第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2024年-

作品No. 3957
東京ブロック ミドル
作品名 マグマの熱で発電【未来のコンパクトシティ】富士山ワールド
チーム名 ナシナシきょうだい
チームの特徴

マイクラとサッカーと水泳が大好きな小学4年生と、マイクラと動物とピアノが大好きな小学1年生のチームです

チームメンバー

2

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

日本は世界でも有数の火山大国。火山にはこわい部分もあるけど、地熱やわき水など良い面もたくさん。
僕たちが考えた「富士山ワールド」は、火山の「マグマ」と「わき水」を利用した自然に優しいコンパクトシティです。中心にある富士山の建物は、発電装置や楽しい施設がはいった「セントラルタワー」まわりの丸い区画は「住宅エリア」です。マグマを保温保管できる新素材を利用した「マグマ発電」のおかげで、空気をよごさず1年じゅう電気を使うことができます。

とくに注目してほしいのは、セントラルタワーです。「マグマ」と「わき水」を利用した楽しい施設がいっぱい。
・マグマ発電所
・火山灰とマグマ熱、わき水で育てる畑、高山植物の花屋
・未利用魚の回転ずし
・地産地消売れ残りは肥料になる循環型未来のコンビニ
・わき水のマグマ温泉
エレベーターで移動できるのでどんな人でも楽しめます。ぜひ遊びにきてください!

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

新しい町のヒントにするために、博物館などで自然について調べました。隕石の成分や、昔のくらしなどが良いヒントになりました。日本は世界で有数の火山大国で、火山にはわき水や地熱などの良い面もあることを知りました。
つぎに、社会でどんな問題が起こっているかネットで調べてみました。日本では、人口が減って町のしくみを続けられなくなる、「過そ」が起こっているようです。
そこで「マグマ」を使って、どこでも発電できたら、「過そ」でも生活できるのでは?と考え発電について図書館の本で調べました。
はじめにマグマ発電に近い、地熱発電の仕組みや弱点を調べました。地熱発電は火山地帯でないと利用できない、開発にとてもお金がかかるという弱点があるようです。そこで「マグマをガソリンみたいに運べたら地熱発電の弱点が克服できるんじゃないか」とメンバーで相談し、「マグマ発電」という新しい発電方法を表現することに決めました。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

富士山型のセントラルシティを建築する時に、最初は手作業で建築したけれど、きれいな山型にならなかったので、メイクコードに挑戦しました。筒のようになったり、全部青色になったりと失敗をくり返したけれど、何度も計算して、かっこいい富士山の形が完成しました。
セントラルシティにある【エレベーター】、住宅エリアの【まるい区画】、【花屋の自動ドア】にもメイクコードを使っています。
エレベーターは、カーペットの色ごとに条件を決めて、好きなフロアにいけるようにしました。誰でもわかりやすいデザインにできたと思います。花屋の自動ドアは、草ブロックでお店のふんいきに合わせました。循環型未来のコンビニは、売れ残った食品を肥料に利用できるよう、畑に運ぶための隠しトロッコを作りました。
セントラルシティには、入り口のゲートやコンビニの隠し倉庫にワープできる仕組みも作ったので、実際にまちを歩いてみてほしいです。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

作品をつくるために、ぼくたちは8個のステップで作業をすすめました。

1 博物館で自然について学ぶ
2 ニュースやネットから社会問題を知る
3 どんな問題をどう解決するか考える
4 アイデアを絵にしてしぼり込む
5 設計図を作る
6 作業の計画をたてる
7 実際に作業する
8 休日に進み具合をチェックする

特に苦労したのは、問題と解決方法のアイデアを考えることです。
なかなかアイデアが浮かばなくて、何度も話し合いをしたし、たくさんノートに考えをメモしました。
苦しみながら浮かんだアイデアは、全部作品の中に入れてみました。
設計図が決まったら、1週間くらいの短い期間に区切って「やるべきこと」「誰がいつまでにやるか」を決めて作業しました。メンバーどうし得意な作業、好きな世界が違うので、それをいかせる役割分担にしています。結果的にすごく面白い町ができたと思います。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

僕たちは「自然と共に生きる、安心して暮らせる町」を表現しました。新しく考えたのは、日本にたくさんある「火山」のマグマを使った発電方法。「マグマ発電」のすごいところは、「マグマを保温保管」できる新素材を使っているので、マグマを燃料のように輸送できること。だから火山から離れた場所でも、空気を汚さずに1年じゅう発電できます。僕たちが大人になる頃、「過そ」が進んだ場所では、電気や水道を維持できない町もあるかもしれません。住みなれた場所から離れる人もいるでしょう。でも「マグマ発電」で動くコンパクトシティなら、みんなが好きな場所で、安心して暮らすことができます。

【富士山ワールドはSDGsの項目6つを実現した未来の町です】
マグマ発電(7、9番)/マグマ熱と火山灰、湧水で育てた畑と花屋(15番)/循環型未来のコンビニ(12番)/未利用魚回転ずし(12,14番)/コンパクトシティ(11番)

THUMBNAIL
サムネイル
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マップ
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