応募作品-2024年-
チームの特徴
小学生から高校生の複合7名の参加で 4年生をリーダーに長門市内の小学校4年生3名と、5年生3名、高校生1名で、作成しました。 みんな長門が大好きなチームです。
チームメンバー
7名
作品の中で注目して
みてほしいところ
みんなで話しながら「暮らしやすい仙崎地区」を作った。建物は外見だけではなく内装にもこだわった。高齢者や小さい子にも安全なように自動ドアをゆっくり動かした。ここに住んでいる人も旅行者にも暮らしやすいことを目指し、まちの案内人として「さかじい(坂本さん)」に案内してもらえるようにした。実際の仙崎地区をフィールドワークして、未来に残したい建物を作った。駅、個人のお店のコメラザ、SNOWDROPCOFFEEなど。リアルな内装にこだわった。 実際にはないけど、飛行場、野球場や温泉をつくった。空港は大きくして、飛行機がとぶ感じが出るように工夫した。鶏の形の建物の中ではロボットやAIが人と協力している環境にした。野球場は球場と席のバランスを考えた。投手練習スペースではボールがまっすぐ飛ぶように工夫した。グランピング施設ではテントの形を地域の特徴のくじらやふぐ、鶏にするなど、見た目もこだわった。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
まず言葉について調べた。みんなでWell-beingや未来の「幸せなまち」を話し、家族やまわりの方にも質問した。 ・実際にある建物を見学し、撮影した。住んでいる方に「幸せ」や「町にあったら幸せだなと思うもの」などをインタビューした。GoogleMAPで建物の配置を確認し、蒲鉾工場内で蒲鉾をつくる作業の音や見た目をワールド内に表現したかったので、統合版で使用できるパーティクルIDやプレイサウンドの効果音や射的のコマンドの効果の種類などを調べた。・実際にない建物や乗り物などは教科書や資料集、ネットで調べた。欲しいアイテムを探すためマイクラ統合版giveコマンドで使うコマンドIDを調べた。 ・福岡県のスペースLABOや福岡科学館に行って自然現象や飛行機の飛び立つ時の風の抵抗や距離などを調べた。電気は、ペルチェ電子とペロブスカイト太陽電池について教えてもらい、ネットで調べた。
どのようなことを調べたか
実際の仙崎をマイクラのワールドに落とし込むのに、今までのcppではpngの生成が難しく、一度も使ったことがないpythonでプログラミングすることに挑戦した。まず国土地理院の基盤地図情報(DEM)から地形データを.xml形式で取得。その後QGISを利用してそのxmlファイルをtiffに変換,そのファイルをpngに変換しworldpainterを利用し落とし込みが可能になった。xmlからtiffへの変換はQGIS外部ツールを使い、tiffファイルを地形の高低差を表すpngデータへの変換は自分で作成したプログラムで行った。 ワールド内部ではコードビルダーやコマンドの効果的利用によって単純作業の効率化を図った。メイクコードを使用し、建物や整地に使用。コマンドで成長速度を上げていたため、建物を作成する際に近くの草を消すなどに使用した。空飛ぶ車を作成したかったが、難しく空飛ぶ豚に変更した。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
学年や学校の違うメンバーで集まっているので、一緒に博物館の見学やまちのフィールドワークに行き、撮影するなど、同じ体験をしてイメージを合わせた。 夏休みの中で活動できる時間を確認し、いつまでに何をしたらよいのか話した。みんながそろう時間の方が少ないので、やったことをメモで残すようにした。
◎「みんなで意見を出し合」い、みんなで分担して作る
◎リーダー、内装担当、外装担当など得意分野に合わせて役割を分ける
◎方眼紙に設計図を描き、どのくらいの大きさにすると町全体のバランスがとれるのかを話してから建物をつくる
作成は8月20日までと決め、21日からみんなで動画を作るべく、コマ割を習い、カメラマン、エキストラ、演出、監督に分かれて作成に取り組んだ。8月26日、最後にして初めて、すべてのメンバーが集まり、ワールドが想像通りにできているのか確認した。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
テーマを考える中で、私たちが暮らす長門(の中でも仙崎地区)をもっと楽しく幸せにする“まち”を表現した。 仙崎を歩いて出会った人に「◎◎さんにとって幸せって何か?」「住みたい町には何があるといいか?」など聞いて、どんな町が良いか考えた。 大人も子どもも楽しめるように、自分たちの好きな野球場を作った。 農家になる若い人が減っていると聞いたので、子どもでも気軽に農業体験をしたり、重機(農機具含む)を動かしたりできる重機テーマパークを作った。魚と野菜を育てられる家を作った。ほかに、例えば腰が痛い人でも働きやすいように、働く場所にロボットやAIを設置して、一緒に働けるようにした。海の水を塩と真水にわけられる装置を作り、海洋プラスチックを自動で回収する船を自動で動かすなどして、きれいな自然を残し楽しめるようにした。 話を聞いたいろんな人が楽しめるまちで、自分が住みたいと思うまちができた。