期当時韮山代官だった江川太郎左衛門が海防のために手掛けた施設です。鉄を溶かし、型に入れ、水車でくりぬくことで、大砲を作ります。江川太郎左衛門は芸術や武道にも秀でており、日本初の兵糧用のパンを焼いたことで、パン祖とも言われています。今回パビリオンのアイデアを考えた時に、「江川太郎左衛門が現代にタイムスリップしてきたら」という設定を考えました。今は溶鉱炉として使用されなくなった反射炉を平和的に利用するにはどうしたらよいか考え、江川太郎左衛門がパン祖ということでコンセプトをパンにしました。反射炉の部分はミニ反射炉でパン焼き体験ができるスペースと反射炉の形をいかしたプラネタリウムカフェを作りました。煙突部分はパン工場と展望台にしました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
万博については、図書館で司書さんにも聞いて調べましたが、資料がありませんでした。そのためインターネットで調べました。また、自分の母がつくば万博と横浜万博に行ったことがあるので、パビリオンの特徴や当時の様子を聞きました。未来の技術を考えた時に、コンセプトがパンなので、小麦を安定的かつ、安全に育てるために植物工場はどうかと思いました。しかし、植物工場の見学は衛生面から受け入れられないと断られてしまったため、本で調べました。
どのようなことを調べたか
まず一つ目は反射炉型パビリオン入口にある感圧板を踏むと作動するタイトルコマンドです。画面に「反射炉型パビリオンへようこそ」という文字が出ます。入口の感圧板を踏むと作動するコマンドがもう一つあります。それはゲームモードコマンドです。クリエイティブモードやサバイバルモードだと、物を壊してしまう可能性があるので入口のゲームモードコマンドでアドベンチャーモードにして対策をしました。二つ目は展望台行きのエレベーターです。このエレベーターはテレポートコマンドで上の階の対象の位置にテレポートさせることによりエレベーターで上に昇ったように見せています。テレポート先にも感圧板があり、そこでギブコマンドにより望遠鏡を1つ渡すことで、来場者に望遠鏡が配られているように見せています。1階にある自動販売機にはボタンを押すと、ドロッパーによりポーションを一個落とすことでジュースが買えているように見えます。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
マイクラカップの公式のワークシートにそって進めました。まず、「ワクワクするときを考える」ということで、僕は、おいしいものを食べているときと書きました。次に、「そのアイデアに関係するキーワード」ということで、パンというキーワードを出しました。パンというキーワードから、地域の偉人である江川太郎左衛門がパン祖と呼ばれているので、「もし江川太郎左衛門が現代にタイムスリップしたら?」というテーマを決め、江川太郎左衛門が手掛けた韮山反射炉をパビリオンの形にしようと思いました。そのため韮山反射炉に行き、ガイドの人に反射炉の仕組みを説明してもらいました。そこで写真を撮ったり、パンフレットをもらったりしました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
上空に浮き、日光を全方向から受けることができる風船型植物工場を作りました。今の植物工場では、ブロッコリースプラウトやサニーレタスなどの葉物野菜しか育てられていません。未来の技術により、植物工場で小麦も育てられるようになれば、天候に左右されず、害虫の被害にもあわずに済むようになると思います。この技術があれば、今は13%しかない小麦の自給率ももっと上がると思います。そこで取れる小麦は柔らかいけど柔らかくないパイプ(未来の技術)で水車へと運ばれ、製粉されます。それがパン工場に運ばれパンが作られます。これをカフェで来場者に提供します。未来の技術ではないですが、過去のすごい技術である反射炉の形(ドーム)をいかしたプラネタリウムカフェがあるのもポイントです。