応募作品-2022年-
チームの特徴
名護市立小中一貫校屋我地ひるぎ学園の放課後の活動クラブです。 楽しいです。
チームメンバー
4名
作品の中で注目して
みてほしいところ
私たちの学校がある屋我地島(沖縄県名護市)は沖縄県海岸国定公園区域にあり、国指定の鳥獣保護区に指定されている自然豊かで、人と自然と沢山の生き物が共存している生物多様な島です。この島で2000年後も人々と動植物が共に生きていけるまちを作りました。屋我地島は自然が豊かですが、その一方で子ども達が遊べる場所や施設、商店が少なく不便でもあり、過疎化も問題なので、商店街や飲食店、居酒屋、アコウの木がある公園、講義場、図書館、資料館、コインランドリー、ゲームセンター、フットサル場、巨大マングローブの中にある角力島など、誰もがここに住みたくなり、子どもからお年寄りまで楽しく生活できるように作りました。島の中心のガジュマルの木をはじめ、リュウキュウマツ・ホルトノキ・マングローブ・アダン・オオハマボウ・モクマオウ・モモタマナなどの木々に囲まれた私たちの理想の家や施設を見てほしいです。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
陸の豊かさ。屋我地島にはベニアジサシやエリグロアジサシ、ヘラサギ、サシバ、シロハラクイナなど一年を通して100種類を超える野鳥が観察されます。これらの野鳥や生き物と共存できるように島にある木で森や林を作り、アジサシが繁殖するための岩礁や豊かな森から流れる滝、池も作りました。移動は馬車にし、町中にゴミ箱を設置し、ごみを入れると地下の処理施設に移動するようにしました。海の豊かさ。干潟に暮らすミナミコメツキガニなどの生き物や貝類、サンゴを守るために、サトウキビ畑などの赤土の流失を防ぐベチバーのグリーンベルトを作りました。生活排水は地下処理場できれいな水に戻します。海岸はサンゴや魚、ジュゴンの海、ウミガメの産卵のための浜と人々の浜とに分け、人々の浜には昔ながらの入浜式塩田を作りました。海の豊かさを守るためには陸の豊かさを守ることが大切と考え、森や林をたくさん作りました。
どのようなことを調べたか
SDGsや生物多様性について、マイクラカップや積水ハウスのホームページやそこで紹介されているYoutubeを見ました。
私たちの身の回りの生物多様性について知りたいと思い、屋我地島に生息している生き物、野鳥、干潟の生き物、ウミガメ、ジュゴンについて調べました。
また、それらの生き物たちを守るための取り組みについて、沖縄県海岸国定公園区域、鳥獣保護区、干潟、マングローブ林、赤土流失、グリーンベルトなどをインターネットや学校の図書室の本で調べました。
屋我地島の植生図でリュウキュウマツ林・ホルトノキ低地林、マングローブ林、海岸林(アダン林・オオハマボウ林・シャリンバイ風衝地林、モクハマオウ林)などがあることを知りました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
私たちkids biulderは今大会の作品を作るにあたってmakecodeを一切使用しなかった。近年、急速に機械化が進んでおり、自分の手でいちからすべて作り上げるという機会が減少していっている。そんな中、機械に頼らず、自分たちの手で作り上げることによって作品にかかる情熱がより多く、より深くなると考えたからである。プログラミングの範囲に入るのかはわからないが、レッドストーン回路、makecodeで再現できないもの【ごみの自動回収など】はコマンドを使って簡易的に再現した。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
Education版の準備に時間がかかったので、その間に各自がホームページを読んだり、Youtubeを見て、イメージを膨らまし、イラストが得意なメンバーがイメージ図を作成しました。全体のスケジュールは必要なタスクを上げ、担当を決めて、スプレッドシートでガントチャートを作成しメンバーで共有しました。初めに街をつくる島を決め、マイクラカップ初参戦のメンバーがいて、早く建築をしたかったので、まず、各自の自宅を作成し、それをもとに区画を区切って街にしていきました。陸と海の豊かさを守るための街をどう表現するか考える中で、自分たちの学校がある屋我地島には沢山の生き物がいて、生き物と人と自然がつながる島であることに気づき、屋我地島について、調べ、それをもとに建築を進めました。当初、予定していたスケジュール通りにはなかなかいかず、途中何度もスケジュールの調整をしながら、制作を行いました。