応募作品-2022年-
チームの特徴
大阪府立水都国際中学高等学校のマインクラフト部
チームメンバー
27名
作品の中で注目して
みてほしいところ
海がテーマの島のジェットコースターです。水中を駆けるジェットコースターで、その島の魅力をたくさん知ることができます。普段は見ることのできない海の中も見ることができます。また、乗る人がワクワクするような仕掛けもたくさんあり、普通の世界では絶対味わえない、非日常的な体験ができます。海の中には、様々な水生生物が棲んでおり、この島の生態系を知るツールとしても優秀です。この島の素晴らしさに触れるために、ぜひ一度搭乗して頂きたい乗り物です。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
このワールドは浮島のワールドで、全部で5つの島があります。そして、その島の全ての住民が生物多様性を大切にしていて、自然と人間が共に助け合いながら生活しています。その手助けになっているのが、守り神である神獣です。神獣はそれぞれの島に一体ずつ居て、その島の特徴、特色にあった見た目をしています。この世界を古くから見守っていて、生物多様性を大切にするこの世界の住民たちを守ってくれています。私達は、生物多様性を壊してしまうこともある人間も、また生物多様性の中に含まれるべきだと思っています。しかし、人間が自然を気遣うのはとても難しいです。そこで、神獣という信仰の対象を作ることで、自然と生物多様性を気遣うきっかけが生まれるのではと思い、神獣を作りました。
どのようなことを調べたか
中央の島にある養蜂の施設です。調べたことは大きく分けて2つで、ハチの巣箱についてと、ハチが好む花についてです。ハチの巣箱についてですが、マインクラフトにある巣箱では1m×1m×1mしかありません。ハチの巣というのは大きくなりすぎると下に落ちてしまうということがあるらしいということを知識として知っていたので、その対策について調べました。単純に巣箱を大きくすれば良いようなので、ハチの巣が作りやすそうな形をしている焚き火を巣箱に使いました。
また、ハチが好む花についてですが、ハチが集まりやすい花と集まりにくい花があります。これは、花の持つ蜜の量や香りによって変わるようです。調べたところ、ヒマワリやキク科の花を好むようなので、養蜂施設の周囲にはハチが好む花を配置しています。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
浮島同士をつなぐ鉄道に非常にたくさんのレッドストーン回路とコマンドを使用しています。浮島の形状から、鉄道を作る際には出発点の駅→線路→到着点の駅の移動にそれぞれテレポートコマンドを使用しました。また、切符を買うための券売機に、エメラルドを入れると切符がドロップするレッドストーン回路を使用しました。この回路を応用して、同じ切符では他の路線に乗れないようにしたり、切符を入れるとトロッコが手に入ったりする回路を作りました。
また、砂漠やサバンナがテーマの島では、切符を入れると改札が開くシステムをコマンドを利用して作りました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
部活動での参加で、人数がかなり大規模なので、事前の計画の地盤が頑丈でないと成功しません。実は私達は去年のマインクラフトカップにも参加していたのですが、計画が曖昧だったので終盤に詰め込んでしまっていました。この反省を活かして、今年は最初の計画にかなり力を入れました。部員全員でアイデアミーティングをして、なんどもアイデアをブラッシュアップして今のワールドのアイデアができました。また、アイデアミーティングの際は個人でアイデアを出すのではなく、小グループを作ってアイデアを作ってもらうというのを意識しました。一人だとゼロからアイデアを出したり、出たアイデアを広げるというのは難しいですが、複数人でするとアイデアも広がりやすく、質の良いアイデアが出やすいからです。