第6回 Minecraftカップ

works 応募作品-2023年-

作品No. 1925
東海ブロック ミドル
作品名 ノー・エンド・シティへようこそ
チーム名 ノーエンド
チームの特徴

プログラミング教室の9人(小学3年生と6年生)で参加

チームメンバー

9

作品の中で注目して
みてほしいところ

作品の中で注目してみてほしいところ

クリーンエネルギーを実現したところです。建物の屋上にソーラーパネルを設置し、各家庭に蓄電池もあります。また、わたしたちの住む静岡県では茶畑の上にソーラーパネルの日よけを設置して栽培するソーラーシェアングが行われていることを図書館の本で知りました。マイクラの世界でソーラーシェアリングに適した作物としてじゃがいもとスイカがあったので、その二つをソーラーシェアリングで栽培しています。さらに、ソーラーパネルには寿命があること、寿命がきたパネルを回収し分解して素材をリサイクルする工場が日本にあることを知り、パネルリサイクル施設を作りました。ソーラーで足りない電力は、地熱発電と洋上風力発電でまかないます。地熱発電はタービンの回転をコマンドブロックで再現する点に苦労しました。洋上風力発電は実物の形、カメラ付きドローンで点検する点までネットで調べ丁寧に再現しました。

「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか

「作品テーマ」をワールド上でどのように表現したか

目標7達成のため、太陽光・地熱・洋上風力を組み合わせました。デメリットにも目を向け、パネルリサイクル施設や点検用ドローンも作りました。目標5については、男だから・女だからという差別や偏見をなくすため、町の議員は全員お面をして議会に出ます。小学校では、人間を「男か女か」という二つに分けて考える意識をなくすため、低学年のうちはトイレが男女共同です。また、三年生以降は男女両方の更衣室を作ることで男女平等の意識をもてるようにしました。ショッピングモールには、男らしさ・女らしさにとらわれない、男女共通の洋服売り場があります。目標11は移動手段として自転車・バス・エレベーターの三つが町じゅうで利用でき、健康に関するサービスはすべて医療リハビリセンターで受けられます。パン屋や各家庭で食料を自給自足し、水害や噴火が起きれば町を包むシェルターが起動します。家はすべて岩盤の上に建てて地震にそなえています。

どのようなことを調べたか

どのようなことを調べたか

本とネットです。まずはSDGsについてよく知るため、『大人も知らない!?SDGsなぜなにクイズ図鑑』(宝島社)をみんなで読みました。目標5、7、11について身近にどんな例があるか、家で家族と調べたり考えたりしたことをメモにまとめ、プログラミング教室で集まった時間に話し合い、どんな町にしたいか決めていきました。エネルギーについては、『未来をつくる仕事がここにある 再生可能エネルギー図鑑』(日経BP)を特に参考にしました。発電所の仕組みや特徴を学んだほか、ソーラーシェアリングの畑と、自給自足のパン屋のモデルが参考になりました。この本をもとに誰がどの発電を担当するか決めました。それぞれがネットのニュース動画などを検索する中で、どの発電にも課題やメンテナンスの必要性があることを知り、それらを解決する施設も作品内に作りました。レッドストーンやプログラミングが必要なときも本やネットを参考にしました。

プログラミングなどを、
どのように使ったか

プログラミングなどを、どのように使ったか

はじめの整地にmakecodeを使い、プレイヤーの進んだ所が空気になるようにしました。バスと自転車用の道路もmakecodeで、プレイヤーの進んだ足元がコンクリートになるようにしました。住宅の下の岩盤ブロックもmakecodeで並べました。ショッピングセンター以外のエレベーターはtpのコマンド、町を守るシェルターはfillのコマンドです。住宅の蓄電池はparticleのコマンドと日照センサーの組み合わせで、夜になると光るようにしました。地熱発電所はcloneのコマンドをつなげてタービンの回転を表現しました。ショッピングセンターの入り口と映画館の照明、ソーラーパネルリサイクル施設などにレッドストーン回路を使っています。ストラクチャーブロックは洋上風力発電、ドローン、街路樹、住宅、学校の教室などに使い作業時間を短縮しました。町のあちこちにいるゆるキャラはblockbenchで作りました。

どのような計画をたてて
制作をすすめたか

どのような計画をたてて制作をすすめたか

私たちは同じプログラミング教室に通う小3~小6のチームです。来る曜日がばらばらで、意見を合わせるのが大変でした。そこでまず、みんなで同じ本を家で読んでSDGsとクリーンエネルギーについて学び、家族に聞いたこと・身近に感じていること・知っていることをメモして、塾の日に先生や同じ曜日の仲間と話し合いました。先生がその日の話し合いの内容をほかの曜日の子にも伝えて、話し合いを深め、6年生で町の地図を作りました。そのあとは、誰がどの施設を担当するか決めて、それぞれが家でもネットで調べたりして作り進めていきました。早く終わった人は遅れている人の施設を手伝いました。町がだんだんできてきたところで、ゆるキャラがいたらかわいいということになり、みんなでキャラのデザインや設定を家で考えてきて案を出し合い、町を象徴する二体のゆるキャラが生まれました。

THUMBNAIL
サムネイル
MAP
マップ
MAKE CODE
MAKE CODE