応募作品-2022年-
チームの特徴
チームメンバー
4名
作品の中で注目して
みてほしいところ
私たちが住んでいる大阪府箕面市には、箕面山系の豊かな自然があります。観光名所でもある箕面大滝には遠くからたくさんの人が訪れます。また、2023年度末には北大阪急行線が延伸され、新しい駅を中心とした市街地もどんどん広がります。すでに自然と都市が共存しているわたしたちの箕面市をイメージしながら作品テーマに合わせてアレンジし、Minecraft上に再現しました。箕面の山にいるサル、イノシシ、シカ、魚などをスポーンさせて実際の箕面市の様子に近づけました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
作品のテーマである「生物多様性」をテーマに、実際に箕面市にある建物を再現しました。箕面大滝とそこにいたる滝道、その途中にある箕面昆虫館、川下にある住宅地と田んぼ。北大阪急行延伸後の箕面萱野駅を中心とした商業施設。それらの建物の周りや中に、動植物と共存している様子を表現しています。箕面昆虫館については、より身近に自然環境について考えるきっかけとなる「蜜源昆虫&蜜源植物」展示を見にいって、Minecraftで制作しました。食物連鎖はもちろん、蝶や蜂が「植物から蜜をもらう・植物の受粉を助ける」という共生関係が成り立っている環境を作り、生物多様性保全を紹介しています。
どのようなことを調べたか
まず、箕面市について調べてチームで共有しました。箕面市全体地図をみながらどこにどのような建物があり、どのような魅力があるかを話し合いました。箕面市のキーワードとして、「子育て・教育日本一」「明治の森箕面国定公園」「観光名所」「サル、イノシシ、シカ、クマ」「ホタルのみられる川がある」「たきのみちゆずる」「北大阪急行延伸」を整理し、作品のコンセプトづくりに生かしました。ネットで調べるだけではなく、実際に箕面大滝まで歩き、滝のところにあるお店を調べたり、植生の雰囲気を確認してきました。また、箕面昆虫館にも行って中の展示を参考に作品作りに生かしています。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
およそ1000x1000の広大なマップを箕面市に見立て、山地に箕面大滝と、そこから流れる箕面川、横を通る滝道を再現するためには、たくさんのブロックを削り、おいていく土木工事が必要でした。はじめは手作業でやっていましたが単純作業ですぐに嫌になってしまいました。そこで、小学生の参加者でも楽しく作業できるよう、MakeCodeでエージェントに働かせるようプログラミングをして使いました。二人で同時にエージェントを動かしてエージェントに徒競走させるなど使い方を工夫して楽しみながら制作できました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
はじめ、試しにみんなで好きなように作り始めてみましたが、何を作ってよいのか全く伝わらず、ぐちゃぐちゃになったのでワールドを作り直すことにしました。知らない場所を作るよりは自分たちがよく知っているところをテーマにしよう、と、箕面市を作ることに決めました。完全オンラインで作品作りをするために、作品テーマをもとにコンセプトを決め、みんなで箕面市について調べた内容を共有して、どこにどのような建物を作るかを決めました。その後、週末に時間を決めて、一緒にオンラインで作業しました。定期的にZoomで打ち合わせをして、それぞれ作ったものを共有しながら進めました。最後は時間が無くなってきたのでどこまで作るかを話し合いながら仕上げました。