応募作品-2024年-
チームの特徴
彦根市立東中学校の部活動の取り組みで参加しています。
チームメンバー
28名
作品の中で注目して
みてほしいところ
最も注目して見て欲しいところは、街の中心部にある、リニアモーターカーの駅を含む12階建てのビルです。ビルは、水族館やショッピングエリアなど、一階ずつ違う内容になっており、生活に必要な買い物から子どもの遊び場まで、様々な利用の仕方ができるようにしました。工夫したところの1つはビルの窓の形です。青色で斜めの窓を作り、現代では珍しいデザインにしました。2つ目は、強化ガラスを使っていることです。10・11階のイベント会場では防音対策のために、12階のサーバー室では防犯のために使っています。3つ目は、ビル内にリニアモーターカーの駅を設けたことです。レールが十字に伸びており、ビルを中心に街の色々な場所に簡単に移動ができる、未来の街を意識しました。駅の構造も、現在の構造を基本にしながら少し先の未来をイメージして作っています。このビルの他に、自動で動く歩道を設置するなど、近未来を意識して制作しました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
私たちはまず、インターネットを使い、大会テーマであるwell-beingの意味やSDGsについて調べました。必要な知識を身につけることで、皆が同じ方向を向いてまちづくりのアイデアを出せるようにしました。その後、建造物の構造をインターネットの画像検索で調べ、街づくりをしていきました。街の中心部には、駅を含んだビルを設置していますが、これはビルを貫通する高速道路や、小倉駅のなどの駅ビルの構造などを調べて参考にしながら制作しました。他にも、消防署や警察署、発電所や山の中に設置したダムなど、普段入ることの少ない施設を画像で調べ、なるべく忠実に再現できるように役立てました。建物によっては、調べた内容をそのまま反映させるのではなく、未来をイメージして作りかえた部分もあります。そして、fillコマンドで使うブロックの英語名をインターネットで調べるなどして、まちづくりの際にコマンドも使えるようにしました。
どのようなことを調べたか
私たちのチームは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」を意識し、障害のある人や高齢の人などにも優しく、誰もが楽しめる街を目標にしました。そのため、コマンドでテレポートするエレベーターや、自動で動く歩道を設置し、誰もが移動しやすいように工夫しました。病院のエレベーターでは、足の不自由な人でも、安全に一階から五階までを上り下りできるようにしました。動く歩道では、目や足の不自由な人でもしっかりと目的地につけるようにしました。エレベーターや動く歩道のコマンドは難しかったですが、未来で実現すればいいなという思いを込めました。また、警察署などには、レッドストーンでつくった自動ドアを設置しました。同じ部屋や建築物を作るときには、ストラクチャーブロックを使ってコピーすることで、効率的に作業を進めるようにしました。コピーした建築物にも改良を加えて、より充実した生活を送れるようにしました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
まず最初に、Well-beingな街とは何か、どのような建物が必要かを話し合いました。そして、誰もが楽しめる街をテーマに、街の中心部に大きなビルを作りました。ビル内には電車の駅を設置し、交通面でも町の中心として機能するようにしました。その後は、2年生を中心に4つのチームに分かれ、チームごとに区画を分担して街づくりを進めました。それぞれ作る建物をチームのメンバーと話し合い、病院など生活に必要な建物を作るエリア、遊園地など楽しめる建築物のエリアなど、役割分担して効率よく建築を進められるようにしました。作る際には、1か所に建物が密集しないよう注意しました。また、ある程度作り終えるたびに、2・3年生で集まり、次に作る建物や作った建物の改善点などを話し合うようにしました。手が空いている人は、製作が途中で止まっている建物を担当したり、他のチームを手伝ったりするなど、みんなで協力して製作を進めました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
私たちは、①誰もが住みやすい街、②環境にやさしい街を意識して制作しました。具体的には、「自然保護区」という森林などの自然を保護する地区を作りました。これは、SDGsの「15.陸の豊かさを守ろう」や地球温暖化を防ぐという意味で「13.気候変動に具体的な対策を」に繋がっていると思います。また、「7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに」を意識して、建物の屋根に太陽光発電を置くなどして、発電所を多く作るようにしました。次に、「11.住み続けられるまちづくりを」を意識し、自動で動く歩道を設置するなど、障害のある人や高齢の人などにも優しい街を目標にしました。そして作品テーマの「well-being」を表現するためには、「単純にみんなが楽しめる」ということも大切だと考え、遊園地や映画館などの娯楽施設も作りました。他にも交通網を整備するなど、細かい所で「well-being」が実現するよう工夫しました。