応募作品-2022年-
チームの特徴
一人でフィールドワークしながらのエコワールド作り☆
チームメンバー
1名
作品の中で注目して
みてほしいところ
たくさんの場所にパーマカルチャーの要素を取り入れて、建物や畑、周辺環境を持続可能な生活スタイルにしてあります。
新しくいろいろなものを建設するのではなく、あえて自然のままの地形を生かしてシンプルな生活のできるワールドにしてあるところがこだわりです。
パーマカルチャーな暮らしには「遊び」も大切なので「木のブランコ」をつくりました。コマンドで実際に座っているように見えるようにしてあります。 遊んでいて虫にさされたら、「薬草ガーデン」で「どくだみ」を塗ってください。匂いは強烈ですが、一発でかゆいのが治っちゃいます。
持続可能な農業にはその土地に合ったいろいろな野菜・植物の「種」の保存が大事なので、とんがり帽子の屋根のデザインの「種バンク蔵」もみてほしいです。種バンク内のらせん階段は「ハーフブロック」で段差にしました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
【自然の地形を破壊しないようなデザイン】
・あえて整地をしないで自然の地形をいかして建物や畑を建築
・樹木や石、レンガを含めた自然素材の利用
・水を使わないコンポスト(バイオ)トイレ、生ごみ処理(地力の回復)
・太陽光発電の自家発電の屋根、お風呂
・小型水力発電と地下電線
【持続可能な自然農生活】
・種バンク蔵(土地に合った種を絶やさない、種の分かち合い、保存)
・曼荼羅ガーデン(耕さない、農薬を使わない、草や虫を取り除かない農園)
・養蜂場(ミツバチによる生態系の維持)
・キノコ森林(菌による堆肥の利用)
・季節の野草・植物や果実畑
・アースオーブンのキッチン
・雨水・地下水の利用(水を無駄にしない)
・虫に刺されたときの自然薬(どくだみなど)
どのようなことを調べたか
実際にした体験や聞いたことをもとに、わからないことはインターネットなどで調べました。
【パソコンで調べたもの】
・パーマカルチャーについて
・屋根のソーラーパネルの仕組み
・コンポスト(バイオ)トイレ
・小型水力発電
・大地の再生について
【実際に自分で見たり、作ったりの体験】
・アースオーブン作り(干しレンガから作成)
・アースオーブンでの食事作り
・無農薬野菜・有機米作り
・果実、山菜、きのこの収穫
・味噌・ジャムなどの加工品作り
・蛇イチゴ、ドクダミのかゆみ止め作り
・軽トラキャンパーモバイルハウス作り
・太陽光で動くロボット作り
・川に行ってダムを作ったり、粘土を使って水圧の実験
・陶器作り
・竹を使った箸作り、樹皮の食器作り
・実際の森の木を使ってブランコや滑り台、ターザンロープなどの自然の中の遊び場作り
・自然の染料(藍)を使った染物
プログラミングなどを、
どのように使ったか
〈コマンドを使いました〉
・リソースパックを自分で作成
・アースオーブンの「包丁」は「鉄の剣」のテクスチャを変更
・「ドクダミ」は「乾燥昆布」のテクスチャを変更
・トイレのトラップドアの穴を埋める
・室内オーブン :パーティクルコマンドで煙を再現して、レバーを引くとすぐに火がつく仕組み
・コンポストトイレ :setblockコマンドとデータ値を使ってレッドストーン信号を与えなくてもトラップドアを縦に設置できる仕組み
・薬草ガーデン :特定の場所に行くと名前付きアイテム(どくだみ)がゲットできる
・曼荼羅ガーデン :畑の上でジャンプしても土ブロックにならない
・ブランコ :透明の豚に乗ってブランコに座っているように見せる仕組み
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
計画はあえて立てませんでした。
パーマカルチャーは自然に合わせた暮らしで、計画通りに行かないからです。
そこが一番難しかったですが、山や川、森での作業で、実際に見て考えが思い付いた時に制作を進めました。
森の中にいると、雨のにおいや風の音、鳥の鳴き声、火の熱さなどを感じます。ここで自然に過ごした時にリラックスできました。
そういう状態が皆に広がれば、植物の命も、動物の命も、人間の命も大切にできる社会になるのではと考えました。
もうこれ以上プラスチックを生産しない、必要以上に物を買わない、使えるものは再利用する。自然のものは自然にかえす仕組みにする。
皆がそういう生活を送れば地球上の「ごみ」と「ムダ」が減ります。プラスチックはどんなにマイクロチップになっても自然にはかえりません。パーマカルチャーの考え方の良いところは、一人一人が日々の生活の中で工夫すればできることです。