応募作品-2024年-
チームの特徴
熊本県の八代市と芦北町の小・中学生チームです。 テック89子どもプログラミング教室からの参加です。
チームメンバー
8名
作品の中で注目して
みてほしいところ
今回の作品では、
みんながそれぞれ自分自身の「幸せ」を仮想空間「やつきたバース」上に表現しました。
それでは、どんな「幸せ」があるかを見てみましょう。
1.本の世界に入って、ものがたりを体験したい。
2.コウモリになって、コウモリと仲良く暮らしたい。
3.すきな電車を走らせてみたい。
4.タイムマシンで過去や未来を見てみたい。
5.空飛ぶクルマやドローンなどの未来の乗り物に乗ってみたい。
6.コインが降ってきて、ゲームを無限にしてみたい。
7.バスケットでスリーポイントやダンクシュートを決めてみたい。
8.サイコロで世界中を旅行したい。
ギミックをたくさん作ったので、ぜひこのワールドでぼくたちひとりひとりの「Well-being」を楽しんでほしいです。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
ぼくたちは、まず「Well-being」をインターネットや図書館で調べました。
「Well-being」は比較的新しい言葉のようで、図書館にはあまり情報はありませんでした。
しかし、インターネット調べる中で、主観的「Well-being」という考え方を学びました。
これは、一人ひとりが自分自身で感じる認識や感覚によって見えてくる主観的な幸せのことを指します。
そこで、SDGsの目標が達成された後の未来を想像して、それぞれが自分で幸せと感じることを出し合うことにしました。
どのようなことを調べたか
プログラミングでは、楕円形の土台に作るため、AIに楕円形の方程式を教えてもらい、それをプログラムに変換しました。
他にも、電車を走らせたり、巨大な建造物であるピラミッド、桃、人間、机、ルーター、バスケットコート、古墳、ゲームセンターなどをプログラミングしました。
「平方根」や「三角関数」にも挑戦しました。
コマンドブロックでは、電光掲示板、コウモリの羽ばたきや変身、桃を切ったりしました。
レッドストーンではバスケットのゴール演出や自動ダンク装置、駅の改札口を作りました。
アドオンでは、ドローンのプロペラを回転させたり、コウモリに変身したり、バスケットボールを作ったりしました。
最終的には、
プログラムの本数は20本以上、JavaScript換算で7,300行以上もプログラムを書いてしまいました。
コマンドブロック数は250個以上になりました。疲れました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
ぼくたちは、通ってる学校もバラバラでほとんど集まることができません。
そこで、一番最初にみんなであつまって「キックオフミーティング」を開きました。
キックオフでは、「ブレインストーミング」という手法でたくさんのアイデアを出し合い、その結果を「マインドマップ」でまとめました。
その結果、それぞれが自分だけの建築物を作ることに決めました。
なので、誰かのタスクが誰かのタスクに依存することがなくなったため、今回はあえて全体の作業スケジュールを作成するのを辞めました。
代わりに、自分が建築する領域を先に決めて、その領域内の建築物には触らないなどのルールを作り、作業を行いました。
今回は3回目の出場でもあり、メンバーが同じ場所に集まることはむずかしいので、あえて各メンバーの意思疎通を図らない方法を取ってみました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
今回の作品テーマである「Well-being」は、みんなが心地よい暮らしを送り、楽しさや安心感を感じ、「幸せ」に過ごすことです。
このテーマについて話し合った時に、みんなが「幸せ」と感じることを出し合ってみました。
すると、全員の幸せがそれぞれ全く違うことに気づきました。
ぼくたちは、SDGs目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」が達成された未来を想像しました。
その未来では、世界中の人々がインターネットにアクセスできるようになり、
メタバース空間上では、性別、年齢、国籍、人種、貧富の差、ハンディキャップに関係なく、非日常を体験できるのではないかと考えました。
そこで、仮想空間「やつきたバース」にアクセスし、その中で自分の幸せを表現することを作品のコンセプトにしました。
これによって、「現実世界」では実現不可能な「幸せ」を、自由に表現できるようになりました。