応募作品-2023年-
チームの特徴
小学校5年生のクラスメイトと同級生のチームです。昨年以上にリアルでテクニカルな未来の工夫満点な札幌を作りました。世界中の人たちが訪れたくなるようなWell-Beingな仕掛けを楽しんでください。今年は昨年とメンバーを変えて参加します。
チームメンバー
4名
作品の中で注目して
みてほしいところ
注目してほしいところは、札幌の街を利用した循環型エネルギー都市の実現です。毎年札幌で除排雪した雪が豊平川の河川敷を始め、多くの雪捨て場に捨てられています。それを熱ブロックで溶かし、電力や農作物栽培に利用することを考えました。また、札幌のシンボルのテレビ塔など現在の建築物も無駄なくエネルギー資源として活用することにしました。また海水の利用についても考え、エネルギー都市の実現を目指しました。また貧困に苦しむ人たちが豊かに暮らしていける生活スペースも工夫して作りました。苦労した点は、締め切りがあり、なかなか共同作業の時間が取れなかった点です。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
SDGs7「エネルギーをみんなにそしてクリーン」にと、11「住み続けられるまちづくり」をテーマにしました。札幌の街の特徴である雪が多い土地であることや、自然が豊かなこと、高度な上下水道が整備されていること、街の中心が一カ所に集中している点に注目しました。熱ブロックで溶かした雪を使った水力発電設備やテレビ塔には太陽光パネル、家庭排水を利用した農作物栽培や温泉施設など発電循環型の街作りをしました。また石狩湾の海水をフッ素ナノチューブを利用し、真水に変え、水不足にも対応できるようにしました。
どのようなことを調べたか
8月4日に札幌ドームで行われた下水道展に行き、展示を見学しました。多くの下水道にかかわる日本中の会社が集まり、下水管や生活排水の利用などの最先端の技術が紹介されていました。中でも僕たちが一番注目したのは、横浜市環境創造局の下水道資源を活用したスマート農業実証実験です。栄養分を豊富に含んだ下水を利用した農業を見て未来に活かしていけると考えました。さらに札幌市水再生プラザで札幌市の水の再生を学んできました。また、東京大学などが進める海水を真水に変える新発見の動画に影響を受け、石狩湾の海水を真水に変え、水資源にし、半永久的に水不足を解消できる街作りを目指しました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
今回は、プログラミング初心者だったので、なかなか使いこなすことが難しくて、ほとんどの作業を手作業で行いました。ようやく後半でプログラミングの基礎がわかってきました。そこで、下水道資源を活用したスマート農業で、エイジェントに無限に土地を耕してもらい、作物の種をまかせる作業を行ってもらいました。水は栄養分のある水が下水から引き入れられ、作物ができたら再びエイジェントが種をまき、収穫できるという循環ができるようにしました。次回はもっとプログラミングを使ってワールドを作成したいです。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
札幌の街は、日本全国でも住みたい街NO.1に挙げられる住みやすい街です。将来地球温暖化が進み、ますます人口が増加することが考えられます。僕たちもこの街が大好きです。札幌の街の特徴を考え、エネルギー資源を活用した建築物づくりと街の設計を2人で分担して作りました。札幌市水再生プラザの模型を参考にしながら、上下水道の仕組みなどを理解し、川から流れてくる水や生活排水の流れに注目し、実際に実現可能なエネルギー資源の利用を考え、今ある街や農地、貧困に苦しむ人々の生活スペースなども考え、無理なく未来の私たちの生活に生かせる街の制作に取り組みました。