応募作品-2022年-
チームの特徴
チームメンバー
1名
作品の中で注目して
みてほしいところ
最も注目してみてほしいところは、町の中央に立っている、ガラスで囲われているドームです。そこは人と動物たちが分け隔てなく、ゆったりと過ごす広場をイメージしてつくりました。自然豊かなドームにしたかったので、ドームの中と周囲には色とりどりの草花がたくさん咲いています。また、街をつくる上で1番力と時間をかけた建物でもあります。特に、ドームを円形にすることが難しく、何度も試行錯誤しながら、やっとの思い出完成させました。ぜひ皆さんも、ドームの中のベンチに座って、動物たちとゆったりと時を過ごしてみてください。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
当初は、人間の家の中にたくさんの動物たちが暮らしているという構想をしていました。しかし、それは人間と動物の矯正といえるのか疑問を持ちました。それだとまるで、人間が動物たちを飼っている、ペットとして扱っているのではないかと思ったからです。そこで私は、人間が主体であり、動物たちも主体である町をつくりたいと思いました。そうしてできたのが、人間の暮らしと動物たちの暮らしが一体化する「みZOOの町」です。人間と動物の間に囲いや柵はなく、当たり前のように一緒に暮らしている。私の思う「共生」を表現できたと思います。
どのようなことを調べたか
中央のドームから東に向かったところに竹林をつくろうと思い、その前にどこかの竹林を調べて制作の参考にしたいと思いました。そのときに調べたのが嵐山の竹林です。テレビなどで聞いたことはありましたが、実際には行ったことがなかったので、この機会にと少し調べました。嵐山の竹林は、「竹林の小径」といって、明確な裏付けはありませんが長い歴史があるといいます。昼の竹林はとても風情がありますが、夜になるとまた違った顔をのぞかせます。ぼんやりとライトアップされた竹林は、まるで別世界のような雰囲気さえ感じます。そんな雰囲気を私のワールドでも再現したいと思いました。道の両脇に藁を敷き詰め、そのうえにろうそくを置き、ぼんやりと竹林が照らされる、嵐山の雰囲気を再現しました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
私が建築に選んだ場所は高低差が大きく、木も多く生えている場所でした。建物を建てるためには、木を伐採し、整地をする必要がありました。そのときにエージェントに手伝ってもらいました。私は、あのようにプログラミングをして、何かを動かすということをしたことがなく、使うのにはとても苦労しました。いまでも使いこなしているとはいえません。しかし、プログラミングを使ったおかげで、作業を効率的に進めることができたと思います。こういったプログラミングがすべてではないと思いますが、このような貴重な機会でプログラミングにふれることができたのは、とても良い経験だったとおもいます。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
私は8月5日にライセンスを取得し、大会に参加しました。そして、その日のうちから構想を練り始め、約1ヶ月かけて作品を完成させました。一人で制作するので、細かく日程を決めることはしませんでしたが、1週間で一つのエリアを作ろうと考えていました。6,7日で構想を完成させ、8〜14日で中央のドームを制作しました。15〜21日でアパート、22〜28日で竹林と神社、29〜9月4日で砂浜、5〜11日でゲートや畑などの装飾や仕上げ、提出用の資料作りを計画していました。しかし、制作が思ったより難航し、予定が遅れてしまって、完成がギリギリになってしまいました。