応募作品-2023年-
チームの特徴
「CoderDojoNagato」からの参加です! 中学生と高校生のコラボで挑戦します。
チームメンバー
2名
作品の中で注目して
みてほしいところ
この作品の舞台である日置・油谷地区ではかつて、市場町として、栄えていました。
しかし、地方過疎化の波もここに来ており、今では、古市という名が残るのみで、平野には田畑とまばらに住宅街が広がる、閑静な街です。
もし、地方過疎化がなく、昔の栄えたままだったら、この土地はどうなっていただろうか。
そんな想像の元作った街です。
その舞台である日置・油谷地区を再現するために、マップ作製にも特にこだわっており、国土地理院のサイトから起伏図のデータを持って来て、マイクラのマップに落とし込むという作業をしたため、多少の改変はありますが、ほぼ、その地区の地形をマイクラ内で表現しています。
苦労した点は、ただマイクラ内で表現するだけではなく海底の起伏を自分で作ったり、森林を作ったり、新たに島を作ったりと、国土地理院からデータを持ってきて、落とし込むだけではできなかったことも手作業も交えて作った点です。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
モデルとなった街は昔は映画館もあり、商業施設も若者も多く、賑わっていました。
しかし、今では最寄りのファミリーマートまで42km、また、マック25kmの看板すら消え、7時51分の列車を逃せば12時50分くらいまで列車は来ない、そんな街です。
また、雇用も学校も減りつつあります。
その中で、どうしたらこの街が住み続けられ、私たちの世代がこの故郷を愛して住み続けられるかを考えました。
私たちの周りでは、雇用がないから出ていくそのような人も多くいます。そこで考えたのは、オフィス地区と学校です。超情報化社会と呼ばれるこの時代で、工場を建てるのではなく、時代に合わせたオフィス街で雇用をつくり、学校や交通インフラなどを整えました。
また、地震が少なく地盤も強いという良さを活かして高層ビルを建て、有効的な土地活用をしたり、南北を山に囲まれていることから洋上太陽光発電の設置をしました。
どのようなことを調べたか
まず、国土地理院のサイトから得た起伏図データをベースにワールドを作成しました。また、どのようにしてこの土地が生まれたのかjstageにある論文(https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/128/1/128_2022.0004/_article/-char/ja)を参考にしました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
商業施設にNPCを置き、買い物ができるようにするときにコマンドを用いたことや、橋を作成するとき、エージェントを使ってブロックを敷き詰めたことと、高層マンションにあるエレベーターをコマンドを使って作成した。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
6月9日に集合して、どんなワールドにするか、提出をゴールとしていつまでに何かをするのかの話し合いをしました。そこからベースとなるワールドを作成し、7月後半には完成させました。途中、学校の試験期間などもはさみながら、8月から本格的に建築物を作成。新興住宅地区・オフィス地区・郊外と3つに区画を分けて各自で分担しました。締め切り数日前に、メンバーみんなで集合する時間を設け、内容の確認や細かい調整を行い、それぞれの得意分野を生かして、動画撮影、文章作成を分担。全員がそろうことは難しかったが、ワールド内にメモを残すなどして、実現したい事の「やり方」を教えあうなどして、思い描いたワールドを作り切った。