応募作品-2022年-
チームの特徴
府中西高校 部活動の取り組みで参加しています。
チームメンバー
4名
作品の中で注目して
みてほしいところ
Minecraft 教育版に用意されている動物や植物を府中市の在来種に見立てているところ。 生物多様性の観点から、在来種の保護だけではなく、希少種(レッドリスト)の生物の保護 や研究を目的とする施設も作成。 マインクラフト上ではニワトリや牛でも、希少種に見立てて使用している。川や池の魚も、 府中市の在来種であるメダカなどに見立てている。 また、府中市は国分寺崖線といわれる崖があり、高校のすぐ近くにも崖線が通っていること から崖に囲まれた街をイメージした。 里山というと昔ながらの風景をイメージすると思う。生物多様性を重視する場合、里山とい う環境が理想的であるが、人々の便利な生活と里山=生物・自然との共存は両立するという 考えからこのような作品になった。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
近未来的な都市と府中市に残る里山を保全した暮らしの共存をテーマに制作。 街のシンボルである大木は、府中市の木である「けやき」をイメージしている。けやきは大 きく育つことからも街のシンボルツリーにふさわしいと考えた。 水族館、希少動物の保護施設、里山とそこから続く小川、牧場などのほかに建物の上にはソ ーラーパネルが設置されている。 近未来的な都市と里山との対比を意識している。しかし、共存がテーマにあるため、できる だけ自然に都市と里山を存在させることに苦労した。
どのようなことを調べたか
現代日本における里山の定義と現実的、具体的な保全方法について調査。生物の先生の特別講義では府中市にも里山を残しているということで、府中市の里山についてもネットや現地を調査。
生物多様性については、WWFジャパンなどの公式サイトで概念を学んだあと、在来種と外来種について、外来種を単純に悪とみなさない考え方や共存について学習。
地元府中市だけではなく、レッドリスト(希少種)にも目を向け、どのような保護活動が行われているのか調査。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
私たちはプログラミングなどを使用せず、手作業で制作しました。初めに町のシンボルツリーである「けやき」を作り、崖や道を作りました。その後、チームで自然を作る人と建物を作る人、細かいところを担当する人など役割を決めました。自然を作る人は森や公園、池などを担当。建物を作る人はお店や家、マンションを担当。細かいところを担当する人は里山の地形やシンボルツリーを担当しました。それぞれが自分の調べたことを表現することで私たちが考える未来の府中市を作りました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
高校のデジタルクリエイト部の活動の一環として参加を決めた。 チームで担当を決めて手分けして調査
調査結果を Class Notebook(OneNote)で共有 調査をもとにどんな街を作るのか、アイデアのメモやスケッチを OneNote で共有 週2回の部活動で制作を進めた。 生物多様性ということで生物の先生に相談したところ、特別講義をしてもらった。 そこから「里山」をメインのキーワードに決定。 提出前に部内レビューして、チーム外の人たちの意見や感想をもらい、それを参考にブラッ シュアップした。