応募作品-2024年-
チームの特徴
福島県に住む兄弟二人(中学2年生と小学5年生)で参加しています。
チームメンバー
2名
作品の中で注目して
みてほしいところ
僕たちは子供からお年寄りまで幅広い年代の人たちが健康で楽しく暮らせる都市を目指して作品を作りました。僕たちは福島県の猪苗代湖や沼沢湖で遊ぶことがとても好きなので、都市を湖の上に作りました。注目して見て欲しい場所はウォーターパークとセントラルタワーを中心としたコンパクトな町づくりです。ウォーターパークにはたくさんのカラフルな魚たちが泳いでいて、花火を上げることもできて、大人も子供も楽しむことができます。また、都市の中心部を通る道路からもウォーターパークを眺めることができます。その隣には、たくさんの人が働き、いろいろなサービスが利用できるセントラルタワーがあります。工夫したところは、環境に配慮して徒歩でも移動しやすいように、セントラルタワーの下に道路を通してコンパクトな都市にするために空間を有効に使いました。道路を立体的に作ることが難しかったですが、何とか思ったとおりに作ることができました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
・SDGsと日本の取り組み、再生可能エネルギーの種類と特徴についてインターネットで調べるところから始めました。
・持続可能な町にするためにチームで話し合い、子供からお年寄りまで暮らしやすい都市にするためには、コンパクトシティの構造を取り入れるのが良いとの意見になりました。そこで、コンパクトシティの特徴を調べ、ワールドには生活に必要な施設を集約して配置しました。
・湖の上の都市を作るために、福島県の猪苗代湖と沼沢湖へ行って、岸辺の様子や植物を観察しました。また、猪苗代湖の無人島の翁島について、地図や生えている植物をインターネットで調べて、ワールドに植える植物の参考にしました。
・都市の電力は全て再生可能エネルギーを利用することに決めていたので、種類や特徴を調べました。その結果、島の周辺部に風力発電用の風車を作ることにして、会津若松市の背あぶり山の風力発電所の風車を見に行きました。
どのようなことを調べたか
・メイクコードを利用して、湖やセントラルタワー(町の中心のビル)、高速道路、空に浮かぶガラスの環を作ったり、コンクリートやレンガなどを敷き詰めました。
・コマンドを利用して、来場者の方がスポーンしたときに、感圧板を踏むとコマンドブロックが作動することでプレイヤーを灯台にテレポートするよう設定しました。その結果、移動時間を短縮し、範囲を有効活用することができました。
・レッドストーン回路は、ウォーターパークにあるトロッコや、花火を打ち上げる装置などにつかいました。花火を打ち上げる装置では、レッドストーンリピーターを利用して、発射時間を少しずらすことで、きれいに打ち上げることができました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
6月の始めにチームを組んで、アイディアを出し合い、作りたい都市のイメージが決まりました。最初は実際に作る建物をふせんに書いて地図に貼り付けて、都市の建物、道路の配置を考えました。また、担当する建物を決めて、作業を分担することにして、以下のスケジュールを立てました。
7月第2〜3週
・高速道路、セントラルタワーの建設
7月第4〜5週
・ウォーターパーク、住宅地、学校、図書館、工場、駐車場の建設
8月第2〜3週
・風力発電所、畑、街路樹、会社、スポーツジムの建設
8月第4〜5週
・スポーツ施設、工場、島の外周の森、海、町の装飾、灯台の建設
・サムネイル、紹介文作成
1〜2週間おきに作業がどこまで進んでいるか確認していたので、大体スケジュール通りに進めることができました。終盤になるともっと作り込みたくなり、仕上げの作業期間を1週間くらい確保しておけばよかったと思いました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
僕たちは、持続可能で、子供からお年寄りまで幸せに暮らせる都市を以下のSDGsの目標を取り入れて表現しました。
4.子供たちが能力を生かして活躍できるように、幼稚園から大学までの学校と図書館を建設しました。
7.再生可能エネルギーである風力発電を利用できるように、島の周囲に風車を建設しました。
8.働く場所として、都市の中心にセントラルタワーを建設しました。
11.安全で、安く住める住宅を確保するために、住宅街を建設しました。また、生活に必要な施設に徒歩で移動できるようにコンパクトな都市を設計して、道がわかりやすいように道路を規則的に配置しました。
14.僕たちが作った都市の周りは湖なので、ウォーターパークで湖の魚の稚魚を養殖して放流し、生態系を維持できるように設計しました。
15.猪苗代湖、沼沢湖の周囲の植物を参考にして色々な種類の木をたくさん植えて森を作りました。