応募作品-2022年-
チームの特徴
森の仔じゆうがっこうからの参加
チームメンバー
9名
作品の中で注目して
みてほしいところ
作品の中で最も注目してみてほしいところは「ゴミ収集船」です。「海の豊かさを守ろう」というSDGsの目標について調べた時、海には沢山ゴミがあることを知りました。その中でもプラスチックごみの多さが問題になっていることを知り、その解決案としてゴミ収集船を作りました。ゴミ収集船の船首の下にはゴミ回収口があり、海を進むだけで海面に浮かぶプラスチックのゴミを回収することができます。また、ゴミ回収クレーンも甲板に設置してあるので、ゴミ回収口では回収できない大きなゴミも回収することができます。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
作品テーマは色々な方法で表現しました。例えば街づくりでは、自然や生き物と「街」の融合を目指しています。まず初めに、海や川、山や森がある自然豊かな場所を探し、その自然を破壊しないように街を作ることで、自然との共存を意識しながら街づくりを進めました。また街には牧場や動物園など、動物を一方的に捉える場所を作らないようにして、動物が自由に出入りしたり、生活できることを意識しています。さらに、木を奉る鳥居をつくったり、モーダルシフトの考えからトロッコ電車の線路をつくるなど、様々な取り組みをしました。
また、海を掃除するゴミ収集船や環境問題について考える博物館があったり、自然との関わりを感じるキャンプ場があったりと、様々な形で生き物や自然を大切にするテーマを表現しています。
どのようなことを調べたか
SDGsの目標と建築物について調べました。特にSDGsの目標の「海の豊かさを守ろう」について詳しく調べて、海の環境汚染を防ぐ取り組みや海の資源を守る取り組みがされていることを知りました。その中でも、環境汚染の問題に注目して、大量のプラスチックごみが海の環境を汚染していることが分かったので、ワールドの中で海のゴミ問題を解決できる取り組みを考えることにしました。そして、実際に行われている取り組みについて調べる中で、海のゴミを回収する活動があることを知り、そこからヒントを貰って、海のゴミを回収する船をつくることに決めました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
プログラミングについては、教育版マインクラフトで利用できるメイクコードを使って建築に挑戦しました。具体的には、今回の作品テーマに沿って、樫の木材や干し草の俵など自然の素材を使った建築物をチャットコマンドを入力するだけで建築できるコードを作りました。活動の中心が街づくりだったこともあり、作ったコードは街の空いたスペースを簡単な操作で家に変える時に役立ちました。一度コードが組めると建築にかかる時間が減るので、空いた時間を他の作業に割り当てることができました。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
まずは大会テーマに沿って作りたいワールドをイメージしながら、ワールドのタイトルについて考えました。タイトルを決めることで海や森を大切にするという方針も決まったので、その方針のもと、ワールドの大まかな設計図を作ってから場所を探し、設計図に沿って街を作るという計画を立てました。そして、実際に意見を出し合いながら計画通り進めて街の制作を始めました。
街の制作では、まずメンバーそれぞれが「生き物と人と自然がつながる家・まち」に沿って自由に建築をして、テーマに沿った街を形作ってから、SDGsの目標について取り組むという計画を立てました。そして、ある程度街ができあがったところで、ゴミ収集船をつくったり、街の自然をより豊かにして、最後に街全体を仕上げてワールドを完成させました。