応募作品-2023年-
チームの特徴
とても仲良し2人組の6年生のグループです。
チームメンバー
2名
作品の中で注目して
みてほしいところ
そこで暮らす全ての人が、住めば住むほど、どんどんこのまちを好きになっていくような、理想的な近未来のまちを作りました。
まちなかには子どもからお年寄りまでみんなが楽しめる大型複合施設があり、ショッピングモール・フードコートやアトラクション施設など、様々な屋内施設が1か所にまとまっているため、天候にも左右されずに1日中楽しめ、また、空港へも電車で簡単に向かえるという、コンパクトシティにしました。
また、環境保護に積極的に取り組むまちとして、町のはずれには地熱発電と風力発電を設置。風力発電の大きな羽根にはソーラーパネルを張り付けることで、風力発電をしながら太陽光発電も行え、太陽光発電設備を山間部に大量設置することによる土砂崩れなどの危険性をなくしました。このほか、ごみを燃料にした未来の発電設備も考案し、住めば住むほどどんどんきれいになっていくまちにしました。
「作品テーマ」をワールド上で
どのように表現したか
SDGs開発目標7,11をベースに「誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会」を実現するため、まちなかの大型複合施設「ピオン」では、お年寄りでも楽に立ち寄れる1階部分にショッピングモールとフードコート、娯楽施設としてのパットゴルフ場を、また、2階には親子で1日中楽しめる巨大アスレチックを作り、いろんな年齢の人がずっと一緒に楽しめる施設にしました。観光客向けの施設として、空港から電車で簡単に行けるグランピング施設もあります。
また、近未来の発電施設として、まちなかで出たゴミが収集ステーションから郊外へ自動転送されて発電の燃料となる「ごみ発電施設」と、風力・太陽光の2つの発電を1台で同時に実現する「風力・太陽光 複合発電施設」の2つを考案しました。
なお、ごみ発電施設で発電した電気代については無料にすることで、住民が積極的にごみを集めたくなるような仕組みにしています。
どのようなことを調べたか
最近読んだ新聞で、全国の太陽光発電設備の2割が土砂災害の発生しやすい地域に作られていて、管理をちゃんとしていないと土砂崩れが発生してしまう、という記事を見ました。また、テレビでも、太陽光発電設備の近くの山が実際に土砂崩れになったというニュースを見たことがあります。大規模な太陽光発電には広い土地が必要なため、設置場所をちゃんと考えないと、場所によっては大きな災害を引き起こす可能性があると感じました。
一方、ごみ発電設備に関しては、お父さんから聞いた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」という映画に出てくる未来の自動車「デロリアン」や、それに関するネット記事などを参考にしました。
プログラミングなどを、
どのように使ったか
fillコマンドやMakeCodeの図形を使って、建物の壁や床、風力発電機の柱など、大きいものを作っていくことで、作業が楽になるようにしました。
また、エレベーター、自動ドアなどの建物設備や、アスレチック場にある動くアトラクション施設、空港へのアクセス列車などには、レッドストーン回路をたくさん使いました。
特に、大型複合施設内のエレベーターは(水流エレベーターではなく)ボタンを押すと箱状のエレベーターが自分の階にやって来て、実際に乗って上や下の階に移動することができます。
どのような計画をたてて
制作をすすめたか
まず、6月末に、自分たちが作りたいまちの大まかな構成や、作品作りにあたって調べないといけないこと、どの設備をどういう順番で、いつ頃までに作っていくか、などを話し合いました。
7月に入ってからは、3人で分担しながら、担当する設備を、期限までに順番に作っていくことにしました。
途中、少し完成が遅れてしまうものもありましたが、3人でよく確認し合い、助け合うことで、大きく遅れることのないようにし、最終的には、作りたいものは全て、無事に作ることができました。