第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2024年-

作品No. 3151
東北ブロック ヤング
作品名 環世界~歴史と共に歩む街~
チーム名 弘前高校メディアクリエイト同好会
チームの特徴

弘前高校メディアクリエイト同好会3人で結成したチームです。

チームメンバー

3

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

2055年コンパクトシティ弘前市を表現するために、近隣の市町村が集まり、現在から未来へと続いていくロードマップを作成し、ストーリーを詳細に設定した(資料はPDFで提出)。
弘前市にある歴史的建造物や景色を文化的資産として残しつつ、時代と共に利用方法が更新され、未来に引き継がれ、進化し続ける街を表現したいと考え、実際に現地に足を運び、グーグルアースで距離を測るなど表現方法にこだわった。
LRTが大動脈となって市内を移動できる街を実現するため、需要の拡大を見込まれる様に、LRTの沿線上に市役所や病院、ホスピス住宅のほか大学を含む教育機関などを配置した。また、歩きたくなる魅力的な街並みを用意し、街中に人が増える工夫をした。
弘前市の桜に因んだ桜色のLRTが駅から土手町を走る様子や、洋上風力発電により洋上で海水から水素が作られ、エネルギーが街に供給される様子を表現した。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

チームミーティングで、世界、日本、市単位で抱える課題を持ち寄り、それらに対する解決策をネットや書籍等を使って調べ、情報を共有し、ワールドの骨格となる資料を作成した。
街をデザインするにあたり、弘前大学大学院の土井良浩准教授に連絡を取り、他市の街づくりの事例や、制度、指標について学び、暮らす人の目線に立った街づくりについて教わった。
街の中心にあるれんが倉庫美術館が避難所としても機能する様に、普段から人が集まる仕組みを考え、また街中は急ぎたい人とゆっくりしたい人の動線を分けることで干渉し合わないことも配慮した。
部門テーマである「共創」については、弘前市都市計画課を訪問し、櫻田宏弘前市長より、弘前市民の市民性や歴史、市政の舵取りをする立場としてのお話をいただいた。また、都市計画担当の方からは、市の財政状況や、市民の共感を得ながら事業を形にするソフト整備の取り組みなどについて教わった。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

executeコマンドにより地形を作成した。それぞれの画像下部にあるテキストは使用したコマンドのプロンプトである。
左上の画像は雪玉を投げることで砂を置けるように設定した。砂を使用した理由は重力ブロックであるため、ブロックが宙に浮くことなく、より自然に地形を造形することができるからである。これにより地形の概形を造形した。
右上の画像は水のスプラッシュポーションを投げることで砂を石に置換するように設定した。これにより山肌を表現することができた。
左下の画像はタマゴを投げることで山肌に重力ブロックである砂利を置けるように設定した。これも同様より自然な地形を目的としている。
右下の画像は水の残留ポーションを投げることで砂利を草ブロックに置換するように設定した。これにより山肌に植生した植物が伝播したような自然な地形を造形することができた。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

高校で出会った友人が自分と同様に小学生の頃からマインクラフトをやっていることを知り、第6回マインクラフトカップへの挑戦を決めた。部活動として認めて貰う為、学校に企画書を提出し、学校でマインクラフトが出来る環境を整え、有志を募り、現在のチームを結成した。
リーダー、デザイン、タイムキーパー各担当を決め、コーチにはIT分野を専門とする相馬祐輔先生に依頼した。外部コーチと学内で活動するには管理上の制限が多くあった為、チームで週末に会議室を借りてミーティングを繰り返し、課外活動の報告書を作成し学校に提出した。
部活動日程は学校の年間予定表をデータ化し、各自が予定を入力することで情報共有した。ワールドの制作はパーツで担当を振り分けし、進捗状況を把握する為にスケジュール管理表を作成してタスク全体の進捗を可視化出来るようにし、作業遅れを互いにフォローできる体制を整え、夏休み期間には合宿を決行した。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

僕らのウェルビーイングについての共通認識が「青空の下で食事が食べられること」で、欲を言うならば、30年度には排気の匂いが無くなり、街の中を移動する時に誰でも障がいなく行動に移せる状態がいいと考えた。
LRTが市内中を走れば大量に人が移動でき、マイカー通勤者の減少や、脱炭素にも繋がる。7、11、13
水素は海水から直接生成できるようになれば水資源が守られ、安定供給も可能になる。6、7、9、13
DACで二酸化炭素を回収し、スペースバブルで気温上昇を抑制することで、地球温暖化による自然災害の発生頻度が減少する。2、9、11、13
街中に人が集まればコミュニティが生まれ、健康的な生活が送れるようになる。3、11、17
特性を尊重し自ら選択できる教育機関。4、16
切れ目ない医療・介護を実現する集合型ホスピス住宅。3、11
街の中心に防災の機能を兼用できる公共施設。16、17

THUMBNAIL
サムネイル
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マップ
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