応募作品-2024年-
チームの特徴
龍昇経理情報専門学校の高等課程3年生、学校の取り組みで参加しています!
チームメンバー
19名
作品の中で注目して
みてほしいところ
注目してほしい点は町全体です!みんなのウェルビーイングを実現しました!
【今あるものに感謝し未来のために自分たちができることをしていこう】という気持ちで制作しました。
みんなで一緒に拠点を決め、卒業後に自分が就きたい仕事や住みたい家、それを実現するために必要なものを建築。選んだ拠点には、海、山、川があり、地形を生かして建築を進めていくうちに、自分たちの学校がある徳島市の吉野川周辺に地形が似ていることに気づき、そこから徳島の郷土文化も再現していきました。大谷焼、藍染、阿波和紙、上勝町ゼロウェイストなど、学校の活動で体験する徳島の文化に触れることができます。
工夫した点は阿波踊りです。実際に阿波踊りを観に行ったり、踊りをしている子に隊列の話を聞いたりしました。
苦労した点はみんなのマイクラスキルがバラバラだったことです。しかしお互いを理解し、役割分担をして完成させることができました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
核融合、風力、太陽光、の発電を再現しました。
核融合発電は、現在まだ実現されていないものですが、様々なwebサイトの情報を参考に想像して建築しました。
融合炉は閉じてしまって壁を壊さないと構造を見ることができないので、excelで作成した設計図と製作中の断面図を紹介画像に挿入しています。
核融合発電のメリットは、核融合に使用する水素が海水から採取することができる点、エネルギー効率が高い点、二酸化炭素を排出しない点、原子力発電よりもトラブル時の安全性が高い点です。デメリットは費用が巨額な点、原子力発電ほどではないものの放射性廃棄物が出る点、稼働が安定しない可能性がある点です。
発電所を建築することにより、今まで意識したことがなかった変電所も一緒に建築しました。
郷土文化については、実体験を元にしてイメージしたり、もっと知りたいことはインターネットで調べたりしながら再現しました。
どのようなことを調べたか
コマンドブロックを使用していくつか仕掛けを作っています。
例えば核融合発電所の管理室は、鍵を持っている人しか入ることができないようにしました。具体的には、指定した耐久値のヘルメットを鍵に見立てて、その鍵を持っている人が半径3ブロックに入ってきたらドアが自動で開き、2秒後には自動で閉まる仕組みになっています。作品の提出にあたって、持ち物に空きがある状態で受付の人に話しかけると鍵(ヘルメット)がもらえるようにしました。
レッドストーンはシャワーや自動ドアで使用。
ストラクチャーブロックは構造が同じ建築物(トイレ、更衣室、ビル、道路、橋)づくりで効率化しました。
MakeCodeは、特定のアイテムを右クリックすることで範囲の最初と最後を指定し、指定した範囲を設定したブロックに置き換えるコードを活用することで建物や道路づくりを効率化しました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
4月:お互いの考えを尊重し合うことをルールに、各自が考えるウェルビーイングを共有ドキュメントに書き出し。初心者の子にマイクラの操作に慣れてもらうため、練習として自分たちで文化財等建築するものを決め、excelで設計図を作り、それを元にマイクラで建築をしました。
5月:4月に始めた建築物を完成させ、成果物発表書類を作成。この練習で分かったことは、設計図を作るのが得意な子と苦手な子がいること、発想力が豊かでどんどん建築を進められる子と他の子の指示があってから建築に取り掛かる子、いろいろなタイプの人がいるということです。
6月:マイクラカップ作品作り開始、みんなで拠点決め、担当エリアや施設を割り振り。
7月:各自まちに作りたいものや必要なものを建築。
8月:道路を作り、エリアを分け、建築物の場所や向きを調整。
最終的には、みんなの個性を活かして作品を仕上げることができたと思います。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
1人1人がウェルビーイングをイメージし、それをSDGsの目標に結びつけていきました。
②飢餓をゼロに…農業畜産業~小売店。
③すべての人に健康と福祉を…子連れでも利用できるレジャー施設、車椅子駐車場。
④質の高い教育をみんなに…学校。
⑥安全な水とトイレを世界中に…ワールド内便器50個以上設置。
⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに…核融合~変電所、太陽光、風力。
⑧働きがいも経済成長も…ビジネスビル五階建て2棟。
⑪住み続けられるまちづくりを…三階建て多目的ホール。
⑫つくる責任つかう責任…ゼロウェイスト。
⑭海の豊かさを守ろう…漁業、うみがめ保護。
⑮陸の豊かさを守ろう…森林を残し、牛馬鶏の放牧。
42種ごみ分別公園をまちの中心に設置、子どもの頃から分別を習慣にという思いで公園横にも設置。上勝町ゼロウェイストセンターをイメージしてコンポスターを並べています。